Ino.6 サイトウハウス島
暗夜迷宮アフター島! マリアナ海溝からナガサレた齋藤、愉快な退魔師たち、あのイベントボスに暗夜迷宮以外からナガサレてきた者たち! ロール重視✨ゲーム要素も死なない程度に! 全年齢向けの見学自由なシマです。
STATS
13人 / 人数
サバイバル / 難易度
ミディアム / 広さ
OVERVIEW
■概要
2023年2月~6月に開催された定期更新型ネットゲーム「暗夜迷宮」アフター島……
といいつつ、暗夜迷宮以外のキャラクターも参加してOKなシマです。
作戦番号634、齋藤君洋がナガサレるからサイトウナガサレ島です。
■募集要項
参加者は別所で募っています。
もし暗夜迷宮参加者さんで、気になるよ! というモノ好きな方は、こちらに連絡ください→Twitter@shiro_333
FACILITY
-
施設名
説明
場所
-
住める海藻
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
-
住める海藻
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
-
拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
-
島で見つけたテント
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
-
イチャ部屋?
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
-
拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
-
狼煙
- 煙を高く上げるために工夫された焚き火。救難要請施設として機能し、設置ごとに遠くの船に救助される可能性が上がる。
砂浜
-
ドラム缶風呂(森用)
(元施設:ドラム缶風呂)- ドラム缶に海水を入れて沸かしたもの。設置場所にてアクション『お風呂』が使用可能になる。
また、時間更新時の不調にかかる確率を少し下げる。(重複無効) 森林
-
太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
-
太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
砂浜
-
御神凪式ウォーターサーバー
(元施設:太陽熱蒸留器)- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
砂浜
-
太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
-
Bar Eden hall
(元施設:太陽熱蒸留器)- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
-
窯
- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
-
雨水回収装置
- シートを広げ、雨水を効率よく集めるための装置。雨天時の時間更新後に確認することで雨水を獲得できる。
拠点
-
掴みかかる海藻
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
いたずら落とし穴
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
-
御神凪式狩猟罠
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
-
御神凪式狩猟罠Ⅱ
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
-
御神凪式狩猟罠Ⅲ
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
-
柳條人試作Ⅰ号機(狩猟罠)
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
柳條人試作Ⅱ号機(狩猟罠)
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
柳條人試作Ⅲ号機(狩猟罠)
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
柳條人試作Ⅴ号機(狩猟罠)
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 離島
-
柳條人試作Ⅳ号機(狩猟罠)
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
女湯防衛システム(開発中止)
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 離島
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 離島
-
全自動岩風呂女湯防衛機構
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 漂着船
-
おさかな天国
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
御神凪式漁罠
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 拠点
-
おさかな天国Mk-Ⅱ
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
御神凪式漁罠Ⅱ
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
誘い込む海藻
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
おびき寄せる海藻
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
御神凪式漁罠Ⅲ
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
御神凪式漁罠Ⅳ
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
イチャ部屋201号室
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
自生倉庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
イチャ部屋202号室
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
保水海藻
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
水着でイチャイチャしないと出られない部屋301号室
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
-
灯台
- 石を積み火を焚くことで、遠くへ明かりを届ける簡易的な灯台。
救難要請施設として機能し、設置ごとに遠くの船に救助される可能性が上がる。 拠点
-
サボテンをするリヴァイアサン
(元施設:石像)- 大量の石を積み上げ削り建てられた石像。特に効果はないが、島のモニュメントに相応しい大規模な建造物。
拠点
-
UTMリヴァイアサンかつお漁船海藻DX
(元施設:船)- 材料を集めて作った、お手製の船。設置することで、島からの脱出準備を整えることができる。
砂浜
-
ノートと鉛筆
(元施設:書き置き)- 誰でも書き残せられるように置かれた筆記用具。拠点に置くことで、拠点で書き置きを行うことができるようになる。
拠点
-
石臼
- 大きな石に溝と穴を彫って擦り挽きできるようにしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
-
秘湯 海の湯
(元施設:岩風呂)- 穴を掘り舗装をし、真水を入れて沸かしたもの。設置場所にてアクション『お風呂』が強化された状態で使用可能になる。
また、時間更新時の不調にかかる確率を下げる。(重複無効) 拠点
-
お散歩コース
(元施設:道路)- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
拠点
-
打ち上げ砲台
(元施設:大砲)- 大きな弾を打ち出すための古典的な臼砲。設置した場所でアクション『打ち上げ花火』が使えるようになる。
拠点
-
狩猟用テント
- 森林の中で動物を見張るために置かれた狩猟用のテント。森林に設置することで狩猟の成功率が上がる。
森林
-
壁材
- 拠点を補強するための壁材。拠点に置くことで拠点強度を+1し、拠点内にいる限り強い風雨による影響を無効化する。
拠点
-
大きなテーブル
(元施設:シェアテーブル)- 何かをシェアするのに有用な、設置した場所で不思議な拡散効果をもったテーブル。
アクション『シェアテーブル』を使用することができる。 拠点
-
シェアテーブル
- 何かをシェアするのに有用な、設置した場所で不思議な拡散効果をもったテーブル。
アクション『シェアテーブル』を使用することができる。 砂浜
-
スターマイン(探索船用)
(元施設:花火)- 打ち上げられた花火。その強烈な光と音は救難要請として強く機能し、打ち上げごとに遠くの船に救助される可能性が大きく上がる。
拠点
-
浮桟橋
- 浮きになる構造物を繋げて錨で固定した即席の橋。海を挟んだ離島へ行けるようになる。
この施設は設置時自動的に離島エリアに設置される。 離島
-
キャンプファイア
- 土台に木々を組みあげて焚き火をより扱いやすくしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
また、アクション『あたたまる』が開放される。 拠点
-
解体台
- きちんとした台と斧を用意することで、解体に専念できるようにしたもの。
設置した場所にて一部のレシピが開放される。 拠点
-
大型蒸留器
- 大きな容器と安定した炎を用意することで、誰でも気軽に水の蒸留を行えるようにしたもの。
設置した場所で一部のレシピが開放される。 拠点
-
氷室
- 断熱性をもち熱を奪うもので敷き詰めたつめた~い空間。
設置した場所で一部のレシピが開放され、さらにアクション『すずむ』が使用可能になる。 拠点
-
洗面台
- 清潔な水と石鹸を用意した簡単な手洗い場。
設置場所にいるとき時間更新時の不調になる確率を下げる。(重複無効) 拠点
TEXT LIST
遭難日誌その1~みちる編(Eno.571) - 2023-07-10 22:00:10
遭難二日目~みちる編(Eno.571) - 2023-07-12 22:00:14
遭難日誌その2~みちる編(Eno.571) - 2023-07-13 04:00:14
ひはたけり、はいがながれ、(Eno.571) - 2023-07-14 04:00:17
遭難日誌その3〜みちる編(Eno.571) - 2023-07-14 22:00:18
むしがはいより、せをなぞり、(Eno.571) - 2023-07-15 22:00:22
遭難日誌その4~みちる編(Eno.571) - 2023-07-17 04:00:24
くらいそこにおろされた、くものいとにからめとられ、(Eno.571) - 2023-07-17 22:00:26
遭難日誌その5~みちる編(Eno.571) - 2023-07-18 22:00:28
遭難日誌その6~みちる編(Eno.571) - 2023-07-20 22:00:30
遭難日誌その7~みちる編(Eno.571) - 2023-07-22 04:00:29
遭難日誌その8~みちる編(Eno.571) - 2023-07-24 22:00:10
ジーランティスオオクロネコ(Eno.574) - 2023-07-25 22:00:11
(再)ジーランティスオオクロネコ(Eno.574) - 2023-07-26 00:00:01
SPELLGUN 忘却魔海⑥(Eno.862) - 2023-07-23 04:00:15
a few days later...①(Eno.862) - 2023-07-23 22:00:15
The blue bird flies away...(Eno.862) - 2023-07-26 00:00:01
漂着者一覧
- Eno.53
-
- シアン
-
海上
-
へんなところきちゃった!
-
- Eno.58
-
- 齋藤 君洋
-
砂浜
-
ちょっとは、楽しかったですよ。
-
- Eno.104
-
- クロワ
-
海上
-
お家じゃなーい!
-
- Eno.217
-
- 十野 美咲
-
離島
-
「一服したら次のことを考えようか」
-
- Eno.285
-
- 羯磨 善樹
-
海上
-
帰りたい……
-
- Eno.295
-
- ディー・スフィーラ
-
海上
-
「よ、よよ、よろしく…」
-
- Eno.374
-
- アザゼル・アティザイア
-
海上
-
「いや~久しぶりの休暇だな~」
-
- Eno.454
-
- 紋所屋鉦彦
-
海上
-
ここは、どこ……?!私は……天才!!
-
- Eno.571
-
- みちる
-
海上
-
わたしの、道
-
- Eno.574
-
- 三河 元忠
-
海上
-
「ナー」(ここどこ?)
-
- Eno.818
-
- 海藻
-
海上
-
落ちている。
-
- Eno.862
-
- 御神凪 敬
-
海上
-
「縺れた糸は解かれていく。端に真実を、もう一端に未来を結んで…」
-
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
"人ならざるモンに、奪られて。"
「………」
そのようなことがあって、幼馴染も同じ存在と知って、理想とは全然違くて。お伽噺のように綺麗に上手くいかないのが、きっと現実なのだろう。美女と野獣なら、野獣が人間に戻ってハッピーエンドかもしれない。けれども、
→
→
「……怖いですよ。怪異って。
人間が空きでも、傷付けてしまう。ボクたちは弱いから、傷付いてしまう。
彼らは、そういうもんです」
→
「理解はできひんかなぁ……したかったけど、しようとしたけど。
ボクが、幼なじみが人やないって知ったん、15の時やったんです。
兄をなくしましてね……そん時に。人ならざるモンに、とられて。つゆりんもそれと同じモンやって知ったんですわ」
これは青年の話に見せかけた少女の話。
のつもりの自分語り。
「人間ごっこをしてくれてた幼なじみがボクは好きでしたよ。
化けの皮が剥がれてしもぉたら、そら受け入れれんし、怖いし、きっつい事もあって、理想とは全然ちゃうし……、
せやけど離れられへんかった。ボクはつゆりんが欲しかった」
→
「知らんぷりって疲れますやろ……」
少女の利のことは分からないけど、察しがいい子だとは思っていた。
察しがいいと気にしてはしまうから。
「ボク達の世界はそういうルールなんで。公安もそうですしね。大小誰にでも言えん事はあるし、知らん方がえぇことも……言えんのはもどかしいですけど」
世界の均衡に関わらずとも、ちっぽけで他人にはどうだっていいことでも。
言えないことはある。
「ボク嘘が下手やから」
→
でも、と少女は続ける。
「人間ではなくとも、理解し合えるものではないですの?
シアンちゃんやクロワくんも人ではなかったけれど、私達に協力してくれましたし、齋藤さまは…すごく、すごく悪いことをしたと聞いたけれど、私を家に帰したいと言ってくれた。シスターはずっと私を否定しなかった……だから、つゆり様が人でなくとも、私、お話出来ると思いますの。」
「…私、こう見えて疑り深いんですの。でも、"きっと今はそれどころじゃない"と思って、出来るだけ知らんぷりしてましたの。」
疑えば疑うほど、相手の弱みが見えてくる。それを逆手に取れば、状況を逆転できる。けれども、引き摺り出すのは一気にではない。あえて道化を演じることでより誤魔化せる。…そのような"利"を知ってしまっていたから、自然とその癖が出てしまった。
「紋所屋さまや羯磨さま、それに御神凪さま、…齋藤さまも隠そうとしていたのはきっと、均衡が崩れてしまうから。知られてはいけないことだから、誤魔化していた。…そう、"秘密"は隠してこそ平穏が保たれるもの。むやみやたらに開かしてしまうのは、よくないのよ。」
→
「まぁ、歴史名所や遺跡見学をしながら――
夏休みに日本国内を旅するみたいな感じで、どうかな。
考古学はイメージも重要なトコがあるからね。
数千年、数万年前とそう変わっていない土地を自分の足で歩くのは、
インスピレーションの糧となる訳だ。
参加経費は、うちの会社に出して貰うとしよう」
御為ごかしのような事を云っているものの、
自分の中の引き出しを増やした方が、
何事にも生かせるみたいな事を云いたいらしい。
そんな事を自分も6、7年前に周囲の大人に云われた記憶がある。
「ないない尽くしではあるが、俺達は五体満足で生きている。
足りない物は、おいおい探して確保して行くとしようぜ」
士気を落としては、それこそ生存性に関わる。
現実を処理する段階においては慎重な悲観論は重要だが、
将来の展望においては気楽な楽観論の方が生存性が高まると聞く。
心配しても無駄な部分で落ち込むな、という事か。
「まぁ……道なんてモノは誰かに与えられるモノじゃない。
暗闇の中を足掻きながら、自分自身で一歩ずつ見出すものさ。
先人にできた事を俺達にできない訳がないさ。
それに、紋所屋さんとカツマさんは最強のコンビだからね。
みちるさんみたいな可愛い子が困っていたら、
必ず助けてくれるはずさ……たぶん、きっと」
特に根拠のない信頼が、勝手にコンビを最強の二人にする。
→
「一神教の神様は置いといて――
人の願いや信心、思惟の強さが、神霊に反映するとしたら、
善意が反映されたモノを"神様"。
悪意が反映されたモノを"悪神"とか"悪魔"と呼んでるのかもね。
善悪のベクトルが違うだけで、その本質は同じなのかもしれないな」
考える仕草を作ってから、言葉を選んだ。
「ユニークな発想を持った優秀な生徒を持って、"先生"、光栄だよ」
教師と生徒ロールをして遊ぶ。
教育実習生として、ありえる組み合わせだ。
あるいは、家庭教師だろうか?
大学生と高校生。それが一番、ありえる関係かもしれない。
→
頷いた。
「そうですよ。
やっぱり、変やなって思うとこ、ありましたか」
裏の世界の者は必死に隠し通さなきゃいけないのは事実で、必要なことだけれど。
一般人は何にも分からなくて、何も知らなくて何もできない、だけでもない。
退魔師でありながら、周囲のあなたの扱いが、優しさがずっと気にくわなかった
「彼らと、ボクの幼なじみは同じものです。
人に紛れて暮らす人ではないもの。お話にしか出てこぉへんとされとる存在。
“そういうもの”です」
「……私の、勘違いかもしれませんが…」
それは、"知っているなら教えて欲しい"という顔だ。伝えるも嘘を吐くのも、貴方次第。
"人間やないから"―――
その言葉を聞いて、少女の表情は固まる。そして、少しだけ考えるために顔を逸らし、顎に指を当てて無言…も、ほんの少しで、また貴方の方を向くと、同じように内緒話のようにこう尋ねてきた。
「……もしかして、シスターや齋藤さまも人間ではないのですか?」
→
「考古学の体験プログラム!?
楽しそうですわっ、なんだか御神凪さまのお話を聞いていたら興味が湧いてきましたもの!」
素敵な提案に両手を合わせてはしゃぐ少女。そういえば、自分は夏休みを目前にしていたな…とも気付く。
「海図、海図……うーん、砂浜辺りを探してもそれらしきものはありませんでしたし…」
…と、この時点ではまだ漂着船が後日流れ着くことも知らず、偶然流れてきた宝箱のようなものに入っていないかなぁ…と楽観的に考えてしまう少女。
「そ、そうですわ!だって私達始めにボトルメールを拾ってますもの!いかにここが未知のシマとはいえ…御神凪さまが仰る通り、帰還した人間がいるに違いありませんわ!」
僅かな情報を拾い上げて考えられるのはそれぐらいだ、"常世"…という言葉の意味を知っていれば、きっと"つまり私達は死んでしまったということ〜〜〜!!??"なんて混乱してたかもしれないが、まぁ別の話ということで…
→
「そうですの!怖い話はなし!…面白くなかったわけじゃないですけれども…
人の善意や願いが込められたものって、それこそ"神様"の類ではありませんこと?」
少女はそこまで信心深いわけではないが、今までの話と善意や願いというプラスなワードを聞けば、自然とその結論に至った。
「その辺りはいかがかしら?御神凪先生。」
と、ちょっとした茶化した調子で貴方をそう呼んでみたり。
→
→
「つゆりんは、ボクの幼なじみは人間やないから」
シンプルな答えだ。
それは一体どういう意味か。比喩に聞こえるか。
「ありがとうございます」
顔色はいつも通り変わらないまま。
ベットに座ってから、暫く忙しなく動く少女を見つめて。
「そうですね。船に乗るのはあまり無かったので
慣れていないのかもしれません」
船内の一室。そこは個室…というわけではなく、ベッドがいくつか並んでるような多人数部屋だろう。その柔らかいベッドへと貴方を座らせてから、ちょっと待って、と持ってきた荷物を解く…冷たい水の入った瓶が2つと、残りのクッキー1枚。
「船酔いとかしてません?お水を飲んでみるといいのだわ。」
そう話しながら、少女は貴方の隣に座った。
「そうですわね!私がお母様の元に帰ってから、それから、考えてみるのだわ!
…お母様だって、九条の方々から逃げたかった様子でしたし…」
詳しい事情は聞いていない。ただ、自分には『関わらないで欲しい』と約束をしてきたのだから、きっと、母と願うことは一緒なはず。
「齋藤さまも、一緒にシマを出ましょうね。
私達、悪者同士ですもの。悪い秘密を共有し合う仲間ですわ!」
…そう言って、少女は無邪気に笑う。皮肉でも同情でもない、貴方に抱いた唯一の仲間…友達意識だ。
「ははは。今回の件はどう言い訳しようかな?
正直に告白しても信じて貰えると思えないけど……」
細い顎に手を当てて考える仕草を作った。
「多分、一応、太平洋なんじゃないかとは思うが、
天測でも現在地が全然、算出できないしなぁ。
海図でも見付かればいいんだけどね」
そう云って、海の方を見る。
「案外、古代中国で東の海の海上にあるとされた『蓬萊』――
あるいは、沖縄の方の常世の国、ニライカナイ。
そのあたりの桃源郷は、この島がモデルなのかもしれないな。
この仮説が正解なら、帰還した人間がいるって事だ。
その辺りの展望は、楽観的に考えようかな。
無事帰れたら、うちに考古学研究所の上司に相談して、
青少年向け夏休み考古学体験プログラムの開催でもお願いするかな。
それなら……きっと、お母さんにも怒られないしね」
立山の先にある剱岳では明治の時代に初登頂されたが、
山頂には、奈良~平安時代に登頂した修験者の遺物があったとか。
青少年プログラムでそこまでは流石に行かせないが、
約束のアルペンルートは確実に寄れる。
星見――星を見上げる事もできるだろう。
「みちるさんは賢いね。リスクは冒さないのが、一番さ」
社会の裏に怪異が存在する世界であれば、なおさら――
「そうだね。俺達は結構、ふわふわした認識で世界泳いでるのさ。
人を騙そうとする悪意なんて、性善説の人間であれば想像し難いし、
強い悪意はなくとも、商業的な伝説なんかもあるしね。
現代人は忙しく、その時間は有限で、全てを確認して生きれない。
その隙を突いて情報拡散するのが、現在の『伝説』という奴さ。
でも、全部の『伝説』が必ずしも人の悪意に由来するとも思わない。
中には、人の善意とか願いが盛り込まれたモノだって、きっと……」
ホラースポット以外を巡る方が、有意義という適当な結論を出した。
恋愛成就や受験祈願で神社に行くとなると俗なのであるが。
「ははは。じゃあ、怖い話は終わりにしようぜ!」
→
「ありますよ」
怪異は断言した。
「きっとあります。だから、どうか挫けずにいてほしい……困ったら、どうかまっとうな人たちを頼ってほしい」
70億人以上がひしめくこの世界で、きっとどこかに居場所はあるはずなのだ――――居場所にたどり着くまえに、心が折れてしまう人がいるだけで。
「では、まず、あなたが無事にお母さまのもとへ帰らねばなりませんね。なに、この島には……海藻を入れていいのか……13人もひしめいているんです。なんとかなりますよ」