Ino.74 無名の島
クリスマスカラーの、あれ。(誘い合わせ済シマ)
STATS
2人 / 人数
サバイバル / 難易度
スモール / 広さ
OVERVIEW
ジーランティスで今再び邂逅するらしい。
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「せっかくだからさっき拾ったら魚を焼いておこうかな。
今はお腹空いてるっていうよりはちょっと疲れてるくらいだけど、食料の確保は大事だもんね」
早速文明の力を使っていきます。
「向こうのゴツゴツしてる方も見てきた」
岩場のことです。
網も片手に引きずっている。
「あっちの方が、空き缶とか…金属が岩の間に溜まってるみたいだった。
見つけた分はとりあえず、風弥に渡せばいい?」
「火打ち石があるから火種はすぐ作れるんだけどね、ちゃんと消えないようにするにはまだあと一手間だね」
とはいえまだ体力はあるから差し迫った危機はないでしょう。
【PLもそろそろ就寝します】
「あ、斧なら作れると思う」
まさかヒーローを(中略)斧を作るための木を削るための道具になるとは思うまい。
「両手いっぱいに荷物抱えてさらに斧は、持ちにくいだろ。
あとで何か包める布は用意するよ」
「自分の殻で火口を作っておくことなら……なんとか……」
かつてはヒーローを志した男の異能も、
まさか火口のために木を削る日が来るとは思うまい。
【そろそろ寝ちゃうのでお互い睡眠時間大事に…!】
「森の方はいくつか大きい丸太とか見つけたけど流石に金属はなくてね。
流石にこの丸太を加工して船を作るにしても、ナイフだけじゃ厳しいなぁ……道具をまず用意しないと」
「うん、そうだね……ああ、有一くん、使えそうな金属材ないかな?
この拾った石で火を起こすのはできそうなんだけど、起こした火を消えないようにコンロみたいにしたくて」
「助かる」
「…なにか切りたい、とかあったら言ってくれ」
ポケットに、少し大ぶりの甲殻の破片が入っていた。
ハサミの部分にあたるようで、かなり鋭い。
太腿を切らなかったのは運が良かったかもしれない。
「ガラスの破片とかよりは、上手く切れる…
『自信』があるから」
「森の方を見てきたけど、飲み水に使えそうな綺麗な水はないね。
ろ過すれば飲めるかもしれないけど、ろ過するための道具を作らないと」
拾ったものを眺めつつ、まずはどうしようかと思案する。
「海水ならいくらでもあるから蒸留すれば飲み水は確保できそうだ。
となるとまずは火を起こさないとね」
「久しぶりの…『まともな』太陽の下だけど、
死にたくはないな」
ふう、と息を吐いた。
大体いつもの調子だが、異能が無いという事は、
これからいつも以上に笑わせたりできるかもしれない。
「じゃあ、使えそうなものは集めてみる。
俺がいたところ以外からも、色々流れ着いているみたい、だし」
「異能が使えない、か。
……言われてみれば、有一くんを見つけるまで気づかなかったな。
いつもなら異能ですぐ感じ取れたはずだし」
となると、自分の身体能力を強化する異能に頼ることもできないだろう。変身もまた同様。
「うーん……船でもつくる?
なんてやってる前に飢えとか脱水で死にそうだなぁ。
……今はどうにか生き延びるためにまずやれることから順にやろうか」
「なんとか出ていく方法は、考えなきゃいけないらしいな」
「……俺が泳いでいけないか、って思ったんだけど。
さっき、海水が鼻に入って『苦しかった』。
多分、この島で異能は使えない」
「海に流された……ってことなのかなぁ。
だけど、あの世界って海なんかあったかな……まあ、異世界に飛ばされるのは初めてじゃないからそういうものなのかもしれないけど」
波打ち際に寄って、水を手で掬う。
「どう見ても、海だねぇ。
……どこかに繋がってるのかな?
生憎ここには船も無さそうだけど」
海岸にボートなどが置かれているわけでもない。この島に取り残されているという状況だ。
「『妙』……なのか」
青い空、青い海。
長らく見ていなかったものだ。
「言われてみればそう、かも。
急にこんなところに…飛ばされた、いや」
「流された……?」


