RECORD
Eno.662 辰森 ユキの記録
ある日の日記6
少しずつ、身辺整理を始めている。
……と、以前書いたけれど、今しているのはそれとは似て非なる行為だ。
『身辺整理』というのはどこか、自分の痕跡を消していくような作業に思える。
不要なものを捨てて、身軽になって、跡を濁さぬ鳥になる。そんな感じ。
でも、今しているのは……
持っていけないものだけ置いて、持っていける限りを持って、ちょっと生活の軸足を変える。
引っ越しの準備。新しい生活への備え。
私が身辺整理の日記を書いた辺りの母は、とても浮かない顔をしていたっけ。
その時は、きっともう二度と会えない別れになるはずだったから……
けれど今回は……嬉しそう、と寂しそう……かな?
すぐ近くだから、いつでも会いに来られるから、と母を宥めるのも初めてだった。
後でちゃんと面と向かっていうけれど、ここにも書いておこう。
有難う、お母さん。大好きだよ!
……と、以前書いたけれど、今しているのはそれとは似て非なる行為だ。
『身辺整理』というのはどこか、自分の痕跡を消していくような作業に思える。
不要なものを捨てて、身軽になって、跡を濁さぬ鳥になる。そんな感じ。
でも、今しているのは……
持っていけないものだけ置いて、持っていける限りを持って、ちょっと生活の軸足を変える。
引っ越しの準備。新しい生活への備え。
私が身辺整理の日記を書いた辺りの母は、とても浮かない顔をしていたっけ。
その時は、きっともう二度と会えない別れになるはずだったから……
けれど今回は……嬉しそう、と寂しそう……かな?
すぐ近くだから、いつでも会いに来られるから、と母を宥めるのも初めてだった。
後でちゃんと面と向かっていうけれど、ここにも書いておこう。
有難う、お母さん。大好きだよ!