■ Ino.3 「野球しようぜ」――中島
体験版用の中くらいの島です。 想定人数:12人以下
STATS
10人 / 人数
体験版 / 難易度
ミディアム / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
とは言え、みんなで船に乗って帰るのだから暫く話は出来るだろうし、船を降りても話はできるだろう。
ひとまずは……船に乗り込むことにした。
「もう帰らないと、ですね……」
あれだけ帰りたかったけれど、何となく名残惜しい気もしつつ。
「んん゛……
すごいねた……」
しばらくもだもだしてから、上体を起こして伸び。
Eno.103:逢樽 颯は時計を見た。今は12:24:38のようだ。
>>久木沢
「よう、久木沢。
まだ乗ってなかったんだな」
森の方から帰ってきた汪介が、転がってきたボールを拾って投げ返した。
離岸までまだ時間があるらしい浜に停泊した船をチラリと見てそんなことを言う。
Eno.403:久木沢 杏子はボールを投げた! ……あとで自分で取りに行くハメになった。
不安も軽い朝の陽はこんなのにも爽やかなものだったのか。
「おはようございます」
寂しさを浮かべるのは、わがままというものだろう。
「中島と多くの小ガニメンバー、大量に流れ着いていたのは伏線……」
像を磨いている。
「よし、お前の名前は……中島だ」
そういえば、と立ち上がる。
タライを海辺まで運んでいって、飼っていた小カニ軍団をリリースした。
元気でね。
容器の中でわさわさしている小ガニ
「……これでこの島ともお別れなんだな」
感慨深げにそう呟く。
――同時にこの連中とも。
もう我慢してチビチビ吸う必要がなくなった、クシャクシャに縒れた煙草に火をつけて、深く煙を吸って、吐いた。
「あと2個あるにゃ。やるにゃ?」
変なものは沢山拾ってた。
Eno.155:Иван А. Гладскийはクラッカーのヒモを引いた!!
パァン!!!!!!
「……ところでいつの間にクラッカー渡されてるんだ僕は。
誰からだ? 一応使うが」
タイミングこそ少し遅れたが、それでもノリの輪には参加しておきたい。
渡してくれた人にお礼の気持ちを向けた。
「ふふ、まだまだ子供だからね。
単に怖い物知らずなだけさ!」
両手を腰に、胸を張るポーズ。
「……お疲れさまだ、本当に」
非日常で初対面の相手との共同生活。今までしてきた無理や我慢・緊張も大いにあることだろう。
……船が来るまでに、自分にできることは何だろうか。
空き容器に海水を汲み、そこに小ガニを入れてやった。
「これで帰れるね。みんなのお陰!
……寂しくなりそうだ」
皆が元の世界に帰れる。
壁の向こう側の、ホンモノの人々。
この極限状態の島でさえ優しかった。
「にゃんてにゃ!帰るまでが漂流にゃ。
ちゃんとゴハン食べて歯を磨いて寝るんにゃよ〜」
ここで寂しさに泣いてはいけない。
だから、最後は笑顔で送り出そう。
「ありがとうございます、アルさん。
そして逢樽さんがとても大人過ぎてどちらが年上かわからなくて哀しみも覚えるお姉さんでした」
ゴクゴクと豪快に水を飲む。
「ん?」
荷物がごそごそいっている。
なんでしょう。
「うおっ」
一瞬野太い声を上げたが、挟まれたメモを見て。
ふっと微笑みました。
Eno.44:相田 緋溺はきのみを食べた。酸っぱい!!!!!!!!
「船移動に備えてビタミンCでもとっとくか……」
ビタミンCで船酔いが抑えられるわけではない。