RECORD

Eno.270 猫の記録

子猫の記録21

おほしさまを、ずっとさがしていました。
おおきなまあるいおつきさまに、てをのばしました。

おねがいごとが、かなうように。
けれど、いつもおほしさまも、おつきさまも、とどかなかった。

そしたら、なんだか、とってもくるしくなって
なみだがたくさんでました。

おもいだしたこと。


かこは、こっとに、おねえちゃんに、ねがわれたそんざいではないこと。

つまり、かこはあのひとのねがいごとなんだって、わかったこと。

きがついたこと。

おねえちゃんに、なにかがついてること。
たぶんそれが、くろいねこか、ほかのねこなのだろうということ。

それが、わるいものなのなら。
かこは、おねえちゃんをまもりたい。
そうじゃないのなら、おはなしをききたいなって。

だってきっと、おねえちゃんのなにかがきになって、
そばにいるんだろうから。

さいきんのこと。
たくさんのひとのしあわせをねがうようになりました。
だから、かこは、そのおねがいごとが、かなうように
たくさんおほしさまをあつめたいとおもいます。

おほしさまは、おねがいごとをかなえてくれるから。
おつきさまは、おっきなおほしさまだから、
おつきさまがとれたらきっと、たくさんおねがいとどくかも。