RECORD

Eno.205 穏岐 穏凪の記録

メモ書き15

私は他者の世界の物語の住人ではない。
愛する家族も、唯一の友人もどきも、それを越えることは未だないだろう。

それが私の思い込みだとしても、だ。

必要とされる場でお互い、都合の良い立ち回りをするだけ。

然し、そんなこの世の常人が、どうして他者と共に生きる事に足掻く彼等を嘲笑えようか。

彼等という物語の作品は、幸も不幸も、清濁問わず。
私というインクの染みが存在してはならないほどに尊いものである。


たまに家族からは、恋の話をされることはあるが…きっと縁遠いものなのだろう。

身近すぎる存在は、私の目指すものの邪魔になるだろうから。

成績はわざと満点を取らないようにし、就職には問題ないラインの点数で留めているような今が、自分には都合が良い。


このメモ書きもしばらく筆を置くことになるかもしれないな。

最近の騒動は小康状態に入った。

迷いこむ自体も未だ起こるが、かなり落ち着いたもの。

今の間は、軽い調査に充てるとしよう。