RECORD

Eno.683 姫川 織江の記録

垣間見えたもの

裏世界の神学研究院は、月と星がとても綺麗で居心地がいい。

だから、ちょっとだけ瞑想をしてみた。
瞑想を深めていくうちに、天使のような何かが見えてきた。

一体あれは何なんだろうと思って、意識をそちらに傾けたら、
そこで蚩尤に肩を揺すられて瞑想から帰ってきてしまった。

蚩尤。

私のメタフィジカで、愛の奴隷を自称しているおかしな人。人?
曰く、私をに会いたくてやってきたらしい。
迷荷の倉庫で死にかけた時に召喚されて、私を助けてくれたのだ。

その蚩尤曰く、あの天使のような何かは「まずいもの」らしい。
純粋に私を心配してくれてたみたいだし、お侍さんも頷いてたから、
とりあえずそれには触れないことにした。

でも、あの時感じた懐かしいような、怖いような、よく分からない感覚。
あれは一体、何だったんだろう。