■ Ino.20 ウィンザー家のカレーの島
体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下
STATS
5人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「えっ……どうしよう。
みんなの写真は魅力的だけど、
お嬢に振り回される夢とか見そうだしな。
僕よりも砂介さんが安眠してほしいから、遠慮しとくよ。」
「そうかな……?
まあ、そう言ってもらえるとありがたいよ…」
「はは、助言してくれたあすかさんにも感謝してるよ。
あれ、そうなんだ……。
あー…あすかさんも写真使う?(?)」
「なーに言ってんの。
砂介さんだって頑張ってるでしょ。
蒸留装置とか作ってたし〜」
「お、写真の効果アリって感じか。
クッション配ってくれたえくねくんに感謝だね。
僕はあんまり眠れなかったけど……。」
「そうだね。みんなが頑張ってくれたおかげで……
あすかさんや冰さんには頭があがらないよ…」
「ああ、うん。昨日は…おかげさまで。
いやぁ…穏やかに眠れたの本当に久々で……少しびっくりしちゃったな……」
「もう5日目だもんね。
食糧も飲み水も安定してきたし……
あ、そうだ。昨日はよく眠れたかな?」
1確ガチャをころころしつつ。
「ぉわっ あすかさん…こんにちは。
あはは……まあ、ここでの生活もだいぶ
慣れたもんだからね……」
1確ガチャ…なんて虚無…
「これだと1確定ガチャだな。」
Eno.42:あすかはサイコロを振った!……『1』が出た!
(内訳: 1 / 1 / 1 / 1 / 1 / 1 )
「砂介さん暇そうだね。
そろそろ娯楽が欲しくなってくるよね〜」
暇人か?
Eno.205:砂介仁はコイントスをした! ……表が出た!
Eno.205:砂介仁はコイントスをした! ……裏が出た!
「…………」
なんとも言えない変な顔をしながら起きた。
枕の下の写真は綺麗にのばしておいた。
Eno.42:あすかは真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……!
「ぐえ。
風呂で歌うと流石に喉が乾くな……。
お嬢に貰った水飲んで二度寝しよ……。」
「ふ〜……。」
周囲が寝静まったのを確認してそそくさと入浴する。
湯気がすごくすごい。
「お風呂で気分あげてこ。
せっかくだから歌ったりしちゃうもんね〜♪」
小さな声で歌い始める。
小声だし、雨の音で多分聞こえないはず。
「……よし、みんな寝たな。」
――すぅ……。
「あー。これで、全部ですねー。」
人間達に行き渡ったのを確認して、満足げに頷く。
「では、そろそろー。」
誰かの残した小屋の軒先に、羽根を畳む。
「広くしましたー。」
広くなっただけ。
Eno.20:えくねは砂浜でドラム缶風呂を沸かした!
「写真ー。写真を、撮りますー。」
シャッターは、何も無い海を切り取って。
それを確認すると、満足げに。
薄暗い雨空を、見上げる。
「此処は、素敵な所ですねー。」
遠い海、水平線は近く。
雲の向こうに、既に日は登り。
僅かな切れ目から、細く長く、光が差す。
それは、何処かの国では。
天使の梯子と、呼ぶのだとか。
何時の間にか、雨が降っている。
雨音に、掻き消される様な声で。
誰にとも無く。
そう、誰にとも無く。
「悪魔にとって、魂の価値とはー。」
「どれだけ、他者から、想われて居るかだと、聞きましたー。」
「あなたには、確かに、価値が在ったのですねー。」
「まぁ、はしたない…!」
あんぐりして見送った