RECORD

Eno.392 悪喰 白の記録

神秘漏洩インシデント・392

当該インシデントは■■■■年■月■日(現日付から7年ほど前)、自費出版された『悪食信仰・安喰村の衰退』という題名の書籍が実在の神秘に関わるものである可能性があるという監視課の報告により、調査課による調査の対象になりました。
その調査の結果、監視課の懸念通り、書籍が実在の神秘存在、または神秘事象について正確に記されているものであることが裏付けられ、神秘漏洩インシデントとして神秘管理局に登録される事態となりました。
現在は書籍の作者である安喰宗次氏の身柄を確保、インタビューを行い、管理局が接触するまで、神秘という概念を知らず、自身の体験談として書籍を作っただけであることが確認されています。
事態の解決の為、安喰宗次氏の許可を取り、当該書籍の発売停止及び回収処分が行われました。現在は資料用として残した原本以外の当該書籍は全て処分されています。

安喰宗次氏はインタビューの後、管理局内で神秘についての講座を一通り受けた後、特別民間協力者として管理局に所属することになりました。

追記1
これまで特別民間協力者として活動していた安喰宗次氏の要望により、■■■■年■■月■日(現日付から5年ほど前)付けをもって、正式な職員として研究課に配属されることになりました。

追記2
■■■■年■月■日(現日付から3年ほど前)、アザーサイドコロニストからの報告により、自身を"悪食"と呼ぶ少年型の怪奇が現れたことが確認されました。当該怪奇は極めて友好的な態度を示しており、調査課の要望などにも抵抗の意思を持たず、引き受ける姿勢を見せています。
合意を得て行われたインタビューにおいて、この怪奇は当該書籍内にて記されていた神秘存在とほぼ同等の存在であると裏付けられました。