ENo.10
相即不離の過去 クロ
Lv:51
WINS:1,665
CHEER:111
TOTAL PRIZE:
941,730
- 2026-01-12 22:47:11
- 2026-01-08 18:19:39
- 2026-01-01 10:05:42
- 2025-12-29 10:18:53
- 2025-12-21 17:06:01
- 2025-12-19 21:17:41
- 2025-12-07 09:16:38
- 2025-11-29 05:44:32
- 2025-10-10 10:17:26
- 2025-09-27 10:09:45
- 2025-08-28 22:29:00
- 2025-08-23 20:54:28
- 2025-08-22 23:20:36
- 2025-08-22 00:50:43
- 2025-08-16 17:36:05
- 2025-07-16 01:05:25
- 2025-07-03 17:18:20
- 2025-06-30 14:43:17
- 2025-06-18 03:58:01
- 2025-06-17 16:41:01
BATTLE HIGHLIGHT:
PROFILE:
現在ステータス:退去
理由:不明
特記事項
Ⅰ.数日以上施設の利用、並びに競技への参加が見られなかったため通告処分。
Ⅱ.更に数日経過、改めて利用状況が把握できなかった為、最終通告及び仮退去処分。
Ⅲ.最終通告から数日経過。再三にわたる通告に応答もなく、永住許可証も確認出来ないため退去処分とする。
ICONS:
CHAT LOG:
品々を大事に包み、丁寧に荷物に纏める。
まとめ切ったことで、ようやく変な自分も落ち着いてきたようだ。
いつその時が来ても良いように、荷物は携行しておくことにした。
「…寝ておくわけにもいかないか……よし。」
戦場に戻された場合に備えて、狼少年はベッドに横たわるのをやめ、
再び自室から出ていってしまう。
どこに寄るでもなく、静まりきった街中を一人、軍靴を鳴らしながら歩き出す。
込められた願いと、仲間への想い。
二つの意志を心に秘めて、深い闇夜へ消えてゆく。
以後、彼が部屋に戻ってくることは、遂になかった――
「チケットも買った、武器の整備も…問題なし。
……ふぅ、大丈夫、きっと上手くいく。きっと…」
深呼吸の後、言い聞かせるように、同じ言葉を何度か呟く。
刺繍入りの白外套、牡丹の飾りがついた髪留め、佐官のバッジ、
可愛らしい便箋に、お守りのキーホルダー。
「…ふふ、こんなに持って戦えないっての。」
今思えば、自分に似つかわしくない物も、色々と貰った。
一つ一つ手に取れば、その時の光景がまざまざと蘇る。
身元も名前もない様なこんなガキに、
よくこうも想いを込めてくれたものだ。
その想いは、自分が受けて良い代物ではないという気持ちと、
全部受け止めて、大事にしたい気持ちが渦巻いている。
……何故だろう、温かい気持ちが止まらない。顔が緩んでしまう。
今の自分の顔は、きっと誰にも見せられない。
とてつもなく気持ち悪い顔をしていることだろう。
「前と比べたら、気温も落ち着いて来たかな。」
夜風を浴びて、自室へと戻ってポツリと呟く。
寒いと言うほどではないものの、吹く風は冷えてきたように思う。
「風邪……じゃないだろうな、この胸騒ぎは。
どっちかと言えば……そう、あの時みたいな。」
この胸騒ぎには覚えがある。この世界に来る前の事、
もっと言うなら、ここに飛ばされる直前に似た感覚だ。
――と言うことは
「……お迎え、かもな。」
別段焦ることもない。部屋はなるべく綺麗にしてある。
帰って来ても、ベッド以外を使うことがほぼなかった。
その甲斐あってか、長く借りた部屋だがあまり使用感は見られない。
「ははっ、落ち着きすぎじゃないか?
あんな所に戻されるかも知れないっていうのに。」
どうしてここまで冷静なのか、自分でもよく分からない。
むしろ、漸くかと言った気持ちが強かった。
「…あぁ、変わらず美味しいな、これは。」
直で飲む分、いつもよりも早く飲み干した。
誰に向けた言葉でもなく、空いたグラスを見つめながらそう呟く。
「ごちそーさま。ついでにこのしゅわしゅわも貰おうかな。
帰りながら飲む用にね。」
いつもの様な長居もせずに、一杯を飲み終えればすぐに席を立つ。
それでも空いたグラスは自分で片付け、持ち帰りの注文を入れる。
お代を払って冷やされた瓶を受け取れば、
そのまま自分の部屋へと帰っていっただろう。
「…ばーさん、ぶどうジュース」
久しぶりに顔を出す。注文はいつもと変わらない
厨房から聞こえる買い言葉ももう慣れた
程なくして届けられたぶどうジュース、
グラスを傾けてゆっくりと飲む。今日はストローを使わないようだ。
どれだけ憎まれ口を叩こうが、この世界は応えてはくれない。
ここは既に戦乱の時代を終えたのだ。
溜飲を下げる為に競技としての戦は残るも、国を挙げての戦は起こらない。
「…ここに逃げ込むことが出来たなら、あのチケットさえあれば、可能なのか……?」
出来るかどうかは分からない。だが選択肢は多いほうが良い。
先んじて、少人数の仲間に渡すことができれば、あんな世界よりも遥かに安全だ。
「宿泊所に帰る前に、少し寄っていこうかな。」
少年は来た道とは反対に歩を進める。
その面持ちは決して晴れやかではない。藁にも縋る思いかもしれない
月明かりしか届かない静かで暗い砂浜
少年は薄ら寒い潮風を一身に受けながら、街灯を頼りに街へと消えていった。
RECORDS:
半分天国? - 2024-05-20 02:54:56
変わるものと変わらないもの - 2024-06-13 02:59:25
メモ - 2024-06-14 15:09:53
似た名前 - 2024-06-16 15:58:35
お祭り - 2024-07-09 18:58:08
回想(流血表現注意) - 2024-07-16 03:10:28
もふもふなキャラの便箋 - Eno.395:ファリーダからの手紙 - 2024-07-19 09:47:07
丸められた紙切れ - 2024-10-08 16:17:05
丸められた紙切れ2 - 2024-10-09 14:56:23
丸められた紙切れ3 - 2024-10-10 00:11:06
読みにくい紙切れ - 2024-11-11 00:32:17
読み取れない紙くず - 2024-11-11 22:30:31
血塗られた手帳 - 2024-11-13 16:26:42
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ACHIEVEMENT:
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※一度自世界へと帰っていきました(R6.10/4現在)
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平日の昼間はまったりしてます。急に途切れたらゴメンナサイ
PL:未定の人間









