Ino.116 無名の島
野良で無言可でハードコアです。生きるか死ぬか、一緒に試してみませんか?
STATS
11人 / 人数
ハードコア / 難易度
ミディアム / 広さ
OVERVIEW
たのしいデスゲームのお邪魔をしたくないけど雄大な大自然とはバチバチに殴り合いたい――
そんな相反する理想を胸に島一覧ページに臨む私たち向けのハードコア島です。
.。*゚+.*.。 概 要 ゚+..。*゚+
・ここは誰でも流れ着けるタイプの絶海の孤島です。
・運悪く流れ着いた皆は"協力して生存を目指す"ことを目的とします。
端的に言うと無言プレイでも確定で仲良く生存を目指してることとされます。
・もしも半ばで倒れてしまったときの生死の判断は各々に委ねます。
脱出できず取り残されてしまった場合も同様とします。もしかすると夢オチかもしれないね。
.。*゚+.*.。+..。*゚+ ゚+..。*゚+
以上です―――……
【追記】もし挑戦者が多くなりそうであればミディアムにします。雰囲気で膨らませますね。
FACILITY
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施設名
説明
場所
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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薔薇園のテント
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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やまのいえ
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
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太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
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窯
- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
森林
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石窯
(元施設:窯)- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
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雨水回収装置
- シートを広げ、雨水を効率よく集めるための装置。雨天時の時間更新後に確認することで雨水を獲得できる。
拠点
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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こあら捕獲器 ゴリラ×
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 離島
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船員さん捕獲器 ゴリラ×
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 漂着船
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 砂浜
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 離島
-
漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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ガーデンシェッド
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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正方形倉庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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物置小屋
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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ものいれ
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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高床倉庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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ものおきEX
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
貯水タンク
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
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でっかいはこ
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
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更に強強になった小船
(元施設:小船)- 材料を集めて作った、お手製の小船。設置することで、中規模以下の島なら脱出の準備を整えることができる。
砂浜
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連絡用メモ
(元施設:書き置き)- 誰でも書き残せられるように置かれた筆記用具。拠点に置くことで、拠点で書き置きを行うことができるようになる。
拠点
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楽しい石臼
(元施設:石臼)- 大きな石に溝と穴を彫って擦り挽きできるようにしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
-
つよつよ岩風呂
(元施設:岩風呂)- 穴を掘り舗装をし、真水を入れて沸かしたもの。設置場所にてアクション『お風呂』が強化された状態で使用可能になる。
また、時間更新時の不調にかかる確率を下げる。(重複無効) 拠点
-
整備された道
(元施設:道路)- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
拠点
-
きちんと整備した大砲
(元施設:大砲)- 大きな弾を打ち出すための古典的な臼砲。設置した場所でアクション『打ち上げ花火』が使えるようになる。
砂浜
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頑丈な壁
(元施設:壁材)- 拠点を補強するための壁材。拠点に置くことで拠点強度を+1し、拠点内にいる限り強い風雨による影響を無効化する。
拠点
-
ダイニングテーブル
(元施設:シェアテーブル)- 何かをシェアするのに有用な、設置した場所で不思議な拡散効果をもったテーブル。
アクション『シェアテーブル』を使用することができる。 拠点
-
つよつよド派手フィナーレ
(元施設:花火)- 打ち上げられた花火。その強烈な光と音は救難要請として強く機能し、打ち上げごとに遠くの船に救助される可能性が大きく上がる。
砂浜
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浮桟橋
- 浮きになる構造物を繋げて錨で固定した即席の橋。海を挟んだ離島へ行けるようになる。
この施設は設置時自動的に離島エリアに設置される。 離島
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めらめらでかファイヤー
(元施設:キャンプファイア)- 土台に木々を組みあげて焚き火をより扱いやすくしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
また、アクション『あたたまる』が開放される。 拠点
-
解体台
- きちんとした台と斧を用意することで、解体に専念できるようにしたもの。
設置した場所にて一部のレシピが開放される。 拠点
-
つよつよろ過装置
(元施設:ろ過装置)- きちんと砂利や砂、木炭などを詰めることでより綺麗にできるようになったろ過装置。
設置した場所で一部のレシピが開放される。 拠点
-
ひえひえ氷室
(元施設:氷室)- 断熱性をもち熱を奪うもので敷き詰めたつめた~い空間。
設置した場所で一部のレシピが開放され、さらにアクション『すずむ』が使用可能になる。 拠点
TEXT LIST
ひつじがさんとんでよん(Eno.461) - 2023-07-15 16:00:17
ひつじがごろくとんでなな(Eno.461) - 2023-07-21 10:00:24
VICTORY ACHIEVED(Eno.724) - 2023-07-21 22:00:37
アタシ、流されてる~!?(Eno.735) - 2023-07-09 04:00:06
良い子のみんな!むりしないで(Eno.735) - 2023-07-10 04:00:10
あっつ~~~~い!!!(Eno.735) - 2023-07-15 04:00:23
ようやくマシになったかも(Eno.735) - 2023-07-16 04:00:29
着実に進んでるわね!(Eno.735) - 2023-07-18 04:00:34
ジョリジョリバリカンヘッド(Eno.803) - 2023-07-08 22:01:35
えーーーーーーーーっ(Eno.933) - 2023-07-08 22:01:44
漂着者一覧
- Eno.193
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- 塚
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拠点
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(石が積まれている。)
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- Eno.461
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- メェ
-
海上
-
「bye!」
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- Eno.517
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- 斉穏寺 樹
-
海上
-
「………、……?」
-
- Eno.715
-
- 岐志 定光
-
海上
-
「どうかお元気で」
-
- Eno.718
-
- ロゼ・R・ローズペタル
-
海上
-
- Eno.723
-
- 獅子郷 新芽
-
海上
-
- Eno.724
-
- ラット・バージル
-
海上
-
「…焚き火は心が落ち着く」
-
- Eno.735
-
- 漣のギルベルト
-
海上
-
アタシ、流されてる~!?
-
- Eno.786
-
- 島流しなんかに負けないからっ!
-
海上
-
「この程度のサバイバルもできないの!?」
-
- Eno.803
-
- 進士 崇之
-
海上
-
「丸刈り、風が涼しくていいな~ ……ん、潮風か?」
-
- Eno.933
-
- 阿納 漣
-
海上
-
もう海はこりごりだよ~
-
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
*航海の終わり。船から消える前のこと。
影からひょこっと見ていた羊。
あなたがそれを着るとガッツポーズを取る。着替えにしても良いし。仲の良い相手とお揃いで着ても、きっと可愛いだろうとひとり頷いていたのだった……
「――やや!これはもしかして…服です…!?
どなたかがわたしに作ってくれた、ということでしょうか…!」
見つけるやいなや飛びついちゃって、
頼りない頭でひとり、推理をしてみているようです。
「器用なメェさんか…気にしぃの定光さん、
想像するにどちらかですね…ふむふむ。」
「…いやあ~しかし助かりますね。
ここ1週間、水着一枚に慣れすぎたせいで
着てきた制服なんて倉庫に忘れてきちゃいましたし。
ここはひとつ、感謝をもって着て帰るとしましょう!」
少女はその服が2枚あることに一切の疑問を持たず、
いやあ~…なんて意味もなく言いながら、袖を通したのでした――
幾日か続く航海のうち、羊、あるいはあなたにとって最後の海上となる日。いつのまにか荷物に増えた手紙の束の上に、古ぼけた絵本を破ったような紙がくしゃくしゃに丸めておいてある。元がなんだったのかは、沈没船にあったボロボロの紙のようにわからない。
開いてみれば、そこにはあなたの国の言葉で。
『売ってよし、みがいて良し、身につけて良し。
ただし使う物をしまいこむは悪し!』
と書かれており、ころんと大きな紫の宝石が転がり出てくる。
どうやら沈没船で頂戴してきたもののようだ。
鑑定しなければ何の石かはわからないけれど、
きっと月が出ている間、ずっとキラキラと煌めいたことだろう。
『ありがとうございます。メェさんに褒めて頂けると、とても嬉しいです。』
褒めて貰えたことと、自分の言語で返事をしてくれたことには嬉しそうに笑って返事を書いていく。
『僕の場合は元々勉強詰めな日々を過ごしていたのが良かったのかもしれません。
でも、メェさんも十分よく書けていると思いますよ。
平仮名は似た文字が多いのにしっかりと正しく使われていますし、流石だなと思いました。』
続く返事には本心からそのようなことを伝えて、『そういえば……』と、またいくらかの話題を綴っていく。
この海にお互いがあとどれだけの期間居るかは分からないけれど、きっと帰るまではそのようなやり取りが続けられて…定光にとって大切な手紙がいくつも綴られたことでしょう。
『とてもよめる。よくできたというでしょう、わたしは』
こちらも貰った表や単語のメモを参考に相手の言葉で書いてみるが、結果は捗々しくない。それでも小学生か幼稚園生レベルの文は書けるようになっていた。
『おぼえるがはやい。うみのちからがつよいために』
……とまで書いて諦めた。
『諦めも肝心だよ人生は!
不思議な海の力で『できないことができるようになる』っていうなら、語学の勉強だって同じだろうし、故郷に着くまでは頑張るけどね。それにしても定光さんは覚えるのが早いな! (何故か翻訳されない言葉)ちょっとだけ羨ましい!! 帰っても貰った手紙が読めるように負けないから!』
「必ずいつか、"また会いましょう"。」
──海風が、二人の髪を揺らす。
「……会える日まで、或いはずっとその先も。
イツキの送る毎日が幸せで、ときめきに溢れていますように。」
それは、あと少しの船旅の途中。
心からの願いと、感謝を込めて。
遠くなる島を背に、ドールは微笑むのだった。
ふと、自分の身体を見下ろせば、在るのは球体関節と冷たい肌。
……嫌でもわかってしまう。
あなたとは、帰るべき世界が違うこと。
「……嗚呼。
ボクはこう見えて、格好付けの天邪鬼ですから。
最後まで、天に抗って見せましょうか」
もう一度、顔を上げて。
「嬉しいです」
あなたが渡してくれた小瓶を、そっと優しく握る。
ふわりと鼻をくすぐるのは、
過ごした島に咲く草花たちを思い出すような、広い自然の香り。
「……元の世界に帰ってからも、
香りに触れる度に、思い出せる気がします。」
「イツキが駆け付けてくれた優しい夜の事。
皆で助け合い生き延びた、奇跡のような日々を」
「イツキ?」
ひとつ、返事をする間もないうちに。
冷たい手に体温が伝わって、また、離れて。
「…………待って」
もしも叶うなら、その熱が完全に消えてしまう前に。
照れた笑みの刹那のきらめきが、風に溶ける前に。
船べりへと進む背中を追いかけて、小さな声を振り絞る。
「…へ、へへ。よかった、渡せました。」
「――で、ではでは、というわけでですね。
あとはみんなそれぞれの世界に帰る見当がつくまで、
もう少しの間ゆっくりと船旅を楽しむとしましょうか。」
そう締めくくると、少女は船べりへと歩いていき。
陽の光きらめく海の向こうに、視線を移していくのだった――
>Eno.517:斉穏寺 樹がEno.718:ロゼ・R・ローズペタルに
『島のお花』を渡しました!
「――はいっ。…ええと……。」
「…なんとなんとこれはですね? わたしお手製のポプリなんです!
あの島で出会った花や、いい香りのなんか…草とか乾燥させて…
…その…あなたの真似をして、小瓶に入れてみました。」
「へ、へたくそですけど、ちゃんと作りましたので!
持って帰っちゃってくださいよ。まあまあまあ。」
少女はあなたの返事を待つまでもなくお土産を押し付けて、
無理やり自己完結させたような照れ隠しの笑みを残す。
「――それで、ですね。
多分これでもう、みんなお別れになりますから。」
「わたしも、あなたにですね、
最後に、島で一緒に暮らしたおみやげを…
思い出のお返しをあげたいと、ずっと思っていまして。」
「ロゼ!」
「聞きましたか?聞きましたか?
どうやら無事に帰れそうです、わたしたち!」
勝手にあなたの手を取って、ぶんぶんと上下に振り。
「正直、もっと長い間こうやってアテもなく
航海することになるのかと思っていたわけですが…
わたしたち、とってもツイてるみたいですね!」
1週間あの島で生き残ったにしては
全然頼りないままの小さなその手で、冷たい、硬い手を握る。
頼れる小舟で出向してから、しばらくして。
ガラの悪い親切な船に絡まれ、いくつかの話を伺った。
小さな少女はその後、"海賊"と対話した面々と賑やかに話していたが
ふと思い出したように振り返っては。
興奮冷めやらぬ様子で、一人、あなたの方へと駆け寄ってくる。
『メェさんの文字で書いてみたんだけれど、どうかな?読めますか?
メェさんの言葉を学ぶのは確かに大変だけれど、それでもメェさんの文化について触れることが出来た気がして嬉しくも思います。』
手紙の文章なども参考にしながら書いたので若干文体が混じりつつ…このくらいの文章ならどうにか書けるようになりました。
これは結果的にですが…これならもしも”不思議な読解力”が帰る前に消えても意思の疎通は出来るかもしれません。
「…………」
書いていただいた対照表をじっと見つめて、対照表と今まで頂いた手紙を見比べて。
『対照表の用意をありがとうございます。
すぐには難しそうですが、幸い他言語は学んだことがあるので理解は出来そうです。』
『後で解読できそう?』の問いにはそんな答えを返してから、定光側からも対照表を用意したりなどをしていくらかの勉強会を経て…。
『それもそうだね』
と自分が持っているペンで紙に書いて見せると続きを書く。
『GOAT って書いた時に気がついたんだけど、私は多少のアルファベットがわかるらしいから(2重の意味で喋れないけど)出来る限りの対照表を作ろう。近くて遠い世界でも、似た言語があればその国の言葉を学ぶきっかけになるかもしれない』
そう綴ると、その場の日陰に座り込んで黙々と作業をし……しばらくして出来上がったのはアラビア語・英語の対照表に似ていた。アラビア語と違って、母音があるのが救いかも。
『どうかな、後で解読できそう?』
難解すぎた。
その後、隙を見ては日本語と英語と羊語(?)の勉強会が開かれることになった。というより、そうしなければ日本語も異常な難解さだったので、仕方なかった。
羊はたびたび『なんで漢字とカタカナと平仮名とローマ字と和製英語と わああ!』と悲鳴をあげたりあげなかったりする。
無事に皆で船に乗って出航をしてから暫く。
紙とペンを手に持って、メェさんの元に訪れます。
『まずはご挨拶として…。
こうして皆一緒に航海に出れたことを嬉しく思います。
そして島では筆談での沢山のお話をさせて頂いてありがとうございました。
一応このように紙とペンも持ち込んで居ますので、またお話をさせて頂けたら幸いです。』
そう綴って。一度ペンを離して。
『…ところで、僕たちはどうも違う文字を扱っているように見えるのに何故かお互いに理解出来ていますよね?
これはきっとこの場所がもたらす不思議な何かで、ここから離れたらもしかしたら失われてしまうかもしれないのでは…と考えておりまして…。
良ければ、そうなる前に。お互いの文字を理解できている間にメェさんの言葉を学ばさせて頂けないでしょうか?
思い出だけに残せば良い…と考えられたらきっと男らしいのでしょうけれど、頂いた飴と同じくこうしてやり取りをさせて頂いた手紙も僕にとっては大切なものなので。』