Ino.19 馬車馬島
君たちは深夜のトラムに乗ったはずだった。
STATS
5人 / 人数
ハードコア / 難易度
スモール / 広さ
OVERVIEW
その日は珍しく、終電後にも動くトラムがあったらしい。
偶々予定時刻から遅延していたのか別の運行予定があったのか理由は定かではないものの、
何よりも助かったといった辺りだろう。
仕事か何か、或いは乗車券も持たずに紛れ込んだ不届きものか。
確かであるのは、あなたたちはそのトラムに乗り込んだという事だ。
それが怪異たる幽霊トラムとも知らずに。
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「慣れ親しんだ場所の方が生きやすいッスけど
珍しい鉱石があるんならどこでもいいッスねぇ…」
何だかんだサバイバルには慣れてるのだ
「しばらく海の上を漂える程度の食糧の備蓄はあるからな」
「もし何処にも辿り着けなかったら…誰から手をつけるかジャンケンで決めよう」
「生きていけたらそれでええしなあ」
「拘るものもあんま……」
「トラムはまた見ておれる場所におりたいけど~」
まあでも、必須ではないしな。
「『異なるものは、元いた所へ』……ジジイもそう言ってたし
またどっか知らね〜とこに辿り着く、ってこた無いだろうけどなあ」
手すりに身体を預けながら進む船と波を見ている。
少しだけキャップを上げていた。
「聞きたいか。フフ…… 私にもわからん」
舵を握っていない間はそうでなかったが、
握ればたちまちノープランだと一番まずい立場の人間に。
「……だが、我らが取り込まれたのが、
この海の端からと仮定すれば。
こう…… な。往けば吐き出されることもできるやも」
「フ――粋なことをするものだ、ハイド。
では、このキャプテン・ザギリスが任された!」
男は渡された帽子を誇らしげに被り、舵を取った。
それから、フードの人(小)の方へ言葉を投げる。
顔は、進行方向を向いたまま。
「……あなたが組み立てたものは。
あなたが思っているより、しっかりしているよ。
現に少し動かしただけでも、安心できる手触りだ。
出る前に気付けたのが多分よかったのだろうな」