RECORD

Eno.344 本田健斗の記録

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死を退ける為にここに居たのに、死を齎していました。

もし実はそうで無かったとしても、わたくし神秘弾エナジーショットで倒れたのですから、淡い期待は持たないでおこうと思います。

だって必要だったのだから、被害を抑えなくてはならなかったから。

仕方ないんです。それに本当は今更でした。既にわたくしは敵性怪奇の屍を積み上げていたので。

……そしてそれでも明日のキャンプが楽しみなのです。強がりでもなく、本心から。

何も思わないわけではありませんが、どうやら存外手が血で染まっても明日をちゃんと迎えられるみたいなのです。

あの時はぎりぎり手を血で完全には染め上げずに済んだのですけどね……結局、戦う以上は何時かは未遂では済まなくなる時が来る運命だったのですね。