RECORD
Eno.427 大狼拾希の記録
0/4:鏡
何故その人を見た時、話した時、鏡みたいだなと感じたのだろうか。
・・・・・・。
黙々と一定のリズムで電子ドラムを打ち続ける。
視線を感じる。しかし必要以上に気にしない。
昔から…と言っても2年前からだが、見られていて気が散るといったことは何もなかった。
まあ、余りにもやり過ぎて人間離れしたことをしてしまうと、
それは管理局に怒られることになるから俺自身は周りを気にしておく必要はあるのだが。
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何がというわけでなのかはわからない。
けれど、彼の話し方…その考え方にはどこか不思議と親近感を感じると共に―――
酷く…自己嫌悪を感じた。
・・・・・・。
自室の洗面台の前に立つ。
鏡に映る自分の顔。眼鏡を外すとそこに映っている顔はいつもの自分の顔。
なのにどうして…お前はそんなに笑っているんだ?
笑顔の練習と言うにはあまりにもいびつな笑顔。
人前でこんな顔をしているのか?俺は。そんなことはない筈だ
その場を離れる。
自分の顔を直視していると、まるで何か…自分ではない何かに見えてくる。
だから普段はあまり見ないようにしているのだが…
あの日あの部屋で見た鏡。
そこに映っていたのも……やはりそれは俺じゃなく―――
・・・・・・。
黙々と一定のリズムで電子ドラムを打ち続ける。
視線を感じる。しかし必要以上に気にしない。
昔から…と言っても2年前からだが、見られていて気が散るといったことは何もなかった。
まあ、余りにもやり過ぎて人間離れしたことをしてしまうと、
それは管理局に怒られることになるから俺自身は周りを気にしておく必要はあるのだが。
というわけで 同じさ
何がというわけでなのかはわからない。
けれど、彼の話し方…その考え方にはどこか不思議と親近感を感じると共に―――
酷く…自己嫌悪を感じた。
・・・・・・。
自室の洗面台の前に立つ。
鏡に映る自分の顔。眼鏡を外すとそこに映っている顔はいつもの自分の顔。
なのにどうして…お前はそんなに笑っているんだ?
笑顔の練習と言うにはあまりにもいびつな笑顔。
人前でこんな顔をしているのか?俺は。そんなことはない筈だ
その場を離れる。
自分の顔を直視していると、まるで何か…自分ではない何かに見えてくる。
だから普段はあまり見ないようにしているのだが…
あの日あの部屋で見た鏡。
そこに映っていたのも……やはりそれは俺じゃなく―――