Ino.74 無名の島
クリスマスカラーの、あれ。(誘い合わせ済シマ)
STATS
2人 / 人数
サバイバル / 難易度
スモール / 広さ
OVERVIEW
ジーランティスで今再び邂逅するらしい。
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「また雨が降った時に、ドラム缶に水を溜めたらいっぱい採れるかも」
ちょっと動いている間に止んでしまった。
「じゃあ、大きな葉っぱで蒸留するやつと、ブルーシートで水を貯めるやつ…」
「ああ、だけどブルーシートも工夫すればコンテナにできそうだね……
ドラム缶はそのままでも水を運ぶのに使えるし……ビニールシートで作る方が良いのかな」
「そういえば少し前にドラム缶を拾ったんだった。
これで水をためておけるコンテナになるんじゃないかな?」
重たいのでとりあえず倉庫に置いておきます。
「水を弾く大きなものなら行ける訳か。
なら、あとで作ってみようか」
「それを貯めるための大きな入れ物も、別に欲しくなるけど」
「そうなんだよね……ドラム缶とかビニールシートは役立つ道具に加工できそうだけど、それだけでは水や食料はすぐには手に入らないからね。
だけどそうやって水を集める施設を作ったり、罠を置いておけば効率よく食料を確保して、そのぶん働く時間に回せるかもしれないな……」
「あ、大きい葉っぱを浜で拾ったけど、あれも使えそうだね。
ビニールシートは他にも使い道がありそうだから葉っぱを使う方がいいのかな」
「ああ、あれも蒸留の一つだね。
そうだな……穴を掘って…………ビニールシートがあればできるんだっけ。
本で見たことあるよ」
「いつも都合よくサメが打ち上がってるとは限らないしな」
この島、動くとお腹が結構空く。
「水の確保も、もう少し手間をかけずにやりたい。なんか、あれ。
太陽の光を集めて……水が溜まるってやつとか…」
「後は……やっぱり石の斧だと木を切るのは大変だから切れ味の良い刃をつけたくなってきたね。
刃物を拾ってたから、これを研げば使えるかなぁ」
「木の実や浜に打ち上げられてる魚だけじゃ食いつなげないと思ったから、森に罠を仕掛けてみたよ。
動物の肉が手に入ればだいぶお腹を満たせるだろうから。
うまくいくといいけど……」
「2人で沈むかもしれないシマに流れ着くなんて、悪夢なのかな。
……でも、俺は結構悪くないって思ってるんだよね」
目を閉じて、独り言のようにそんなことを呟いた。
……やがて寝入ったのか、規則正しい呼吸が聞こえてくるだろう。
「助けられてるのはこっちもだから、お互い様だよ」
風弥もまた寝転がって、雨音のする暗くなってきた外の景色を眺めた。
「こうやって2人で過ごすのも久しぶりだね。
状況のせいで、夢でも見てるんじゃないかって思っちゃうよ」
「これで思う存分、色んなものを探しに行ける」
「ふぁ」
「でも、俺もちょっと寝てから……」
荷物を一通り置くと、大の字になって寝転がる。
気がつくと雨が降っていた。
「風弥がいて良かった」
「俺はまた、助けられてる」


