■ Ino.4 いい島
体験版用の中くらいの島です。 想定人数:12人以下
STATS
13人 / 人数
体験版 / 難易度
ミディアム / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「まー世話んなったわね。
みんなありがと。たのしかったわ。
じゃあ……またね、『いい島』」
トゥエルブは船に乗り込みました。
「……」
ここから見える島の風景をあらためて見て、
ひとつ頷いて、笑顔を浮かべた。
ここにいた者達と、残るヤドカリさんと、
そしてこの島。
帰ってしまったら、会う事は無いだろうと思っているけれど。
再会を願うことは、間違いではないから。
子供はささやかな希望を胸に、島を離れるのだ。
「名残惜しい、というのもおかしいのですけれど……
皆さん優しくて、あたたかかったものですから。
……この狭い島での生活は、よい思い出になりました。
帰ってこの話をしたら、一族の皆は驚くでしょう。
我々の生きる場所を離れて生活するなんて、ありえない事ですから。
──さようなら、名もなき島。
いいえ、いまは"よい島"と呼びましょうか。
沢山の恵みを頂きました。最大限の感謝を。
石像、じゃまだったらよけておいてください……」
何度か振り返りながら、足下の砂を踏みしめて進む。
船のほうへと。
「ヤドカリさん~……
ヤドカリさんは、船には乗らないのですよね。
これからどうするんでしょう……
どうか、無事でいてくださいね。
僕たちはおともだちですから、元気でいてほしいのです。
もちろん、僕も元気でいますよ。
そのつもりです」
人々を眺めるヤドカリさんの傍に寄り、
大きな大きな貝殻に小さな手を置きながら、
そんなことを子供は言うのだった。
お友達認定のようです。
「あ!?
ぼんやりしてたらなんか船に乗るブームが来てます!」
次々船に乗り込んでいく人々を眺めている
サーティは船に乗り込みました。
まくりは船に乗り込みました。
ひらりは船に乗り込みました。
「あヨイショ↑」
*最後の晩餐
Eno.12:天峰ひらりは真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……!
Eno.12:天峰ひらりはとんそくを食べた!大ボリュームな肉塊が身も心も満たしていく……!!
(スッヤスヤである)
「僕はこの島と、この海を研究し、いつか自由に世界を行き来する術として確立しようと思っている。
今までの、ただ突拍子もないだけの研究を全て捨てて、な。
ここに来て、君や他の者らという"外界"を強く認識することができた。
あるかどうかわからないものを探すのは苦難が伴うが、一度"ある"と認識したのであれば、話は別だ。
この島を体験した、世界で唯一無二のこの天才博士だけがこの研究を全うできるだろう。
次の機会には、僕は大天才博士として、ユーディ君は大領主として、再会しようではないか。」
「ほう、いい顔をする。
素敵な領主、良いじゃないか。
ユーディ君であればなれるとも。この天才博士が保証しよう。
そんな君に信じてもらえる僕もまた、きっとこの先の研究を成し遂げられるだろう。」
「は?何よ急に…当たり前じゃない。
わたくしは人を導くために
超上等教育を受けているんだから。
…ふふん?もちろん…お前の勧めに留まらない
アカコウモリの枠を越えた素敵な領主になってやるわ。」
これは遠回しな非難をポジティブに受け取った素敵な頭の女。
人に交通事故を押し付けておいて、
大変満足げな顔でエールをお返ししています。
「――お前も、自分の信じる道を全霊で全うなさいよ。
わたくしもお前ならできるって信じていてあげるから。」
(領主であれば、自分で料理することもないだろう……。)
(……カッチカチだ。見事なまでに、炭化直前のような火入れ。
キムワイプのほうがまだ柔らかいまである。
そしてこの血液だ。
例えるなら、そうだな……。
"交通事故で血まみれになったタイヤに嚙みついた時"の感覚に近いだろうか。)
天才博士はなんとか飲み込み、一呼吸してから感想を述べた。
「……うむ。
ユーディ君……言われるまでもないだろうが、きみは領主を目指したまえよ。学者でもいいが。
それ以外の道に君は進むべきではない。僕はただそれを……願っている。」
Eno.159:天才博士は†ブラッド・チキン†を食べた!ジューシーな味わいで満たされる……!
「ふむ、見た目こそスプラッタ極まりないが……。
これも異文化交流の一環と思えば一興か。
他種族間の理解を深めるには、食文化からというのは基本中の基本だ。
頂こう。」
人間向けを意識し、配慮して作ってある†ブラッド・チキン†。
天才博士はコウモリ族の郷土料理かなんかだと勘違いした様子だが、とにかく食べてみることにした。
「木材の礼なのだから、そう気を遣うこともないのだがね。
だがしかし、せっかくだ。頂くとしよう――」
差し出された
めっっっちゃ火通して
カッッッッチカチに固くなってるし、
あっ血いけるんだと天啓を得た結果、
生き血を雑にダバダバかけて
ビッシャビシャに血が滴っている焼き鳥
を見て、思わずこの天才も言葉に詰まる。
(食に興味はないとは言ったが……。
何でもいいという意味ではないんだよなぁ……。)
→
「わたくしはまぁ、お勉強ね。
知りたいこと…いや、知るべきことが
ちょっと見えてきた、そんな気がしたから。」
なに賞だか知らないが、料理家目指せばいいのにとか思った。
お利口なので口には出さなかったが…
「正直、生きて帰れると思っていなかったから…
なんだか変な気分だわ、今。」