Ino.35 அரிய மிருகங்கள், சிறுவர்島 - シマナガサレ
テスト島(小) その28

■ Ino.35 அரிய மிருகங்கள், சிறுவர்島

体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下

STATS

5人 / 人数

体験版 / 難易度

スモール / 広さ

■ チャットとメッセージ

ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。


Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 19:39:12

少女を抱きかかえたまま砂を踏みしめて船へと歩いていく。
そう遠くない未来、風に吹かれ、海の底へ沈んで、誰に看取られる事も無く島と共に跡形もなく消えゆくのだろう。

けれど、今はまだ、二人分の命の跡が。
その砂浜には一歩一歩、深く刻まれていった。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 19:23:12

「ま」
すりすりと額をくっつけ合う。
夕焼けはきっと、いつまでも変わらずにあなたを見つめ続ける。

共に帰る時だ。子供はこくりと頷いた。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 19:16:23

一言返された言葉に満開の笑顔を返すと、抱き上げたままおでこをすり、とくっつける。

ただあるがままを静かに見つめるその夕焼けの中に在れる事が、この子供にとっては幸せな事だった。

「さ、スフ。僕たちもそろそろ行こうか」
その願いが叶う事を疑ってもいない子供は乗り遅れてはいけないと。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 18:35:27

そっと掴まる手に力を入れて。
言葉を聞く。

「う、ん」
子供が映すのは、見たもの、言われたこと、全てがただそこにある世界だ。
誰も迎えにこない小さな島のような世界。

そこにいるあなたの夢が、叶うことはなくても、それでも子供には確かに真実だった。
だから、その時が来るまで、いつか誰も来ないことを知るまで、待ち続けるだけだ。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 18:26:12

「……いつか」
「いつか、お父様達が迎えに来てくれて僕がちゃんと騎士になれたら」
一回り小さな体に腕を回して抱き上げて。

「誰かの落とし物じゃなくて、ちゃんとスフだけの為の服を贈るから」
その時は彼女や孤児院を警備する街の騎士になれたらいいな、などと叶えられる事は無い、されど此処に来なければ見る事は無かった夢を見る。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 18:18:57

少しだけでかたくなったその手を、きゅ、と握り返して。

もうすぐ帰る時、だけれど。
きっとここでしか、こんな風になることも、静かに触れ合うこともできなかったのでしょう。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 18:02:52

「あ」
小さな手に触れられてはっとし、その手に自身の手を重ねて。
島で沢山の薪を割ったり物を運んだりして少しだけ肉刺のできた手でふわふわと揉み。

「ふふ」
少し困ったようにはにかんだように笑う。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 17:50:28

「んー」
首を傾げれば、金の髪もワンピースもやわらかく揺れて。

「きー」
もう一度、小さな手があなたに触れます。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 17:41:34

「……」
こちらを向いた姿を見て、少し言葉に間が生まれる。
きっと彼女に似合うだろう、そう思って着せたのはそうだったのだけれど。

「……かわいい」
何となく、いつものように腕に収めてしまうのが勿体ないような、ずっと見ていたいような、そんな暖かくてふわふわとした気持ちがそこにあった。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 17:16:45

静かで、穏やかな時間でした。
誰にも来ず、何も言われず。もしかすれば孤児院にいた時よりも。

「め」
幾分か整った子供は、撫でられれば再びあなたを見つめて。
いつもどこかに行っては土埃にまみれる肌も、今は白い砂浜にしか触れずそのまま。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 11:31:05

ほんのりと子供特有の甘さが香る彼女のふわふわとした髪を梳かすのは、喧騒の絶えない孤児院の生活の中でも穏やかで好ましい時間だった。

「よし、出来たよスフ」
ぽん、と背を撫ぜて。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 11:24:07

さざ波の音のようにふわふわと揺れて。
大人しく結われていきます。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 10:12:48

「ふふ、じゃあこっちに」
頷くとささっといつものように着替えを手伝い。

「髪も纏めちゃおうか」
白いワンピースに着せ替えると、ふわふわに揺れる髪を貝殻の付いた手作りの髪留めで結わえる。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 10:09:00

「み」
柔らかな布に、その手はしばらく触れて。

そうして聞かれればこくりと頷きました。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 10:06:07

布はふわふわと柔らかく、旅行客の鞄にでも詰まっていたものだったのか、孤児院ではなかなか肌を通すことの無い気持ちの良い布のようだった。

真っ白をスフラに手渡して
「着てみる?」

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 10:00:41

「ま」
出てきた白色にぱちぱちと視線が移ります。ふわふわと触りたがる手を動かし。

流れてきたということは新しいものでは無いけれど、でも今着ている継ぎ接ぎの古いものよりは、きっとほつれていなくって…愛らしいものなのでしょう。
汚れを気にしては着られない色が、その証明でした。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 09:50:52

おだやかな時間。
他の音に邪魔されず、幼い瞳の中で沈まぬ夕陽をただ見つめ、触れ合うだけの時間。

「あ、そうだ」
「流れ着いてたのを綺麗にしたらまだ着られそうだったから、これ、スフに」
思い出したようにパラソルの下に置いていた荷物から白い布を取り出す。
広げれば子供用のワンピースのようだった。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 09:29:42

あたたかさをぼんやりと感じながら、翠玉のような瞳と見つめ合う夕あわいの色は、瞬き。

「き」
笑ったのを見て、ぺたぺたとその笑顔に触れます。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 09:18:34

きゅ、と抱き抱えるようにして、ふわふわの髪をさらさらと解きほぐしながら彼女の視線を一緒に追っていると、段々と視線が混じり。

「ふふ」
くりくりの目を見つめ合わせて、自然と笑顔が溢れる。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 09:07:45

「むに」
手招かれれば素直に日陰の中、その間にぺたんと座りました。

空を遮るパラソルの色をしばらく見上げて、その姿勢のまま、やがてあなたを見つめる方に変わりました。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 08:59:37

「ん、よかった」
平気そうな声を聞いて安心そうに。

「ちょっと休憩しようか」
探索中に休めるようにと漂着したパラソルを直した日陰の砂に腰を降ろすと、おいでと脚の間に手招きをし。

Eno.442 ->Eno.436

スフラ

[Eno.442] 2022-08-20 08:50:16

「めー」
子供は平気そうに声を上げます。
分かってないだけかもしれませんが、今のところはどこから見ても大丈夫そうではありました。

微かな足跡が砂に残っています。
でもこれもきっと、迎えに来た人が言うように。
そう遠くないうちに沈んで分からなくなるのでしょう。

Eno.436 ->Eno.442

キファ

[Eno.436] 2022-08-20 08:42:55

さく、さく、と白い砂を踏みしめて歩く。
空は高く、青は何処までも広がっている。

「暑くない?スフ」