RECORD

Eno.58 眞上 縫斗の記録

交わる点、藍眸と紅刃(1)

 

- 束都大学、学連ラウンジにて -


[西部学生区][学連ラウンジ]
告下 [Eno.93] 2025-05-07 10:11:49 No.3800

「……今更ながらガミさんよ」

社会人らしい二人組。
ラウンジ隅のソファーに腰掛け、行き交う人々を眺めている。

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[西部学生区][学連ラウンジ]
眞上 [Eno.58] 2025-05-07 10:12:22 No.3807

>>3800
「ん」

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[西部学生区][学連ラウンジ]
告下 [Eno.93] 2025-05-07 10:13:56 No.3825

>>3807
「俺ら大分場違いじゃねぇ…?」

一応ひと月は過ごしてみましたけども。

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[西部学生区][学連ラウンジ]
眞上 [Eno.58] 2025-05-07 10:17:03 No.3863

>>3825
「そうだな。慣れたか?」

今更なことですね。そんなに気になりますか?

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[西部学生区][学連ラウンジ]
告下 [Eno.93] 2025-05-07 10:20:26 No.3896

>>3863
「慣れるか!! 煙草吸ってくるわ」

居心地悪そうに立ち上がり、そのまま足早にラウンジを後にしていった。

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[西部学生区][学連ラウンジ]
眞上 [Eno.58] 2025-05-07 10:23:33 No.3931

>>3896
「ああ」

頷いて見送った後、程々に彼も喫煙所へ向かう。
そして理不尽に怒られたのだった。然もありなん。

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「……」


遠くなる背中を見送って。目を閉じ、思考する。
彼には、気を許されている方だと思っている。
己と彼とは、運命において何かが掛け違った似た者同士で。

彼は、不要な孤独の中に身を置いていると思う。
呪われているわけでなければ、何かに憑かれているわけでもない。己と違って。

彼が人と深い付き合いをしない理由として挙げる、
気性の荒さやら、コミュニケーション能力の欠如なんかは、個性の範囲内だ。

──お前はひとりを寂しがっているのだから、誰かと居られるようになった方がいい。

そう思うと素直に言っても、きっと話がこじれて、上手には伝わらないから。
だから、迂遠な手伝いを今日もしているんだ。