■ Ino.49 RASH島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
5人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「えっ開けるの失敗したときこうやって誤魔化さないかい?」
「あー、あー……そっか、フェリくんは星……ああえと、
文化圏からして違うんだったね。私たちの国だとお粥は
体調崩したときの定番だからね、丁度よく海苔が破れた
おにぎりがあったから、つい」
「いやでも中身は確認してからやるべきだったな。
シャケや梅はともかく、ツナマヨだったら……」
Eno.125:仔間長 梓はサイコロを振った!……『昆布おにぎり』が出た!
(内訳: 梅おにぎり / 鮭おにぎり / 昆布おにぎり / ツナマヨおにぎり / おかかおにぎり / 明太子おにぎり )
「なにその美味しそうな料理……!?」
天才…????
「えへ、実は海苔を食べたのも島に来てからが初めてで……」
「慣れると逆に自分で海苔を巻くのが面倒になるが、
そうだな……思えば私も最初は分からなかったな。
海苔だけ真っ二つになって出てこなかったり、
できたと思ったら端っこだけ千切れて残ってたり」
海苔が粉々になったおにぎりを茶碗に入れ、
お湯を注いでお粥にしている。
「……え!すごい、綺麗に取れ……巻かれてる!すごい!ありがとうございます!!」
本気で感動したのか耳と尻尾がよく動く。
「……知らない人にとってはわかりづらいものだしね、こういうの」
「フェリくん、意外なところで詰まってるな……。
ええと、今フェリくんが摘んでるところ、これを
下に引っ張るだろ? で、あとはこことここの端を
摘んで左右に引っ張ると……ほら」
「どうやっても海苔が……粉々に……」
「すみません、誰か……これどうやって食べるんですか……!?」
ラッピングされたコンビニおにぎりの開け方がわからず、①と書かれた引っ張る部分をつまんだまま右往左往している。
「私の目から見てもどうみても眠れているような様子ではなかったしね」
「心細いってのはうん、そういう受け取り方しておこうかな、私も
……まぁあずさちゃんまだまだ体調は本調子ではないからね……怒られるのも仕方ないかな
だから、うん、私はちょくちょく行くよ」
付け足されたボヤキにはまぁそういう扱いになってもおかしくないかなっとただ柔らかく笑うだろう
「あの島にいたとき、全然眠れてなかったんだなって
今になって気付いたよ。お陰で寝起きが重たくて。
いや、それは体調不良の所為もあるか……」
「心細いのも体調不良の所為ということにしておこう。
私は甲板から降りてすぐ左の船室を借りてるから、
皆ときどきお話に来てくれると嬉しい。こうやって
何度も出歩いてるとまたどやされるし」
皆と同じ空間でご飯が食べたいって言っただけでも
渋い顔されたんだ、とぼやき。
「私もないかもしれないかなぁ
いや、本当に当たり前のものは決して当たり前ではなかっただなって」
貴女の言葉にしっかりと頷いて目を細めて、食事を最後まで食べ終わる
「ホットミルクは体の芯まで温まりそうかな、本当に
……私としてはあずさちゃんがそれくらいしっかり寝てくれて本当に嬉しいね、本当に」
「当たり前にあると思っていたものが文字通り有難く
思える経験、きっと今後はないんだろうな。
昨晩ホットミルクをもらったときは水以外の飲料が
びっくりするほど嬉しかったし、きちんと洗濯した
着替えとふかふかのベッドを借りたらいつ寝たかも
覚えてないくらい深く寝入ってしまったよ」
「私もだよ
流石に胡椒はどうしようもなかったしね
だから感動するのはわかるかな」
小さく頷きつつも、手はあまり止まっていないため、恐らく飢えていたのだろう
「無人島で使える調味料、塩と柑橘の果汁だけしか
なかったからね。胡椒の風味にちょっと感動した」
スープの底に残ったクスクスをスプーンで浚えている。
紅井 紘は船に乗り込みました。
「……味付けがしっかりとついているのが付いているのは久しぶりだね、うん」
緩めな食事を楽しげな様子で食べている
「ちゃんと味がする……」
無人島生活では絶対に食べられなかったであろう
コンソメスープをいただいている。おいしい。
「……紅井君がまだ色々しているみたいかな」
砂浜を見ている
「よしっと」
石を入れて浮かんでどこかにいかないようにしたボトルメッセージを、砂原に置く。
こえは、きっといつかまた現れるだろうこの島に遭難した人へのメッセージ。
誰かが見つけてくれるだろうか?そこは誰にも分からない。
それでいい、想い出のメッセージ
「一人だと……確かにつらいのは事実かな」
「なんだかんだ、人は一人じゃ駄目なのさ」
「うん頼まれたよ」
っとひらひらと手を振って見送るだろう