>>5745371
「まぁ私が知ってるのはそれくらい」
そんなこんなで運ばれてきたレインボークリームソーダに
うひょーと声を漏らす。混ざらないうちに写真をパシャパシャ。
「いただきまーす」
極力綺麗に食べようと慎重にストローで吸い、
上に乗ったアイスもスプーンで静かに掬う。
「えっと、それで、次はこっちの話。
今月中か来月頭くらいには地元に戻ろうかなって思ってます」
>>5745507
「教えてくれてサンキュ、少しスッキリしたわ」
此方もハムレタスサンドが届いたので
一つ手に取った、なんなら要る? と真ん中に皿を置いて。
取る取らないはご自由に。
「んで、久瀬のことは……はぁ?
それってあれか、神代達みたいに戻る予定があるわけでもなく
地元に戻ってそのまま? どしたの、急に」
>>5745661
いただきますとサンドイッチに手を伸ばし一つもらう。
もぐもぐ食べながら、言葉を続ける。
「うんと、うちのお爺ちゃん小さいけど模型屋やってて、
お盆に実家帰ったらどうもうちのお爺ちゃん身体壊しちゃってて、
そのままお店閉めそうな雰囲気だったから、継いでみようかなって」
特に重い話でもないので、あっさりと語る。
「それで引っ越しと転校します。
ここで経営の勉強しつつでもよかったんだけど、
私の体質的に都会はちょっとしんどくてね。
田舎の方が正直、気が楽だなってお盆に帰って思ったので」
>>5745862
「へぇ、模型屋。って、爺さん大丈夫かよ?」
身体を壊したと聞けば心配そうな声色を
一口食べてはもぐもぐと噛んで呑み込んで。
「なるほどな……それで転校ってわけか。
いなくなるっていうと寂しくなっちまうもんだな……
まあ、本人が決断したこと俺が止められるもんじゃないしな。
でもそれ、昨日言わなくてよかったのか?」
人は昨日の方が集まってただろう、
大事な話を他の人に言わなくてよかったのかな、と。



