●種族: 半獣人(柴犬)
●職業: 退魔師
●出身世界: ヒノモト
近未来的な成長を遂げた現代日本によく似た世界、ヒノモト出身の少年。
時代の変化に取り残された古き良き神社、戌神神社の跡取り息子……というか、孫。
古くから存在する神々への信仰が失われていく一方で、
情報技術の発展に伴い、ネットワークを通じて広まり続ける"噂話"や"都市伝説"たちが力を持ち始めた時代。
現代に蘇った"逢魔ヶ時"を駆け抜け、怪異に襲われそうな人々を助けに駆けつけるヒーロー・少年退魔師——! とは仮の姿。
実際はどこにでもいる、新しもの好きな現代っ子。
母方の実家が神社であり、特別な霊力を持つ退魔の血を引いていること。
そして学校の友人が怪異に巻き込まれてしまったことをきっかけに、成り行きで退魔師として怪異と戦う羽目になってしまった。
研究者である父親の実験に協力し、次元の壁を超えて辿り着いた別の世界。
よく似た社会で未知の法則に従いながら、少年は今日も世界を駆ける。
はたして、今は遠く離れた故郷に帰ることはできるのだろうか。
戌ヶ追 朔也について
北摩世界とは似ているようで少し違う、「ヒノモト」と呼ばれる別世界出身の少年。
その血筋から、「霊力」と呼ばれる特殊な力を持つ。
半獣人の証である獣のような耳と尻尾は、最小限の変化の術を用いることでその存在を隠している。
獣人と言っても、特徴的な耳と尻尾以外は人間と同じ。
また朔也は人間と半獣人のハーフである。4分の1獣人。
現在はカレントコーポレーションCEOである流合 千景の提案を受け、
衣食住を提供してもらう代わりに「インターンシップ生」として組織の活動に貢献している。
普段眠そうにしているのは、ヒノモトにいた頃から行っている「夜のパトロール」を自主的に続けているため。
かつては夜遊びの言い訳でもあったが、今は助けられた恩を返すためにとそこそこ真面目に取り組んでいる。
●神秘「霊力」
「霊力」とはいわゆる生命エネルギーのこと。
ヒノモトに生きる者であれば誰もが持つ力ではあるものの、
人々が科学に傾倒し、超常的なモノ——神への信仰や妖への恐怖を忘れつつあることで、
概念としてのその存在は失われかけている。
朔也はこの霊力を用いて、退魔師としての術を行使することができる。
●自在刀「ムラマサ」
ヒノモトの技術の粋を集めて作られた、科学と神代より続く力が融合したオーパーツ。
見た目は鍔から下だけの刀身が存在しない刀。正式名称は「自在刀」。
開発者は朔也の父親。命名者は朔也。
朔也の父が息子の身を案じるあまり、「なんとか手助けが出来ないものか」と自身の立場を利用して開発した超兵器。
明らかな職権乱用なので、バレたらヤバい。
起動することで霊力をエネルギーに変換し、
そのエネルギーを持ち主の望んだ形状・材質へと変化させ、刀身として具現化できる武器。
霊力を自在に扱える者以外には使えないため、実質朔也専用の武器となっている。
エネルギーへの変換とは言うものの、やっていることは「霊力の垂れ流し」。
十分な検証が行われないまま作られた試作兵器であるため、
起動している間は持ち主の霊力を際限なく変換し、枯渇させてしまうという重大な欠陥が存在する。
長時間使用するとすぐにバテてしまうため、ムラマサを扱う朔也は「居合」のような戦法を好んでいる。
ムラマサの命名元は戌神神社の蔵に眠っていた古い文献から。
「かっけー名前だろ!」とは朔也の談。
●シーグラス
朔也が身につけているネックレス。
ガラスのように透いた、暗い青色の石。
絶海の世界「ジーランティス」から持ち帰ったものの一つ。
流れ着いた無人島で生活を共にし、絆を結んだ者たちとの思い出の証。
朔也の宝物であり、肌身離さず持ち歩いている。
●ヒノモト
近未来的な成長を遂げた、現代日本によく似た国。
いわゆるサイバーパンクな世界。
朔也の生まれ故郷でもある。
同世界内で最も技術力の発展した中心国かつ異世界への窓口でもあったため、
外世界の住人からはその世界を指して「ヒノモト」と呼ばれている。
国としては日本列島くらいの大きさ。領土の形状も日本列島とほぼ同じ。
首都は「ヤマト」。
更に詳細な設定
朔也が住んでいるのは、ヒノモトにいくつか存在する主要都市の一つ、「ムサシ」。
街頭のホログラム広告やきらびやかなネオンが目を引く、いわゆる眠らない町。
都市の外周部と内部に張り巡らされた路線では自動運転のモノレールが運行しており、
都市内の好きなところへと向かうことが出来る。
何故か奇跡的にその在り方が北摩テクノポリスと合致していたため、
朔也がこの世界に馴染むまで、そう時間は掛からなかった。
各主要都市の郊外には未だ自然が残っており、古き良きヒノモトの田園風景が広がっている。
また「ヤマト」を中心とするキナイ方面の都市は自然が残らないサイバー大都会といった様相だが、
朔也の暮らす「ムサシ」には都市内部にもいくらかの自然が残っている。
朔也の実家である「戌神神社」は、犬追山と呼ばれる小さな山の麓に存在する。
ヒノモトは近隣のいくつかの外世界と交流を持っており、
それらとは「ワープポイント」と呼ばれる独自の空間転移装置を用いることで行き来が可能となっている。
ワープポイントの利用には料金が不要で、
装置を起動させるための本人認証用パスポートさえ持っていれば、誰でも自由に利用できる。
ただし基本的にパスポートを取得できるのは成人のみ。
保護者同伴であれば、未成年の転移も許可されている。
「ワープポイント」の利用には移動元・移動先に相互に設置された装置が必須である関係から
既知の世界にしか転移することができないため、
朔也の父は制限なく世界の行き来を可能とする装置、「次元間ポータル」の研究に着手することとなった。
●北摩世界を訪れた経緯
ヒノモトの研究者である朔也の父親が開発・研究を進めている「次元間ポータル」と呼ばれる世界間移動技術の被験者。
ある日の怪異退治の最中、油断から『ジーランティス』と呼ばれる絶海の世界に転移してしまうが、
そこで見つけた「不思議な石」を持ち帰ったところ、技術力の関係で行き詰まっていた「次元間ポータル」の研究が急加速。
突貫かつ未だ不安定ではあるものの、試作品の開発に成功する。
当初は事故の可能性から人体を転移させる実験は見送られていたが、
次元転移の経験があった朔也が被検体として自ら志願。
父親の反対を押し切る形で実験への参加を承諾させ、
万全の準備をした上でポータルをくぐり抜けたところ、案の定事故が発生。
次元の壁を越えて完全な別次元であるこの世界に流れ着くこととなり、今に至る。
●キャラクター設定画



ENO.10





























