RECORD

Eno.413 御田ニコの記録

チームに入るまで

こないだからあきらの様子が時々おかしかった。
恋愛のときとはまた違った様子。


めいめいからあきらが怖い目にあったと聞き、呼ばれた場所に行った。
めいめいとふるるの他にもふーみんと攻介、よるち、1年のイリアちゃんがいた。

なにがあったのか事情を聞くと
めいめいからは知らない人に因縁をつけられたらしいと
ふーみんからは幻聴が聞こえたらしいと

どういうことかよく分かんなかったけど
あきらの状態が第一だから一旦置いといた。

だけどことのほか深刻そうな雰囲気が漂っていた。
ほんとにそれだけ?という疑問を抱いた。
もしかして裏の世界が関わっているんじゃ?とも。


寮に帰ったあと、一回めいめいと別れて一人でコンビニに行った。
その間に情報収集。
と言っても訊けるのは一人だけだったけど。
同クラで唯一裏で会ったことのある識。
彼にあきらのことでなにか知らないかたずねると、
よっすーかよるちなら知ってそうという情報をくれた。


よるちに自分も向こうのことを知っていること
管理局の協力者であることを明かした。
そのうえであきらのことを訊くと
『あきらはいま怪物に命を狙われている』
ということ教えてくれた。

訳がわからなかった。パニクりそうだった。
心を落ち着かせ、私になにかできるかとよるちに訊いた。
すると、今対策を立ててるsurfグループがあると、そこに入れてもらった。

グループに入りメンバーをみると腑に落ちることもあった。
こないだあきらが寝落ちをするまで通話してくれてたよっすー
今日の現場にいた攻介とふーみん

管理局にも学生の協力者は少なくないし特に驚きはなかった。
動揺と心配の気持ちでマヒしていたせいかもしれないけど。
私に何ができるかわからないけれど
とりあえずあきらに異変があれば私もグループに報告することにした。



みんなが待つ寮室に戻ると突然あきらから頬にキスをされそうになった。
とっさに距離をとって回避した。
急すぎてびっくりした。
いや驚くよ!1年の時こんなことなかったって!

あきらは私にとって親友で今でもヒーロー。
正面からハグかキスなんてされたら泣く自信しかない
マジであぶない泣き顔は誰にも見せないポリシーなのに

早速異変として報告するか数分迷った。
しなかったけど……異変じゃないことを祈ろう