■ Ino.101 ぜんじんみ島
きみら そうなんしとるんやで
STATS
2人 / 人数
サバイバル / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「いいなあは新感覚のリアクションすぎる。
残念ながら俺は外面以外まったくかわいくない赤ちゃんで……」
「へえ~!いいなあ~!かわいいんだろうなあ~!」
にこにこ。
「これにのっていきまーーーーーす!!!
島に物資がありまーーーーす!!!」
そして船に向かって同じくぶんぶん丸になった。伝わったかどうかは……
「エ!? ほんとだ船きてる。やっほ~!」
両腕ぶんぶん丸。
「ンン???
俺にも一応赤ん坊時代はありましたけど……ユウちゃんもしかして思ってた10倍ぐらいふしぎないきもの……?」
顎をさすって悩んでいた。
「あ!向こうに船が来てる!」
「おお〜い!」
「そんな感じかも?
これより小さかったことも大きかったこともないから、みんなを見てると不思議なきもち!」
「ザインは子供のとき、ある?」
「天涯孤独ってやつ〜?
物心ついた頃には旅してたみたいなアレですか。
そりゃサバイバル先生にもなるわね」
得心した様子。
「よかった〜!船から落ちるとたいへんだもん!」
「ん〜……どこか別のところでは普通なのかもしれないけど、ちょっと違うなって感じがするんだ!
小さいときにどうしてたのかとかも、なーんにも覚えてないし、誰も知らなくてさ〜」
「そうかも?
ま、違ってもうまくやりますから。
狭い船の上でガチバッティングの心配はいりませんよ」
「ユウちゃんのバイタリティは尋常ならざるな〜と常々思ってましたけど……あなたの基準でも人間離れしてる実感はあるんだ?」
「ンン……ごめん……こんな酸っぱいとは……」
噴き出すのは気合で踏みとどまった。
ゼエ…ゼエ…
キュ……になっている。
「ええ〜〜……?牙をむいてしまうの?」
「もしかしたら、微妙に人間と違うところのある私にならうまく発動しないかもしれな酸っっっっっ」
「酸っっっっっっっっっっっ」
場の雰囲気の緩さを保つため振る舞ったジュースが牙を剥く!!
Eno.510:ザインは船に乗りました。
Eno.510:ザインとEno.513:ユウはオレンジ色のジュースを飲ん酸っっっっっっっっっっっ
Eno.510:ザインは船を降りました。
「うん、まあ、本来そういう存在なんですよ。
このまま黙っといて脱出した途端に襲い掛かるのも若干オツかも〜とは思いましたけど、まあ……やめとくことにしたので今言いました」
「そうもいかないんですよ〜」
「……」
「この島では何故か大丈夫なんで今まで黙ってたんですけど、なんていうか俺って……体質的に人類と共存できないっていうか……つい滅ぼしちゃうっていうか……?」
「そうかも……あとはザインがお出かけするとか……」
「血の気が多いよ〜!仲良く暮らそうよ〜!」
「自由に伸縮できる前提の形状ですからね。
このままだとツメを持て余しがち」
爪同士をトングみたいにカチカチ……
「この島みたいってことは、うっかりどこかから誰かが流れてきたら楽しく暮らせちゃうかも?
俺に勝てたら世界の半分、いやまるごとお渡しもやぶさかではないですね」
「ちょっぴり不便なんだ?」
「場所はあるけどひとはない……お米はあるけどおむすびはないってことだね。
なんだかこの島みたい……」
「あるといえばあるけどないといえばない!
人類は滅んじゃったけど世界はある、ってヤツです。
慣れたらすみよいですよ、あんなとこでも」
「せいかい!
炊飯器以外で炊いたことなかったですけど……案外なんとかなるもんですね」
どちらかというとこの手で握る方が大変でした、と若干おぞましいデザインの手をぐっさぐっぱ。
おにぎりが黒くなったりはしていない。
「……ん?
もしかして、もう故郷ってないの?」
過去形だったのが気になった様子。