RECORD
Eno.26 朔 初の記録
みかきもり えしのたくひの よるはもえ
──カバーストーリーとして架空の病を用いることもあるとしよう。
何故ならば、あまりに幼い子は協力者にはできまい。
何かよっぽどの事情があって、以外はね。
また親御さんへの説明も大変なことだった。
神秘を広める行為にもあたることだろうし。
そんな危険な場所絡みのことなんて、そんなそんな。
だから組織に所属し、協力者として裏世界をかけるものたちは、大抵高校生から大学以上の年齢のものが多く、ときたまに中学生がいるわけだった。
しかして裏世界は人間を選んではくれない。
迷い込む中には子供がいるわけだった。
迷い込んだ子供は夕暮れの世界を彷徨う。
その回数が増えていく。
まるで世界に飲まれるように。
そうして消えていく。
この国において一年、行方不明となる子どもがどれだけいるのだろうか?
そのうちの理由の一つを占めているのだ。
見つけた時には手遅れだって。
だから、子供にはカバーストーリーを用いる、こともある。
もちろん、それ以外の方法もあるがね。
そしてその中の一つが架空の病の診断を下すことだった。
成長途中で見られる、心身のバランスが崩れることによって起こる心の揺れ。
空想病と仮名を与えておこうか。
これの治療のためのカウンセリングとして、神秘管理局下の心療内科で診察をさせる。
神秘適性もその際に図ると言うわけだった。
その上でカウンセリングを行う。
特効薬はないとして、ただただ対話を続ける。
そして子供に対して“そんな空間はなく、きみの幻覚である”と話を信じ込ませるのだ。
洗脳と言えば聞こえが悪いが。
子供の心には常に注意を払っている。
ま、そう言う場合もあると言う話しだよ。
ただの雑談だ。
何故ならば、あまりに幼い子は協力者にはできまい。
何かよっぽどの事情があって、以外はね。
また親御さんへの説明も大変なことだった。
神秘を広める行為にもあたることだろうし。
そんな危険な場所絡みのことなんて、そんなそんな。
だから組織に所属し、協力者として裏世界をかけるものたちは、大抵高校生から大学以上の年齢のものが多く、ときたまに中学生がいるわけだった。
しかして裏世界は人間を選んではくれない。
迷い込む中には子供がいるわけだった。
迷い込んだ子供は夕暮れの世界を彷徨う。
その回数が増えていく。
まるで世界に飲まれるように。
そうして消えていく。
この国において一年、行方不明となる子どもがどれだけいるのだろうか?
そのうちの理由の一つを占めているのだ。
見つけた時には手遅れだって。
だから、子供にはカバーストーリーを用いる、こともある。
もちろん、それ以外の方法もあるがね。
そしてその中の一つが架空の病の診断を下すことだった。
成長途中で見られる、心身のバランスが崩れることによって起こる心の揺れ。
空想病と仮名を与えておこうか。
これの治療のためのカウンセリングとして、神秘管理局下の心療内科で診察をさせる。
神秘適性もその際に図ると言うわけだった。
その上でカウンセリングを行う。
特効薬はないとして、ただただ対話を続ける。
そして子供に対して“そんな空間はなく、きみの幻覚である”と話を信じ込ませるのだ。
洗脳と言えば聞こえが悪いが。
子供の心には常に注意を払っている。
ま、そう言う場合もあると言う話しだよ。
ただの雑談だ。