■ Ino.16 アーナエ島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
4人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「確かに、あの島呼ばわりで収めるには、
わたくし達にとって扱いが小さすぎる気もするのです」
本当に島名まで気が回って無かった少女
言われて気付いた風な雰囲気
「そうですね……
何がいいでしょうか………」
「ということで案を取りたいと思います!なにかありますかー?」
ノリノリなのはこの一人だけなのかもしれない
「あー……そういえば、名前も何も気にしてなかったなぁ。」
決める必要性に関しては気にしてなさそうな顔であった。
「必要なことですよ!もし帰れたときにあの無人島と言うよりもちゃんと島の名前があったほうが愛着があるじゃないですか!」
「必要ですの、それ?」
身も蓋もない。
「………!!!」
「それはですね……この島の名前です!」
さも大仰に
「?」
きょとんと、首を傾げる。
何か他に大事な…決めねばならない事などあっただろうか。
「大事なこと、ですか?」
「大事なことですの?」
「まあなんとかなるってー」
そんな様子を横目にのほほんとし過ぎである
「それよりも、もう一つ大事なことを決めてなかったと今更ながらに思うんですよ」
「後で浜辺に確認しに行かないと、か。」
どちらにせよ、あまり時間は残されていない。
……間に合わないかもなぁ、と思考の端に言葉が過る。
「ん、わかった」
用意した水はそっとしまって
「アウリスくんが用意してくれた筏はあるけど、一応ね」
「私も今日は浜辺にはいってないかな」
「わたくしも今日は森に行ってましたから、
浜辺の様子は窺えてないのです……」
「助けを待つにせよ船を造るにせよ、
浜辺に出る必要はありそうですわね」
「水はあるから、大丈夫。
……皆の分のいかだは用意したけど。
船を造るか、もしくは助けが来てくれないと、だよね。」
「それについてですが資材もそこそこ漁がありますし残りの時間頑張れば船をみんなで組み上げられないかなと思っているのですが」
少なくとも迎えが来ていることなど今は露ほども知らず
「もうじき例の周期に差し掛かろう頃ですね……
脱出の手筈も整えておくべきでしょうか……」
「ん、熱はなさそうですね……よかった」
おでこから手を離し手をゆるりと引っ込め……
る途中でまた手を伸ばしくしゃりと撫でて
「喉は渇いてませんか?」
「んぅ……」
抵抗は特にしない。
若干まだぼんやりとしているらしい。
額に振れればほんのりと温もりがある。
熱がある、と言うほどではなさそうだ。
「それはもうぐっすりと、きっと疲れが出たんでしょうね」
持っていた布を机の上においてアウリスさんに手を伸ばす
「ちょっとおでこ失礼しますよ」
「……ボク、ねちゃってた…?」
眠気眼を擦りながら顔を起こし、
おはようとだけ小さく返す。
「おはようございます?」
横でチクチク縫い物をしながら
「お目覚めですか?」