RECORD

Eno.402 猴嶺王の記録

第壱話:長者の笥①

【※eno.104のPCさんのチャットを引用させていただいています】


――神秘管理局、裏駐屯地


[北摩市国営公園][神秘管理局 裏北摩駐屯地]
猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 19:43:01 No.106788

駐屯地にツカツカと入って来た男が、
奥へ行く前に局員に止められて何か話している。

「約束は取り付けてある。六十年前の七月だ。
 尤も直接取り交わしたのは管理局おまえらじゃなかったかもしれねぇが」

局員
「あ~……では確認して来ますのでお待ちください」

局員は一旦奥へ引っ込み、
待たされた男はその辺に腰掛けて葉巻を吹かし始めた。

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[北摩市国営公園][神秘管理局 裏北摩駐屯地]
猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 19:49:47 No.106922

>>106788
「急げよ。期限に追われてんのは乃公オレじゃなくお前らだ。

 おい、そこの。茶」

別の局員
「えっ!? は、はあ。持って来ます……」

態度デカデカ。

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[北摩市国営公園][神秘管理局 裏北摩駐屯地]
猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 20:11:13 No.107453

>>106922
しばらくの後、最初に応対した局員が戻ってくる。
局員は男に何事かを説明する。

「ああ、それで合ってる。保管庫はあっちか?」

局員
「ちょ、部外者が無断では流石に……」

猴嶺王
「中まで入りやしねぇよ。ブツはお前が取ってくりゃ良い。
 早くしろ。貸したモンは期限までに改められなきゃならん。

 にしても管理局ってのは――コロニストもそうだが、
 やはり随分行儀が良いな」

ずかずか奥へ向かう男と、
それを済し崩し的に案内する局員。
両名の姿は人目のある場所からは消えていった。

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――裏駐屯地内、資料室


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モブ局員 [Eno.402] 2025-05-11 20:44:55 No.108395

「そこでお待ちくださいね!
 入ってくるのはNGですから! 正式には許可取ってないんで!」


これは資料か何かを探しに来たらしき局員。
小声で念を押しながら奥へ消えていく。

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猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 20:48:31 No.108503

>>108395
「良いからとっとと行け」

これは入口付近で待機を求められた部外者。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 20:48:03 No.108492

「?」
奥に消えていく職員さんを不思議そうに眺めた

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モブ局員 [Eno.402] 2025-05-11 20:50:14 No.108543

「失礼しまーす……!」

小声であいさつしながら通っていきました。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 20:51:57 No.108593

職員さんに、そして入り口近くの人にぺこりと会釈。

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猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 21:02:21 No.108904

会釈に気付いて片眉を上げ、
「気にするな、続けろ」とばかりに手で払う仕草をした。
愛想の良い人物というわけではないようだ。
局員の要求は聞き入れたのか、入り口付近から動く様子はない。

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  [Eno.402] 2025-05-11 21:04:10 No.108964

>>108543
しばらくして戻って来た局員は男に木箱を差し出す。
男は断りも入れずにその蓋を開けた。
中から出てきたのは盃一つのみ。
「合ってますか」と局員が問うと、男は頷いた。

猴嶺王
「お前らが受け取ったのがいつだか知らねぇが
 よく見つけられる場所に保管してたもんだ。

 これは今後も貸しておく・・・・・って事で良いんだな?」

局員
「はあ、返却って判断ができるような立場でもないので……。
 ていうか裏取りもまだなんですが、本当に持ち主なんですか?」

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猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 21:10:59 No.109179

>>108964
「持ち主以外に見えるのか?
 人間はどうも目も鼻も鈍くていけねぇよ」

男は手元に用意していた小さな紙切れを指先でなでつけた。

「次は半月だ。
 半月経つ前に次はお前がそれを螺千城へ持ってこい」

局員はしばらく「期限が短すぎる」「何で私が」といった抗議をしていたが、男がそれを全く聞き入れないのでやがて二人の会話は終わった。

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猴嶺王 [Eno.402] 2025-05-11 21:16:07 No.109333

>>109179
「お前が請け負うのが嫌なら他の奴に頼むこった。
 何、約束さえ蔑ろにしなきゃただ酒飲みを喜ばすだけの道具さ」

男は局員の恨みがましい目も意に介さず資料室を、
そしてこの駐屯地を出ていった。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 21:07:42 No.109076

「……」
やりとりを遠巻きに盗みた。
何を話してるのかまでは分からないかもしれないが。興味津々。

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  [Eno.402] 2025-05-11 21:17:50 No.109379

>>109076
場所柄ゆえに大きな声で話してはいなかったが、
それほど人目を憚っていた訳でもない。
大体の内容は聞こえたことだろう。

男が一度改めてから箱に戻した盃も
注視していれば十分に見えることができた。

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  [Eno.402] 2025-05-11 21:20:55 No.109477

>>109379
>>109076
「うう……アザコロめぇ……!
 こっちは右も左も分かんない新人だっての……!」


なんかしらんけど巻き込まれた半泣きの局員さんが
とぼとぼ去っていく姿も多分(注意してれば)見えました。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 21:26:11 No.109623

>>109477
「あっ」
去っていく職員さんを見れば、それを追いかけ
待って待って!!と慌ただしく出ていったかも

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モブ職員 [Eno.402] 2025-05-11 21:29:13 No.109725

>>109623
職員のスローなとぼとぼ歩きのおかげか、
殊の外すぐ近くで捉まえられた。

「あっ、さっきはどうも失礼しました……。
 何か御用ですか?」

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 21:33:34 No.109874

>>109725
「いえいえ、こちらこそ忙しいのに引き留めてしまって……」

引き留められた。よかった

「さっきのアレって何だったのかな〜?と思って……
 何か大変そうでしたけど……」

尋ねる声は心なしかイキイキしている。好奇心旺盛だ。

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モブ職員 [Eno.402] 2025-05-11 21:57:19 No.110611

>>109874
「あっ! さっきのって、“さっきの”ですよね!?
 聞いてくれますか~!?

 や、私もよく分からないんですけど、
 昔どっかの団体を摘発した時に
 神秘絡みの物品を回収したらしいんです。
 その中に盃が混ざっててぇ……
 そのまま管理局で長いこと保管してたそうなんです、その盃。

 そしたらそれの持ち主だって名乗る怪奇がさっき急に来て!

 “約束の期限が来たから盃を返すか延長するか選べ”とか
 “約束を破ったら問答無用で祟る”とか言ってきたんですよぉ!」

(続)

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  [Eno.402] 2025-05-11 21:58:56 No.110662

>>110611
>>109874
要は“契約の更新期限が知らない間に迫ってました”という話らしい。
契約相手が怪奇であるため一段厄介な話になっているが。

恐らく盃の「貸出契約」を取り交わしたのは、
その過去に摘発された団体なのだろう。
管理局は、回収した盃と共にそれにまつわる契約まで
知らぬ間に引き継いでしまっていたようだ。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 22:10:56 No.111091

>>110662
>>110611
「なるほど、契約……」

話をきいたのち、ふむ、と考えるような仕草

「その持ち主……さっきの怪奇の方の身元とかは分かったりしないんですか?」
「見た感じ敵対する怪奇って感じでもなさそうでしたし、アザーサイドコロニストに連絡してみるとか……いえ、勿論対応は上の方が決めることとは思いますが……」

それはそれとして祟るぞは脅しとして大分怖いかもしれない

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モブ職員 [Eno.402] 2025-05-11 22:26:08 No.111652

>>111091
「あ、身元は一応聞きました!
 普段は“螺千城ラゼンジョウ”ってとこに居るとか。
 場所は北部の湖近くだったかな……。
 でもあそこ怪奇だらけって聞くから
 個人的には行きたくありません。絶対。

 あと“コロニストを通す暇があったら直接来た方が身の為だ”
 とかも言ってました。さっきの怪奇が」

一々言葉選びがコワイ。

「…………」

職員は何やら物言いたげにあなたをチラチラと窺っている。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-11 22:44:45 No.112264

>>111652
「螺千城」「そんなところがあるんだ……」
「なるほどなるほど……」

チラチラ見られているな……

「…………あの」
「……もしよろしければ、調査も兼ねて
 俺が持っていきましょうか?あの盃……」
「勿論、管理局の許可が下りればですけど……」

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モブ職員 [Eno.402] 2025-05-11 22:59:41 No.112695

>>112264
「え!? いいんですか!?
 いやあそんな! 申し訳ない!」


すごくうれしそう!
「そんな」とか「かたじけない」とか色々言いながら
もう盃の入った箱をあなたに手渡そうとしている。

「やって頂けるんでしたら、
 許可取りとか色々面倒なことはこっちでやっておきますよ!」

一番面倒な部分を押し付けるのだから当然ではある。

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ウツロギ [Eno.104] 2025-05-12 01:00:18 No.114993

>>112695
「ああ〜元気になられて……」

盃を受け取った。今受け取ったら一晩預かる形になってしまうがいいんだろうか。いいか……
ダメだったら後から取りに行ったこととします。

「分かりました、では明日の午後にでも向かわせていただきますね……」
「上の方にはよろしくお願いします……」

そう言って、今日のところは帰ろうとするだろう。
自分が興味で首を突っ込んだことだ。最後まできちんと責任を持ちましょう。

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モブ職員 [Eno.402] 2025-05-12 01:26:13 No.115263

>>114993
「大丈夫大丈夫! よろしくお願いしますよ!」

一刻も早く渡したい様子。
まあ本当にダメなものならここまで気軽には渡さないだろう。
今回持ち主が来たことで問題が浮上したものの、
モノ自体は厳重管理の対象にならない程度の品なのかもしれない。

翌日早朝、あなたは彼女から
“盃を持ち主に返却する許可が下りたので、
 予定通り螺千城へ行ったらそのまま盃を返してきてほしい”
という連絡を受ける。
それとともに、盃の持ち主の名前や素性が分かる限りで記された
参考資料が送られてくるだろう。

持ち主の名は猴嶺王コウレイオウ
岩手県久陽山に伝承の残る怪奇である。

【螺千城エリア内で聞き込み的なRPをしていただければ見つけ次第反応します】

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