Ino.30 書き置きの島 - シマナガサレ
テスト島(小) その23

■ Ino.30 書き置きの島

体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下

STATS

2人 / 人数

体験版 / 難易度

スモール / 広さ

■ チャットとメッセージ

ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。


Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 21:41:03

*だから*
*こんどもきっと、うまくいきます*
*…だいじょうぶ*


「うん」

「いっぱいお喋りしよ」
「島でしそこねちゃったぶんも
 いーっぱい、ね」


*女もまた*
*少年といっしょに船に乗り込みます*


*あひるちゃんと、衣服の替えと*
*だいじな約束を忘れずに手に持って──…*

Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 21:36:46

「連絡」
「待ってるね」

「……やくそくだよ」


*微笑んで頷きます*

*あなたのことばを信じて待っていることを*
*誓って*

*だいじょうぶ*
*この先がどうなるかわからないのなんて*
*この島でさんざん経験したのですから*

Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 21:34:24

*だけど*
*もしかしたら*

*星空に、雨に、ごはんに、あひるちゃんに*
*あなたのことを思ったように*

*日常という景色のなかでも*
*お互いのことを思えるようになるのかもしれない*


*そうも考えてしまうものですから*

Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 21:32:25

*てのなかに、紙がやってきました*
*ただし*
*自分があげたものじゃない紙*

*目をぱちくりさせてから*
*胸に引き寄せるようにうけとります*


「…ありがと、ハリオくん」

「そうだね」
「帰る場所がおんなじとは限らないし」

「…帰ったところで」
「私、とくべつなところなんて、なんにもない
 ちょっと奇抜なカッコしたふつうの大学生だし…」


*この島でいっしょに過ごしたように*

*…とはゆかないかもしれない*
*そうも思ってしまいます*

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:38:37

「アディショナルタイムじゃ、すぐ終わっちゃうので……
 そうならないように、縁がつなげたら良いなあと思います」

ちょっと照れたように笑いながら。

「それじゃ、乗りましょうか。
 きっと、日本につくまでに時間かかるでしょうし、
 お話、また聞かせてください」

そうして、船に乗り込みました。

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:33:50

ハルカさん!
 僕、絶対連絡します。


「もし別の世界だったとしても、
 なんとかして連絡します」

「なので僕の連絡先も貰ってください。
 これは、えっと……連絡は僕からしますので。
 僕らがここに本当にいたって証拠に、持って帰ってもらえますか?」

そして、同じように、がさがさの紙の上に、拾ったボールペンで連絡先を書き、貴方に差し出しました。

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:27:00

「もしそうだったら……、
 嫌だなって……」


「でも、僕もハルカさんと同じで……
 "きれいな思い出"のままのほうがいいかな、とも思ってました。
 今の今まで……」

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:25:00

「……ハルカさん。
 ありがとうございます。
 最後まで、いろいろ考えてくれて。

 僕も……その。考えていたんです。
 船に乗っている人が言ってた言葉……

 もし、僕の帰る日本と、ハルカさんの帰る日本が違う世界だったらって。
 そしたら、本当にもうお別れになるのかなって」

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:22:38

「はい……

 ……ええ。

 ……はい」

時々強く頷きながら、『ハルカさん』の言葉を最後まで聞きます。

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:20:03

「えっ……い、いいんですか?!

拒否をするはずもなく、大事そうに受け止めます。

Eno.166 ->Eno.127

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 19:18:46

「はい」

船に乗る直前に呼び止められると、素直に足を止め、向かい合いました。

「なんでしょう」

すると、美しく編まれたレースの手袋に包まれた、ノートの切れ端を渡されました。
まるで、手紙の続きのような紙。

「……え……」

Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 06:31:18

「そ、それだけ」

「えへへ」


「あの本当に本当にね
 ちゃんと帰ったあとで
 あらためて連絡するの億劫だなーとか
 少しでも思ったら……そのように、してね」

「それだけ」

Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 06:28:27

「………」

「ふたりで無人島で助け合ったよねって。
 そういう、大変だけど、いいことはあったよねって。
 綺麗な想い出だけで終わったほうが
 ほんとは、いいー…のかもしれないんだけど…」

「……」

「あ、」

「…アディショナルタイム?
 みたいなものだって、思って
 もうちょっと……

 この先もご縁があったら
 うれしいなー………とかね。思って。思ったので」

Eno.127 ->Eno.166

苺坂みるく

[Eno.127] 2022-08-20 06:24:13

*それは、救助の船に乗り込む、前のこと*

「ハリオくん」

「ぇーっとね…帰る前に、これ」


「あれだったら捨ててくれて
 ぜんぜんいいんだけど」


*女はそう言って*
*ノートを乾かした紙を握らせようとしてきます*

*それは日本での連絡先*

Eno.166 ->Eno.166

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-20 03:37:16




ひとり、ハンモックに揺られて。
壁のない部分から、星空を見上げる。


(あー……

 どきどきした……

 まだ、してるな……)


ちょっと、しばらく寝付けませんでした。

Eno.166 ->Eno.166

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-18 22:53:33

(こういうとこコミュ障なんだ僕は)

Eno.166 ->Eno.166

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-18 22:52:26

(……しまった。
 深入りしすぎた……急に……)

Eno.166 ->Eno.166

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-18 22:19:55

(びっくりしたけど……
 でもすごく似合ってる。だから驚いたんだ。
 ちゃんと伝わるかな。
 だって、無人島なのに、こんなにすごく綺麗だ)

Eno.166 ->Eno.166

ハリオ

[Eno.166] 2022-08-18 22:18:45

(ああ、俺のバカ……だめだ。普段女性と話さなさすぎて……。
 絶対キモいって思われた。
 絶対キモいって思われた……)