RECORD
Eno.60 千夜 理央の記録
『ふたりと俺:1』5/9:2
北摩は、俺にとっては十分すぎる大都会だ。
山梨とて決して田舎ではないと思いたいがそれにしても街並みが違う。
上京して来たばかりの頃は駅と区域すらよく分からず、
右往左往してばかりだった俺に助け船を出してくれたのが
家族がこの地元に店を構える2人の女子学生だった。
これが縁となり、以後友人としての付き合いが増える。
最悪の寝起きの後でも美味い店の食パンは変わらず美味く。
「美味しいもの食べて休んでね」と人がよく労いにこの言葉を使うのも納得がいく。


なんて軽く考えてしまうがそうほいほいと何かがたんと送られることなどないだろう。
昨日の貴重な味体験を思い起こしながら、のんびりとコーヒーを口にする。
時間が過ぎれば、やがて悪い夢も消えていく。
心の底にこびりついてるものは消えずとも、表にはそうそう出ないであろう。
この北摩に来て2年。
2人の『出会い』が今も、俺の大事な支えとなっている。
山梨とて決して田舎ではないと思いたいがそれにしても街並みが違う。
上京して来たばかりの頃は駅と区域すらよく分からず、
右往左往してばかりだった俺に助け船を出してくれたのが
家族がこの地元に店を構える2人の女子学生だった。
これが縁となり、以後友人としての付き合いが増える。
最悪の寝起きの後でも美味い店の食パンは変わらず美味く。
「美味しいもの食べて休んでね」と人がよく労いにこの言葉を使うのも納得がいく。

「昨日頂いたビワ料理本当に美味かったな、つくしに頼んでよかった」

「また新鮮な何かが送られたら…みうも巻き込むか」
なんて軽く考えてしまうがそうほいほいと何かがたんと送られることなどないだろう。
昨日の貴重な味体験を思い起こしながら、のんびりとコーヒーを口にする。
時間が過ぎれば、やがて悪い夢も消えていく。
心の底にこびりついてるものは消えずとも、表にはそうそう出ないであろう。
この北摩に来て2年。
2人の『出会い』が今も、俺の大事な支えとなっている。