■ Ino.22 無名の島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
3人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「ふぅ」
叫びました。
「どうか、お元気でお過ごしくださ~い!」
「ありがとうございましたぁぁあ!」
「零さ~~んッ」
「ありがとうございます。イリスさん」
「どうかお元気で!」
「……零さんにもお礼を言いたいなぁ……」
スッと取り出すメガホン。
「よいしょ。と」
自分がこの島にやってきた時に乗っていたドラム缶を持ち(背負い?)、少女は船に乗り込もうとする。
「お別れですねぇ……」
「イリスさんや零さんともお別れなのも、寂しさがあります」
「孤島で、ひとりで過ごすことにならなくて本当に嬉しかったです」
零さんの姿を探してきょろきょ~ろ。
零さんは先に乗ったのかもしれない。
元気に船の中を探検している姿を想像した。
ほんとうのところは、少女にもわからない。
「はい!間に合いました!」
せふせふ。
またやっぱり姿を探してきょろきょ~ろ。
イリスは船に乗り込みました。
船員が言うには、あと数時間で発つとのこと。
「この島ともお別れか」
荷物を軽く整理して、船へと乗りこんだ。
ふと微睡みから戻ると、明るく弾む声が耳に届いた。
そちらを向けば、エルさんの姿。
「よかった、間に合ったんだな」
零さんの姿が見えないが、先に乗り込んだのだろうか?
船員さんから話を聞いてふむふむ。
ふむふむ。そして安心。
ほっ。
「あ!」
砂浜で叫んだけど砂浜で姿を発見して少女は駆け寄りました。
「イリスさん!聞こえましたよ!船ですか?!」
「 わっ ふ ね だ 」
「船ぇぇえ?!」
>>63392
聞こえた気がした。
聞こえた気がしたんだ~~~。
「船!!」
「……ま、そんなすぐに集まるわけないわな」
船の人物に事情を話した後、
焚き火から狼煙を上げて砂浜に腰を下ろした。
「しばし待つとするかね」
船が来たぞ~~~
おぉ―――い
こちらに向かって手を振る人の姿があった。
このままこちらに助けに来てくれるのだろう。
「さて、二人はどこにいるかな……」
くるりと島の中心に向き直って、持っていたメガホンを構えた。
「おや……」
海の向こうに影が見えた。
少しずつ大きくなるそれは、やがてしっかりと船の姿を見せる。
「やれやれ、来てくれたか」
Eno.75:エルは真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……!
岩場で足を滑らせて、海にどぼん。
「あぁぁああぁ~~」
体が痛い。
Eno.75:エルは雨水を飲んだ。喉が潤っていく……!
Eno.75:エルはきのみを食べた。……すっぱい!
Eno.75:エルは野草を食べた。食べた気はあんまりしない。