■ Ino.49 RASH島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
5人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「二人が仲良しなのは私もうれしいかな」
中の良さそうな二人を見て本当に幸せそうな笑みを浮かべる
「んふふ、私の服をフェリくんが来てて、フェリくんの
服を私が着てるんだ。不思議だね、混ざってるみたい。
溶け合ってるみたい」
「よくお似合いですよ、ふふ」
回された腕を両手で握った
「折角貰ったから着るは着るけど、似合うかなあ」
カーディガンの上から覆いかぶさるようにのしかかる。
「そうそう、そんな感じの
かなり爽やかな感じかとってもあついメッセージが添えられているのね?」
「バイトの募集とかに出そうな感じの?」
「確かに広報部にいそうだよね
こう、ポスターに乗っている感じの」
「……僕はいっぱい大事に着ますから。いっぱい着てくださいね」
小声でそう言って、もらったかーディアンをTシャツの上から羽織った。
「でもとても似合うんじゃないかな?あずさちゃん」
「サイズ問題を抜きにするとこういうユニフォームが
1番様になりそうなのはヒロくんかもしれないな?
何というか、広報部とかに居そうじゃないかい?」
「うん、そうなんだよね
隣の芝は青く見えるってやつかな」
クスッと笑って目を細める
「……そして、うん白は、透けやすいからね
汗を掻いてしまうと余計にね」
「んむ。ありがとう。……サイズはぴったりだが、
制服というよりユニフォーム? ふふ、私が着たら
コスプレみたいになっちゃうかも」
そう言いつつもやはり上機嫌。
「おぉ、カッコいいね!
俺はサイズ的に着れなさそうだけど、あずさちゃんならサイズ合いそう!」
「他所の制服って可愛く見えるよなあ、セーラー服だと
ブレザーが、ブレザーだとセーラー服が羨ましいって
度々話題になるよ、オケ部は他所の学校との交流が
多いからな」
「セーラーでも冬だと生地が厚手の紺色だから透けを
気にしなくて良くなるんだが……夏は薄手の白だから
どうしてもね」
因みに今の服装は借り物の寝巻き。病人なので。
「では僕はこれを……」
荷物の中からジャケットを取り出す。宇宙服ではなく、普段の生活で使われる職員のユニフォームのようだった。
「普段着ですが……島に来てからは暑くて着る機会がなかったので、綺麗なやつ……です」
「ふふっ、こういうことができるのはとてもよいね」
「んふふ、リアクションが大きいと少し気分が良いな。
私が着てちょっと大きめくらいのサイズだったから、
フェリくんも同じ感覚で着られるはずだよ」
上機嫌。身長が近いとこういうとき便利。
何かに気付き、ひっそりと近づいて、なにかをしっかりと手渡す
「薄手だと透けて困る気持ちはわかるかな?
……高校時代の制服はまだあったかな……そういえば
ブレザーでネクタイだったけどね」
布材がなくてお返しを作れない……
「ひえぇえ!い、いいんですか…!?」
「うーん……家に帰れば別だが、今は替えの制服は
ないのだよな……これで妥協、でどうだろう?」
借り物の寝巻きの上に羽織っていたカーディガンを
フェリくんに着せてみる。
「薄手だから夏でもまあ我慢できると思うよ。
うちの学校の制服、夏だと透けるから上に何か
着てないと不安なのだよな……」
「冬服とかね?制服ね」
「私もあずさちゃんの制服はみたいかな
ふふっ、私は残念ながら中学校も高校も卒業してしまった身ではあるけどね」