RECORD
Eno.32 不藤識の記録
record. 『青』
最近、身体の力が急に抜けることがある。
睡眠麻痺も増えたので、恐らくはナルコレプシーと呼ばれるものに近い症状だ。
ナルコレプシーは急に発症するケースもあるため、それ自体は不思議ではない。
とはいえ不憫なことになったものだと、自分でも思う。
最近は裏世界にいる時の痛みも増えてきた。
しょうもないミスの多さは元からだけど。
異常は日に日に増えていく。積もっていく。
それが、とても怖く感じる。
これは夢で、実際は病院のベッドで寝ているんじゃないかと錯覚する程に、今が苦しい。
もう慣れた痛みだというのに、日に日に不安が積もっていく。
――――――――――――
京介と一時的に入れ替わる提案をされた。
良いことだ。二人とも生き残れる可能性があるなら、それを試す方が絶対にいい。
俺たちが分離することも約束してくれた。
これで問題なく生きていられる。
その事実だけで、酷く安心する。
入れ替わりで魂がすり潰されようと、この先には確かな未来が待っているのだと思えると、幸福を感じるのだ。
睡眠麻痺も増えたので、恐らくはナルコレプシーと呼ばれるものに近い症状だ。
ナルコレプシーは急に発症するケースもあるため、それ自体は不思議ではない。
とはいえ不憫なことになったものだと、自分でも思う。
最近は裏世界にいる時の痛みも増えてきた。
しょうもないミスの多さは元からだけど。
異常は日に日に増えていく。積もっていく。
それが、とても怖く感じる。
これは夢で、実際は病院のベッドで寝ているんじゃないかと錯覚する程に、今が苦しい。
もう慣れた痛みだというのに、日に日に不安が積もっていく。
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京介と一時的に入れ替わる提案をされた。
良いことだ。二人とも生き残れる可能性があるなら、それを試す方が絶対にいい。
俺たちが分離することも約束してくれた。
これで問題なく生きていられる。
その事実だけで、酷く安心する。
入れ替わりで魂がすり潰されようと、この先には確かな未来が待っているのだと思えると、幸福を感じるのだ。