■ Ino.53 サメと水着を崇拝する島
体験版用の中くらいの島です。 想定人数:12人以下
STATS
11人 / 人数
体験版 / 難易度
ミディアム / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「ココまでキて、フネがキてなかっタラ
チョっとシンドかったネ。
もしくはこのフネもソウナンしたりシテ」
縁起でもない。
「ン。ペトリはヘーキ。
まつかぜチャンに東條サンも来てるみたいダシ……
ナスロボサンや、アイってコも乗ったのカナ?
ソレに、オンナのコとオトコのヒトも……。
……ま、ダイジョウブだよネ。タブン」
電波が繋がるようになったスマホでどこかに電話をかけた。
「ア~もしもし 母ちゃん?協会からもう連絡入ってると思うが
……ン おれはピンピンしてるゼ」
「えーとな ちっと人泊めたいんだが…… そう まー兄の友達だって」
「オッケオッケ サンキュな 助かる」
――船の中でも、話せたりして?
まっちゃんは船に乗り込みました。
「――忘れちゃだめだよ?
麻衣さんは、最高に素敵で魅力的だからね?」
船に乗り込みながら、そっと耳元で囁いて
「船、本当に来ていましたね。
皆様はもう乗船されているでしょうか。降りられるまでに改めてご挨拶ができるといいですね」
同じく安堵するメイドロイド。
「流れ着いた時にはどうなるかと思案しましたが。
皆様と、ペトリ様と無事に脱出できること、本当に良かったです。
…やり残しがなければ、我々も乗りましょうか」
「そうだなぁ……」
あいつだからなぁ、とちょっと遅れ気味で予想する。
「少し、時間を置いてくれと、頼んだから……」
「私が君と脱出してから……うーん……3日以内、かなぁ……?」
出来上がった窯をよしよしと撫でた。なぜ?
(お姫様…最高ね…)
「そうね、船で後は話しましょ!
他の皆も後からきっと来るだろうし。
では、最後までエスコートよろしく頼むわね、まっちゃん。」
最後まで抱えられながら船に乗り込んで行った。
「なるほどナ その迎えってのはいつ来る?」
「ナンか空気をヨんでもらった気がスル」
漠然とした予感を抱きつつ、
メイドロイドに手を引かれて砂浜にやってきた
斧担ぎお札マン。
ありがとうございます。
集まっている人々を見回し、
それから船の姿を視認して、
安心したように息を吐いた。
「ウン。
ソレじゃ、行こうかローレン」
ヨイショと別の手で斧を担ぎなおし、
あなたの手をしっかり握って歩を進める。
なんか見てくれが結構アレな気もするが。
最後にペトリキャッスルをもう一度振り返り。
様々な記憶を思い返して
小さく笑みを湛えては、その場を後にした。
*よし*
Eno.340:不調そうな男は拠点で材料を組み立て、窯を建造した!
同じくいい感じにおいとまして荷物をまとめる成人男性。
遺書(仮)は置いていく資材の山の奥深くに隠蔽した。
「うん……?あぁ、大丈夫だよ……」
船酔いは大丈夫じゃないです。
「君を……まひろの元に案内する、約束があるだろう……?そのあとに、迎えを頼んであるんだ」
元々荷物はある程度まとめていたおかげで早々に終わった。
ので、パーツを作ってあとは完成させるだけの状態だった窯を、記念ではないがせっかくなので作っていくことにした。
「そうそう、星座の、きりん座だよっ♪
ふふふ、話し込んでるうちに乗り遅れちゃったら困るから船の中で話そっか♪
あ、そうそう。
あたしは仲いい人からは『まっちゃん』って呼ばれてるよっ。
それでは、船までエスコートしますよ。
――お姫様。」
最後はそっと囁いてから
船に向かって歩き始めて
これ以上森林にレス挟めるか!(空気読み)俺は拠点で雑に〆させてもらう!
という訳でなんかいい感じにあの場からおいとまして一旦拠点に戻って荷物をまとめたりしている女子高生だ。
「ところで兄ちゃん 船乗ってくまでは良いがお前さん」
本当に良いかなあ……(船酔いとか)
「そっから自力で帰れンのか? おれは帰れなさそうだと思う……(率直)」
「行くとこあンならおれが送ってくが」
「きりん座暮らし…、きりん座って、星座よね?
星座暮らしってどういうことかしら!
すっごく興味あるわ、沢山聞かせてほしいな!
もちろん私の話も沢山するね、船の中も退屈しなさそうね」
「麻衣さッ…
名前呼びしてもらえるなんて…!」
「相棒ならばご自分で持ちたいですか。
それは分かる気がしますので、ペトリ様にお持ちいただきましょう」
しっかりと手を握り返して言った。
主に仕える身、破壊の力を搭載した機体に、それ以外で出来ることはとても少ない。
だが島の体験を経て、その少ないことをいくつか見つけられた。
助け合うこと。話を聞くこと。
それを以て彼女のこの笑顔を守れたらと思う。
お世話になった森を、ペトリキャッスルを、
それと枝に引っかかる水着やサメのはかをしっかりとメモリに焼き付け、
ペトリの手を引いて砂浜へと移動するだろう。
「大丈夫大丈夫!
元々安全に帰る準備中だよっ。
旅館の方は従業員結構いるからね~。
来てくれる人たちとゆったり交流するのがメインになりそうかも。
ふふふ、話の内容を信じる信じないは任せるよっ♪
あたしのきりん座暮らしの話、たっぷり聞かせてあげよう!
東條さん……よし!
麻衣さんの話も、聞かせてね♪」
「のんびり仲居さん、いいわね。
でも私に仲居さん務まるかしら…?
興味はあるからお話だけは聴きたいわ、一人でさみしい事になりそうならまつかぜちゃんにお世話になっちゃうかも!
でもまずは、まつかぜちゃんが無事に日本に帰れる事を祈ってるわね?危ないことしちゃだめよ。」
話しながら情報量を詰め込みすぎた?とちょっと心配になった女将さん
「あっははは、おおげさだなぁ♪
末代になりそうだったら、のんびり仲居さんでもどうかな?
興味あったら詳しいことは、船での道中じっくり話すけど……ちょっと今遠いところに暮らしてて、近いうちに日本に帰ろうとしてるところなんだけど。
きっと遊びにいくよ?」