■ Ino.6 月の島
STATS
14人 / 人数
サバイバル / 難易度
ミディアム / 広さ
FACILITY
-
施設名
説明
場所
-
拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。ロケーション『拠点』が開放される。
拠点
-
拠点の寝室
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。ロケーション『拠点』が開放される。
拠点
-
物見やぐら
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。ロケーション『拠点』が開放される。
拠点
-
きちんとしたキッチン
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。ロケーション『拠点』が開放される。
拠点
-
地下秘密基地
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。ロケーション『拠点』が開放される。
拠点
-
狼煙
- 煙を高く上げるために工夫された焚き火。遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
砂浜
-
狼煙
- 煙を高く上げるために工夫された焚き火。遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
岩場
-
狼煙
- 煙を高く上げるために工夫された焚き火。遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
森林
-
ドラム缶風呂
- ドラム缶に海水を入れて沸かしたもの。アクション『お風呂』が開放される。
拠点
-
太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
-
太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
砂浜
-
窯
- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所でアクション『窯焼き』が解放される。
拠点
-
窯
- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所でアクション『窯焼き』が解放される。
拠点
-
雨水回収装置
- シートを広げ、雨水を効率よく集めるための装置。雨天時の時間更新後に確認することで雨水を獲得できる。
拠点
-
魔龍の獣獲り罠
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
-
魔龍の獣獲り罠
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
-
魔龍の獣獲り罠
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
拠点
-
魔龍の獣獲り罠
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
拠点
-
漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
-
漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
岩場
-
魔龍の魚獲り罠
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
拠点
-
漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
岩場
-
漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
岩場
-
漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
岩場
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
更衣所
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
備蓄庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
宝物庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
100人乗っても大丈夫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
宝物庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
かつて森だった場所
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
足踏みワイン用のドラム缶
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
貯水槽
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
雨水槽
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
ケーキみたいなコンテナ
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
ネスムックの火
(元施設:灯台)- 石を積み火を焚くことで、遠くへ明かりを届ける簡易的な灯台。設置することで夜海を照らす明かりになり、遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
砂浜
-
灯台なんてどうだい?
(元施設:灯台)- 石を積み火を焚くことで、遠くへ明かりを届ける簡易的な灯台。設置することで夜海を照らす明かりになり、遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
森林
-
明日を照らす希望の灯火
(元施設:灯台)- 石を積み火を焚くことで、遠くへ明かりを届ける簡易的な灯台。設置することで夜海を照らす明かりになり、遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
岩場
-
新たな光の象徴
(元施設:灯台)- 石を積み火を焚くことで、遠くへ明かりを届ける簡易的な灯台。設置することで夜海を照らす明かりになり、遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
漂着船
-
月の島漂流生活記念碑
(元施設:石像)- 大量の石を積み上げ削り建てられた石像。特に効果はないが、島のモニュメントに相応しい大規模な建造物。
拠点
-
上弦の小舟
(元施設:小船)- 材料を集めて作った、お手製の小船。設置することで、中規模以下の島なら脱出の準備を整えることができる。
拠点
-
書き置き
- 誰でも書き残せられるように置かれた筆記用具。拠点に置くことで、拠点で書き置きを行うことができるようになる。
拠点
-
石臼
- 大きな石に溝と穴を彫って擦り挽きできるようにしたもの。設置した場所でアクション『臼挽き』が解放される。
拠点
-
岩風呂
- 穴を掘り舗装をし、真水を入れて沸かしたもの。アクション『お風呂』が設置または強化される。
拠点
-
道路
- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
森林
-
六花街道
(元施設:道路)- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
拠点
-
六花海道1号線
(元施設:道路)- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
砂浜
-
六花連絡道
(元施設:道路)- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
漂着船
-
六花海道特別道
(元施設:道路)- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
岩場
-
フルル砲
(元施設:大砲)- 大きな弾を打ち出すための古典的な臼砲。設置した場所でアクション『打ち上げ花火』が使えるようになる。
拠点
-
大砲
- 大きな弾を打ち出すための古典的な臼砲。設置した場所でアクション『打ち上げ花火』が使えるようになる。
拠点
-
シエルの狩猟用テント
(元施設:狩猟用テント)- 森林の中で動物を見張るために置かれた狩猟用のテント。森林に設置することで狩猟の成功率が上がる。
森林
-
壁材
- 拠点を補強するための壁材。拠点に置くことで拠点強度を+1し、拠点内にいる限り強い風雨による影響を無効化する。
拠点
-
雪国式ダイニングテーブル
(元施設:シェアテーブル)- 何かをシェアするのに有用な、設置した場所で不思議な拡散効果をもったテーブル。アクション『シェアテーブル』を使用することができる。
拠点
-
船出を告げる祝砲
(元施設:花火)- 打ち上げられた花火。その強烈な光と音によって、遠くの船に存在を知らせられる確率が大きく上がる。
拠点
TEXT LIST
ピンク色の髪と青色の瞳(Eno.10) - 2022-10-17 04:00:01
シャイガールな服とポラロイドカメラ(Eno.10) - 2022-10-19 16:00:01
物見やぐらの上からよ!(Eno.10) - 2022-10-22 10:00:01
この島を出た後の事よ!(Eno.10) - 2022-10-23 22:00:02
パンケーキが二人を繋ぎますように。(Eno.10) - 2022-10-24 04:00:01
お母さんのしっぽよ!(Eno.10) - 2022-10-25 22:00:01
やりたいこと、みっけ!(Eno.10) - 2022-10-29 16:00:01
出会いは別れの始まり(Eno.67) - 2022-10-29 22:00:02
*******とある洋菓子店の様子。(Eno.102) - 2022-10-21 16:00:05
**********(Eno.102) - 2022-10-27 04:00:08
***********(Eno.102) - 2022-10-28 22:00:09
************(Eno.102) - 2022-10-29 16:00:09
*************(Eno.102) - 2022-10-29 22:00:14
― どこかの島、どこかの洋菓子店(Eno.102) - 2022-11-01 00:11:16
夢日記~second season~1日目①(Eno.123) - 2022-10-15 22:00:01
夢日記~second season~1日目②(Eno.123) - 2022-10-16 04:00:02
夢日記~second season~1日目③(Eno.123) - 2022-10-16 10:00:01
夢日記~second season~1日目④(Eno.123) - 2022-10-16 16:00:01
夢日記~second season~1日目⑤(Eno.123) - 2022-10-16 22:00:02
夢日記~second season~1日目⑥(Eno.123) - 2022-10-17 04:00:01
夢日記~second season~1日目⑦(Eno.123) - 2022-10-17 16:00:01
夢日記~second season~1日目⑧(Eno.123) - 2022-10-17 22:00:01
夢日記~second season~2日目①(Eno.123) - 2022-10-18 04:00:02
夢日記~second season~2日目②(Eno.123) - 2022-10-19 22:00:01
夢日記~second season~3日目①(Eno.123) - 2022-10-20 04:00:02
夢日記~second season~4日目①(Eno.123) - 2022-10-22 04:00:01
夢日記~second season~5日目①(Eno.123) - 2022-10-24 04:00:01
夢日記~second season~5日目②(Eno.123) - 2022-10-25 10:00:02
夢日記~second season~6日目(Eno.123) - 2022-10-27 22:00:01
夢日記~second season~7日目(Eno.123) - 2022-10-29 16:00:02
夢日記~second season~終章(Eno.123) - 2022-11-01 00:11:15
シエルの手記【1日目】(Eno.157) - 2022-10-16 04:00:02
シエルの手記【2日目】(Eno.157) - 2022-10-20 04:00:04
シエルの手記【3日目】(Eno.157) - 2022-10-22 10:00:04
シエルの手記【4日目】(Eno.157) - 2022-10-24 04:00:05
シエルの手記【5日目】(Eno.157) - 2022-10-27 04:00:07
シエルの手記【6日目】(Eno.157) - 2022-10-28 04:00:08
シエルの手記【7日目】(Eno.157) - 2022-10-29 16:00:07
フルルメモ:ミリアム・クラルト(Eno.554) - 2022-10-19 10:00:04
フルルメモ:奥入瀬 六花(Eno.554) - 2022-10-19 16:00:05
フルルメモ:觥 美鳥(Eno.554) - 2022-10-19 22:00:05
フルルメモ:レクレシア=バーティー(Eno.554) - 2022-10-20 04:00:05
フルルメモ:めいどさん(Eno.554) - 2022-10-20 10:00:04
フルルメモ:音無 ムゥ(Eno.554) - 2022-10-20 16:00:05
フルルメモ:シエルトワレ・Y・リリーブラン(Eno.554) - 2022-10-20 22:00:06
フルルメモ:ディスト・セラフィン(Eno.554) - 2022-10-21 10:00:05
フルルメモ:島ノ江 海斗(Eno.554) - 2022-10-21 22:00:05
フルルメモ:フルル・フラワナイト(Eno.554) - 2022-10-22 22:00:05
フルルメモ:上弦の小舟(Eno.554) - 2022-10-29 10:00:09
■ 漂着者一覧
- Eno.10
-
- ミリアム・クラルト
-
拠点
-
「主舵いっぱーい!!!」
-
- Eno.67
-
- 奥入瀬 六花
-
拠点
-
「………ここ、何処?」
-
- Eno.68
-
- 觥 美鳥
-
拠点
-
「たすけて…コタローちゃん…。」
-
- Eno.102
-
- レクレシア=バーティー
-
拠点
-
「ふふ、楽しかったな。ありがとね!」
-
- Eno.107
-
- めいどさん
-
拠点
-
「皆様、良き旅を~」
-
- Eno.123
-
- 音無 ムゥ
-
拠点
-
じゃあね、月島の皆…… またどこかで…
-
- Eno.157
-
- シエルトワレ・Y・リリーブラン
-
拠点
-
「本当に、夢のようナ時間でしタ…」
-
- Eno.160
-
- ケイ
-
拠点
-
「思い残すことの無いように、な」
-
- Eno.169
-
- ディスト・セラフィン
-
拠点
-
「なんでオレがこんな目に……」
-
- Eno.327
-
- ちらし
-
拠点
-
「皆と共に過ごせた時間は"たからもの"じゃな」
-
- Eno.357
-
- 島ノ江 海斗
-
拠点
-
「……遭難ってマジ?」
-
- Eno.535
-
- 魔龍王
-
拠点
-
「はーーっはっはっは!!!」
-
- Eno.554
-
- フルル・フラワナイト
-
拠点
-
ながされフルルさんですよー。ココはドコ
-
- Eno.668
-
- カノ
-
拠点
-
うみ…‥……ぜんぶ海だー!?
-
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
その手が、離れるまで。
一瞬だった様な。
随分長く経った様な。
それもわからずにいて。
「……ふ、ふふ…。」
「ダメだよ、シアさん。」
「それは、大人にかける言葉じゃ、ないよ。」
"頑張った"だけでは、ダメなんだから。
「オー…ごめんなさイ、少シ喋りすぎてしまいましタ。退屈で申しワケなイでス!…でも、自分の世界?でハ、あまリ表に出せなイことですカラ。聞いてほしかったのでス」
しっぽを多少強めに触っても特に気にしてはいないようだ。
「…………ごめんなさい、撫でたことは謝ります。本当にそれはごめんなさい。
でも、これは子ども扱いをしようと思ったわけでは一切なくて。」
そこまで話した後、いったん口を噤む。
「……子供扱いしているわけではなくて、美鳥さんとっても頑張ってるんだなってそう思って。
僕無理ですよ。たとえ誰かに何かをやってもらったとしても、一人で神社守るなんてできませんよ。流れでそうなったとしても、できません。
だから……」
――その先を伝えるのは悩んだ。
話を聞いたのは少しでも心が晴れればいいなとおもったのに、これ以上負担をかけてしまうかもしれないから。
―― 無言であなたの頭をひと一撫でだけしたら、手を離すだろう。
「……なん、で…。」
「ダメ、って……言ったよ…。」
かざされる手に。
何をされ様としているのか、察しても。
拒まなくてはいけないと、思って居ても。
身体は動かず。
言葉も出せず。
ただ、されるがままに。
嫌がられれてしまうかもしれない、先ほどみたいに"大人を奪わないで"と言われてしまうかもしれないが、目の前のあなたの放置なんてできないし、なんとかしたい気持ちが勝った。
―― そっと、あなたの頭を撫でようとした。
「…………美鳥さん。」
タイを受け取ってもらえないのは、別に気にしない。
そして、目の前のあなたは大丈夫だと言っているが、
そんなわけないこともわかっている。
「ふっふ…その言葉覚えておくのじゃぞ~」
甘やかしまくってやるぞ~。
「んふふ~いい感じじゃろ~?
この尻尾をな、抱きしめて寝ると…
なかなかいい夢が見られるらしいぞ(娘談)」
差し出された、青い布を、遮る意志も、わたしにはもう無い。
「…ごめんね。」
受け取ったタイで、涙を拭う事も無く。
「わたしは、だいじょうぶだから。」
だから。
だから、なんだと言うのだろう。
「…………え、えっと……美鳥さん?」
あなたが再度くれたパンケーキの感想を、黙って聞いていたが、その目に涙が見えると、取り乱してしまう。
「……えっと、これ使っていいんで落ち着いてくださいね。」
たぶん、今出せる布の中だと一番きれいだろう、と。自分の首にかかっている制服の青いタイをあなたに差し出そうとするだろう
「要らなくなっちゃった、わけなのね……。」
ふむ……と考え。言葉にまた詰まる
……今は、少し考えたい。
手を動かす。
しっぽの先端から、根元までわしわしと毛並みを弄る。
ちょっと、ガサツかも。
「ハイ。私のいタ教会、というカ組織は、チョット前に解散しましタ!時代が下リ、科学も進歩しテ、ウェアウルフは表向きただの迷信トなりマシた。…エラい人、もうこういう表にできなイ組織、いらなイみたイですネ」
「……ひとつ上手くいくと、そうよねぇ。」
やっぱりきな臭かった。
「……ねぇ、存在しない組織、……って、
アンタはそこ所属なんじゃぁないの?」
だから。
わたしは、わかってしまった。
「――…わたしは、もう、変われないよ。」
あなたには、なれない。
「シアさん。
あなたが作った。
あなたが食べさせてくれた。
あなたの願いを込めた。」
「あの、パンケーキ。」
「とても……とっても、素敵だった。」
「今まで食べた、どんな食べ物よりも。」
「今まで見た、どんな願いよりも。」
「ずっと。ずーっと。」
「ありがとう。」
ごめんなさい、と言う言葉には、首を横に振る。
あなたが謝る事など、何も無いのだ。
「…ごめんね。」
自分を、変えようと。
願わずに居た事が、在っただろうか。
でも、それは。
「どうデしょうカ。神の名のモトに、結局はウェアウルフ以外の異端狩りに分別なク投入されていタ時期もあったそうですシ。私にはわからナイですネ」
「…いずれにしてモ、いまはもう存在しなイ組織ですかラ」
「……すみません、僕は周りくどい言い方は得意じゃないので単刀直入に聞いてしまうのですが……
美鳥さんは、自分を変えたいって思いますか?」
そのまま話を続ける。
「……特にそう思わなければ、この話やめましょうか。……たぶん僕のやっていることがすべて、美鳥さんの負担になったり、これ以上傷つけてしまうことを避けたいので。
でも、もし変えたいと思うのであれば、僕でよければいくらでも協力しますよ。」
できないなんて、そんなことないのでは……なんて思いつつ、なんて答えようかを考えていたのだが、その先の言葉を聞けば、頭を下げる。
「……大人だからが無くても、何も残らないなんてないと思いますが、その、傷つけてしまっていたら、ごめんなさい。
先ほど手を出したのも別に子供扱いではなく、女性扱いをしただけだったのですが……いや、これは言い訳です。本当にごめんなさい」
その後、顔をあげてあなたを見据える。
続けるわけには、いかないから。
別の言葉を、繋げる。
「――…シアさん。
"大人だから"は、止めた方が良いって、言ったよね。」
「ダメだよ。そんなこと、言うのは。
"大人だから"を、取られたら。
わたしには、何も残らないよ。」
「わたしから、"大人"を、取らないで。」
「つ、続き、ですね、はい…。」
身構え無い様にしていたつもりだが、身構えていたかも知れない。
出来る事を、取られた、か。
そういう考え方も、あるのだろうか。
いや。
「…それは、違う、かな……。」
出来る事、では、無いのだ。
「……わたしには、出来ないから。」
その言葉の先に。
わたしが止めた、モノがある。
言葉にしてはいけない、モノがある。
拠点でのいろいろをこなしたら、『お待たせしました』と、戻ってくるだろう。
「……さっきの話の続きですが。
……美鳥さんは、自分の居場所を取られた、ではないですけど……自分でもできることを取られてしまった状態なのかなと思いました。」
だから余計に自信が無いのだろう。
先ほど話したバイトの子もそうだったから。
「……あと、そういえば先ほどなにか言いかけたことありませんでした?」
空の様子がやばそうだったので、途中で会話を止めて帰ってきてしまったのだが、気になったので聞いてみることにした。
寝ている、あるいは休んでいるあなたの傍に
いつのまにかバスケットが1つ置かれていた。
籠の中にはクラブサンド……と、メモが一枚。
『ご主人様へ
お食事をご用意いたしましたが、
お休み中でしたのでお弁当にしました。
冷めても美味しいと思いますので、
お好きな時に召しあがってくださいね。 めい』