RECORD
第壱話:長者の笥② と、間話②
――アザーサイドコロニスト拠点、屋上
「で、どうだった? 様子は」
土面の問いに、相手は「ああ」と頷きながら葉巻に火を点けた。
#ソロール
>>114212
「一つ目の用事は済ませた。
もう一つはまだ様子見段階ってとこだ。
少なくとも正面から頼んで開けてもらうって訳には
いかねぇ空気だったぜ」
土面
「ま、そりゃそうだ」
>>114262
「で、次の期限はいつなんだ?
流石に前みてぇに六十年もほったらかすような約束は……」
猴嶺王
「半月だ」
土面
「そうか半年か。まあ管理局相手ならそれが妥当……
……」
土面は猴嶺王の表情をじっと窺った。
土面
「おい……」
>>114358
「半月だ。何度も言わすんじゃねぇ」
土面
「いや短ぇなオイ! 半月ごとに管理局に顔出す気か?」
猴嶺王
「まさかよ。
約束を改める日にはテメェで持って来いと言っておいた」
>>114423
「そりゃまた無茶言ったなァ。
あちらさんも忙しいだろうに。
ま、分かっててその場で返さねぇんだから
同情するこっちゃねぇが……。
何であいつら使いもしねぇ神秘物を
やたらに貯め込みたがるんだろうな?」
猴嶺王
「知らねぇな、犬コロが小屋にガラクタ隠す理由なんざ。
まあいずれ面倒がって使者を寄越すだろ。
螺千城のことは教えといたしな」
土面
「お前すぐそうやって本拠地の情報バラすよな」
>>114642
「いらねぇ手間を省いてるだけだ。小うるせぇこと言うんじゃねぇ。
それより、なあおい幽明街に良いモンがあるって噂を聞いた。
一っ走り遣いを送ってくれや」
土面
「またかい。今度ァ何を買えば良いんだ」
猴嶺王
「“湯玉”だよ、“湯玉”。
どうやら今回は草津の湯って触れ込みらしい」
土面
「アンタほんとに好きだなそれ……」
そこから話題は他愛ない内容へと移り、
猴嶺王とその手下の男はどちらからともなく
屋上を後にしていった。
――螺千城、死骸地
「ここが螺千城……」
スーツに能面を被った奇妙な出で立ちの男が往来に紛れて街を見回した。
妙な雰囲気を纏い、しかし注意してよくよく見れば人間と分かる。
男は両手で抱えた木箱を落とさぬよう抱えながら、何かを探すように暫く徘徊している。
(中略)
「あすこの能面に洋装の奴、余所者か?」
他の住民
「ああねえ、なにか用事で来たみたいよ。
猴嶺王がどうとか聞こえたけど」
住民
「ははあ、なら案内でもした方が良いかもしれないな」
※とっかかりのレスを置いておきますが、お話が一区切りしてからで大丈夫です >eno104さん
>>126282
「お邪魔しております。
猴嶺王さんに盃をお返ししに、表世界から参りました」
「お取次ぎをお願いできますか?」
訳知りの風に聞こえてきた声の方へ歩み寄れば、会釈をして尋ねるだろう。
ご対応ありがとうございます!
>>126590
「取り次ぐと言うか、まあ居る所に案内することは出来る。
ちょっと歩くことになるから覚悟してな」
そう言って少年(くらいの体格に見える)の怪奇は
先導して歩き出した。
■移動先
→https://wdrb.work/otherside/area.php?list=8&p_id=MWJiNmQ5NDA5ZGIw
※先にこちらで親レスを立てます
>>127047
「ありがとうございます」
「大丈夫です。よろしくお願いします」
歩き出した案内人に従って、そのままついて行くだろう。
【間話② 海間の買い物】
――裏ヤッホー横丁、幽明雑貨街
商品一山を両手に抱えて店から出てきた海間は
気怠そうに溜息をついた。
「ようやく次で最後か。
何だっけ? あの店の名前は毎回忘れる」
「“白出湯赤薬湯鉄輪之上人滾々”」
「それだったな。
全く何度聞いても頭に入ってこねぇよ。
センスが無いったら」
>>139172
「そう言うな海間。
物は確かで店構えは主人の趣味丸出し。結構なことじゃねぇか」
海間の後から暢気に店を出てきた長身の男。
その手にもやはりこの街で買ったばかりの品々が
積み上がっている。
視界をいくらか遮るほどの量だがどちらも重そうにはしていない。
そこは怪奇ゆえのなせる業か。
>>139361
「おれはもっと良い趣味見つけてほしいよ。
しかしボスよ、あんた結局毎回のように
お遣いについて来るんなら
端から自分で買いに来たらどうだ」
>>139375
「それが不思議なもんさ。
遣いを命ずる時にはこれっ許しも行きたいとは思わねぇ。
遣いが出て行って半刻も過ぎた頃合いに
およそ決まって足が疼いて追いかけちまう」









