■ Ino.20 ウィンザー家のカレーの島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
5人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
Eno.42:あすかはクラッカーのヒモを引いた!!
パァン!!!!!!
この島の新しい名前が決まりました。今からここは『ウィンザー家のカレーの島』です。
「みんな異論はないようだし、決定で良いんじゃない?」
「わたくしの別荘にしたかったのに
沈むなんて残念です~。
でも折角ですからわたくしの名前を
付けていきましょう!」
「カレーが、沈んでしまいますー?」
「別荘欲しかったって言ってたもんね。
良かったじゃん。沈むけど。」
「良いんじゃない?
カレーに始まり、カレーに終わる島。」
6人目の皿を眺めながら、自分の分を食べ進めていく。
「なんでって……この島が別荘っぽいから?」
「? 何故わたくしの名前が?」
(ここに来て島に名前を…!?)
そう言えばそんな話をしていたのを
チラっと聞いたような気がする。
「いいんじゃないでしょうか…なんか、らしくて…」
「カレーの島ー。」
みんな思うことは一緒、といった空気に、口元が緩む。
「……人数分だろ?」
あー、と少しごまかし気味に。
「なあ、この島の名前を考えたんだが、
『ウィンザー家のカレーの島』っていうのはどうだ?」
余った皿にも気付かず自分のカレーを眺めている。
「それでは、いただきましょう!」
6人分のカレー皿を見て、ふっと表情を和らげる。
自分の分が渡れば、ありがとうと言って。
「……食べますか」
「あー。」
器を持って。
誰にも渡らない一皿を見て。
「人数分ですー。」
満足げ。
「ちょっと言ってる意味がわかりませんね……」
ていうか逆では? 逆では?ではない。
そもそもそういう意味ではない(どんどん自爆していく)
「じゃ、カレーを人数分よそって、と。」
6人分の器にカレーを盛り付け、全員に手渡した。
「砂介さんはえくねくんに食べてもらえば?」
「さかいと、あすかと、どちらがカレーになって、
まーがれっとに食べられてしまうのでしょうー。」
「あすかさんのところから冷気を感じたので
そちらがどうぞ…」
冰さんもそうだそうだと言っています(言ってない)
「早く食べましょう!
わたくしお腹ペコペコです」
「冷えてきたらしいので、
砂介さんをカレーの具にして温めてあげよう。」
「カレーの具になりたいか?」
「ちょっと冷えてきたな……」