■ Ino.25 銀河島
体験版用の小さな島です。 想定人数：5人以下
STATS
5人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
肩車越しに声が聞こえる。
「そうだ、最後にだな。
私は悪魔ではない、星の化身というものだ。
悪を滅ぼし、世界を守る者、というところだ。
世界の区別では悪魔に入るかもしれんがな。
それで、その、いつもの私を……ありがとう。──まぁ、それだけだ」
「ヒトリン、一人の方がいいのかな……
悲しませちゃったよ」
「やっぱりね、みんなに迷惑かけたくないから、
拠点に戻らない方がいいと思うよね。
でも身体うごかないよ、なんでだろ」
挫けそう
星の化身がこのザマか。
情けないとは思うが挫けてはいられん。
全ては皆と生き残る為だ。
────ダメだ。
思っている以上に精神的に参っている。
大人しく眠らせてもらおう。
皆には心配をかけられん。
……ヒトリン、居ない方がいいのかな。
喧嘩……してるの？
ヒトリンのせい？
「──そもそもの話とする。
生き延びる為だけなら私一人でも生きられるはずだ。
友達など、仲間などは──私に無くてもいい。
──だが、何かあった時は、皆を助けなければ」
「───ダメだ。
ヒトリンでもこうなるなら、
もう私に戻るしかない。
かなり困ったな……」
「ミサンガ、渡すんじゃなかったなぁ……
みんなも寂しくなっちゃったらどうしよう……
ヒトリンのせいだよ……」
「拠点に戻るの、やめよ……
これ以上仲良くなっちゃったら、
離れるのが寂しくなっちゃうよ……」