RECORD
Eno.896 百堂 巡の記録
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備忘録.語らるることには
■迷わし神/惑わし神
迷はし神、迷神。人を道に迷わせる神。
『宇治拾遺物語』『雨月物語』等に記述が見られ、後者においては"心の臆れたるときは必ず迷はし神のおそふものぞ(臆病になっているときは必ず迷わし神が襲うものだ)"とある。
また「迷ハシ神型狐化譚」と分類を為した書籍が在る程度には狐との縁が深い。
■道祖神?
・北摩にあったらしい
・神社ではないらしい
・信仰は残っていないらしい
・何かの催しで子供が鈴を納めたことがあるらしい
ほぼ未出
■センドウさん(地域伝承)
先導さん、山灯さん、千道さんなど。
子供に言いつけを守らせるための寓話としての側面が強い伝承。
「悪い子はセンドウさんが迎えに来るよ」=道に迷わせて家に帰れなくしてしまうよ、という語り口が基本。
反面、「良い子は迷子になってもセンドウさんが帰してくれる」とも語られていた。
犬の鳴き真似を嫌うとされるのは「狐化譚の影響」ないし「山中で迷った子供を見つけるために親たちがそう語った」と思われる。
未出あり
■センドウさん(ネットロア)
「悪い子を連れていく」という側面を強く押し出した怪談。
都市怪談として誇張されるにあたり「青にならない信号機」「鳴り止まない踏切」「立ち塞がる/道案内する不自然な道路標識」等の交通的な要素が追加され、語りの舞台も村落から都市へとリメイクされている。