RECORD

Eno.360 山田 流布音の記録

停滞

その後、もう数ヶ月は経ったか。
新たな不審死がある訳でもなく、真犯人が捕まる事もなく。事件の進展はない。

私が重要参考人として管理局の監視下に置かれた事で、下手に事件を起こせば私の無実が立つ状態だ。
当然向こうは私の行動を把握してるとして、こちらの動きを見て潜伏する事にしたのだろう。

良くも悪くも何もない。
あるとすれば、私が度々管理局から呼び出され、事件当日の事を細かく聞かれる程度。
あっちからしても、被害者が身内だったせいで簡単に済ませられないのだろう。全く気の毒な話だ。

今は三者三様、睨み合いの状態だ。
残念だが、今しばらく迷惑をかけてしまう。
まだ時間はかかりそうだ。