■ Ino.16 アーナエ島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
4人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
それから幾らか時間が経過し…
「んぅ……」
もそりと身悶えしていた顔が持ち上がる。
「お疲れだったのでしょうね」
「目を覚ますまでお待ちして差し上げましょう」
目覚ましを鳴らすのは勘弁しておいてやろう……
「寝てましたか……お疲れでしたもんね」
しばらくそっと寝かせてあげることにした
促されても返事はなく…
「………」
いつの間にやら、端で布に包まれ顔を伏せていた。
「一人でやりたかっtことですもんね」
それに関してはそれでも良いと
「ほら、アウリスさん?」
「結局、わたくしの方でデザインを決めてしまいましたので。
あとは……石碑も追加で建てたり、
色々予定にないことをした結果でして」
「役者、ですか?
なにか始めるのでしょうか……」
「石像……例のですの!?
呼んでくださればお手伝いしましたのに!」
「役者は揃ったというところでしょうか
おかえりなさい」
「遅くなってしまいましたが、ただいま戻りました。
砂浜に、石像を立ててきたのです。
それで時間がかかりまして」
「おかえりなさい、エルマさん。
随分とお忙しかった様子でしたけれど」
「動力は人力と風力で十二分に賄えるものにいたしましょう。
あまりに大きいと、動かすにも苦労してしまいますので…」
少女、帰還。
いろいろしていたらしい。
「大きな大きな木組みの船を作れば、
自力で島を脱出できるかもしれませんわね!」
「ふふ、それを考えるのもみんなだからできることですよ」
「みんなで作ってみる、かぁ。
…どうやるのかもまだピンと来てないけど、
うん、それもいいのかもね。」
「では時間の限り作ってみませんか、
一人では途方もない時間がかかっても四人ならきっと」
「う、うんまあ…もしもの為に一応。
ちゃんとした船が作れたらいいんだけど。」
「例えばこれを期にもっと大きな拠点を建ててみるとか
沈むことのないように船の上に拠点を作ってしまうとか」
「そういえばアウリスさん筏もいくつか作っていましたよね」
「……皆、なんというか…。」
お姉さんなんだな、と。
今更ながらにそんなことを想う。
「一緒に…?といっても何かあったかなぁ。」
「もし話しにくいなら私達も同席しますし、一人ではないのですよ」
二人の話を聞いた後に一言添えて
「後はそうですね……この際だから一緒になにかやってみるのも……いいのかな?」
「ふー………」
更にもうひとつ、
少女は石像の傍に立てる石碑を造っていたようだ。
「疲れました……
これで石材は過不足なく使い切れたでしょうか」
その石碑には、
ここはどのような島で、水や食料はどのように確保し、
天候や数十日周期で海に沈むことなどを彫り刻んだ。
同じように漂流者がやってきてしまっても、
これを読むことができれば助けになるだろうと。
「本当はこんなもの、必要ないのが一番なのですけれども。
それでも何があるか分かりませんもの……」
Eno.121:エルミナ=エルマ・エルミウムは砂浜で石を積み上げ、石像を建てた!
「それがよくってよ。
困った事があればわたくしも力を貸しますわ!」
「……とりあえず、あの子に逢えたら話してみる。」
それ以外にできる事も無い。
どうにもギクシャクしている今がよくない事だけは、間違いないのは分かっていたから。