Ino.81 悪魔のダイス島
ゆるふわ明るいバカンス生活。野良島。
STATS
2人 / 人数
カジュアル / 難易度
スモール / 広さ
OVERVIEW
君は何らかの理由で処罰を受けた。
しかし夏に大人しくなんて耐えられない!
こっそりバカンスを楽しもうと海に抜け出て──
[必須要項]
・目が合ったら「サバイバルでもバカンスを諦めない」という強い気持ちでピーン!と通じ合う心
・建設物にリゾートな名称をつける余裕
・協力精神と他者へのリスペクト
・言語やボディランゲージで意思疎通が取れる知力
[他]
事前併せもDiscordもパスもありません。
脱出までを協力して楽しみたい人歓迎。
必須要項を満たしていれば種族不問。
人が少なかったらカジュアルモードに変更します。
[追記]
特にPCが罰されてなくても構いません。
理由も自宅謹慎や試験に落ちたなど自由です。
[NG]
開催中の死亡、脱出後の死亡。
処罰理由が凄惨すぎるなど場が暗くなる過去設定。
秘話の多用(禁止ではありませんが非推奨です)。
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
早速やってやろうと愛用のカラベラを取り出そうとして、代わりにお茶菓子の缶を発見……したところで不審船と遭遇した。こんな海で海賊してるなんて、人類っぽいけど人類じゃないかもしれない。
一旦停止を余儀なくされた船と海賊船との会話が始まる。
なるほどねえ、と話を聞きながらその船も欲しいなとか考えていた。
「魔の海。できないと思ったことができるようになる」
「漂着した筏からゾンビ大パニックでおわる夢だった」
ぐぐっと伸びをしてシェスタから起きてもまだ昼間。
どうやらまだ海流を抜けられないらしい……と、寝てる相手の荷物を勝手に取って読んでケラケラ笑っている。プライバシーを失った船の行き着く先はやはり地獄。
HELL PLEASE と船に刻んでいらない文字を削ろう。
「ぐわーっ! やられた……!
まさかアレを食べてしまったのか……君は……なんてことを……
……フフフ。あ、そうだ」
ああ、ついに行きつくところまで来てしまった。怪談話の理不尽な暴力に襲われ、のんきに筏でごろごろする一等航海士。
ふと思いついたのか、笑いながら手元に何かを書きつけて、再び昼寝。
いや~、借金地獄の予感だな。地獄の次は地獄、素敵な地獄。
もし骨と皮ばかりになったら、おもむろに契約書を差し出して、
また借金を上乗せするに限る。神でさえ嘘はつかないが偽りを口にする。況や悪魔をや。愉快愉快。
自分も船の上に寝転がって荷物を枕に目を閉じる。
お子様はシエスタの時間だ。
「どうして最後にラムなんて口にしたんだ。
喉が渇く、苦しい、暑い……食べ物……もう耐えられない、
そうしてキノコと穢れたホスティアに手を伸ばし――」
「幻覚に苦しめられ、一等航海士への理不尽な暴力が爆発する!」
何とかして怪談の中で自分が助かろうとしている。
「生まれつき働くのに向いてないタイプなんだよな、僕。
でも、大事な姿を綺麗に治してもらってガチで助かったからね。
その分はお返しするよ。……嘘はつかないよ」
一時的に骨と皮になってたりする期間はあるかもしれないな。
まあお化けは死なないから平気だ。悪魔だけど。
逃げる算段も同時に考えながら、筏へ横になって海を眺めた。
「フフフ、どうする?
慌てて島に戻っても、きっと今頃一面の海だね……
あの時救助船を選べば良かったなぁって何度も思い返しながら、
運良くこの海から出られるまで、飢えと渇きに苦しむ羽目に」
怖い話、涼しくて楽しい。
「ねぇ、言ってもいい?
島と海から徐々に離れて行ってるでしょ。
つまり……もう無事でいられないかもしれない」
お支払い、無事に出来るように祈ってるよ。
身体で返してもらうのもアリだけど、黒い闇医者ぐらい法外な値段を要求しているので長い時間かかる。まあ悪魔だから時間はたくさんあるし、逃げる楽しみもあってよきかな。
「食料の配給だよ……」
落とした声色で粛々と手渡す、ご機嫌なケバブサンドイッチ。
「ウサギの庭園は楽しかったね。
手こずったけど癒されたし、美味しかった」
糸になってる、もう戻って来なくて良いそれを面白そうに眺めた。あとはお支払いフェーズだけだ、愉快愉快。
「それがいいね。もう少し熟成させたい。
……まだ筏には冒涜的なサンドイッチもあるんだ」
先に配ってもいいかもな。地獄の筏で冒涜的な食生活、しよう!
「生きたままのうさぎ、一羽ぐらい連れてきても良かったか」
わくわくふれあい庭園、可愛かった。
主に兎と追いかけっこしてるメネさんがね。あれこれは省こう。
ここは全年齢の海の上だ。のんびり喋りながら、ひとから採集……ちがった、採取した刺青だった黒い糸を手の中で捏ね繰り回している。
きっと海賊さんと出会うのは寝て起きてからだね。
「優雅たれ……恐ろしい戒めだ。
これはもう少し置いておいてもいいな。ちょっと。
出航したばかりの晴れやかな気分とラムの味が壊れそう。
もうちょっと壊れてからがいいんだ。こういうのは」
「心に余裕を持ちすぎてしまったのかもしれないな……
ひとつくらいこういうのあっても良いだろうという余裕が……」
ウサギを置いてきたのにキノコを連れて来ちゃったんだ。
「ゆっくり考えてみるとするよ。楽しみにしてて」
芸術の地に縁深いからってセンスが良いとは限らないけれども。
言葉だけでも良きようにする。プライドが大事な悪魔なので。
……プライドどころじゃなさそうな料理が手元にはあるんだな。
「氷…酒……次の征服先は
もっとお酒飲める国がいいな」
ラムかき氷。世紀の発明。
血流が良くなり、頭脳が冴えわたってしまうな。
芸術家のセンスをのんびり楽しみにするというプレッシャーをかけながら、まだ荷物をごそごそしている。
さすがにそろそろ物資は尽きている筈……。なにしろ極限の筏号の上。
「充実の裁縫道具……!
さあてと、何着てもらうか……
シンくんの服、今でも十分涼やかなんだよね」
リスペクト元の絵は極限状態で参考にしちゃダメなやつだし。
思案しながら氷と酒を一口。冷えたラム酒、旨いな~!! 悪魔の脳裏から指先にまで沁みるよ。