■ Ino.42 どきどき!わくわく!ぷかぷか島
フリーにスモールハードコアで大暴れ〜!
STATS
3人 / 人数
ハードコア / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「あーでも!
最近ゃこっち来ていっとう楽しい思いはしたわな!
自分の知らねえ世界に来たのも、初めて陽と空の下にでたのも、
果てのねえ海や生い茂る緑に沢山の魚や動物!
何もねえのは不便だったが、だからこそイチからやってくのは
面白かったし――
なによりアンタらが居たのは嬉しかったね!
世界も文化も違うがその分知見は広がったし、
聞く話は面白いモンばっかだ。
何より一人じゃねえってのがどれだけ良かったか。
……いやはや。
コレで別れちまうのが惜しいと思う位にはさ」
「え。俺様にとって? うーん
楽しいとか嬉しい、まア幸せなことねえ」
考えこんじゃった。
「例えば旨い飯が食えたら嬉しいし、
物を弄ってる時はテンション上がるな。
小難しいことだとか面倒ごと考えんのは好きじゃねえから
酒でも飲んでバカやって騒ぐのは楽しいし、
……やっぱ自分の思う通りに動くのが一番だわ」
「ラザル、おかえりなさい。負傷がなくて何よりです」
すっかり心配性になってしまったかもしれない!
「……、シュパーズ、個人的な質問なのですが」
「シュパーズにとって楽しい、や、嬉しいは、何が値しますか?私はラザルにも同様の問いかけを行いました。私は様々なサンプルを必要としています」
「ただいま」
一旦戻ってきた。
「木材50本調達してきた。倉庫に入れとく。
まだ200本行かないか……。
昼からまた頑張ってくるよ」
「シュパーズ、おはようございます。指示、理解しました」
「次のタイミングは伐採に向かうこととします」
「おはよう」
「んーや、まあ何れ作るにしても無くなってからで
十分間に合うだろ。どっちかと言うと水の方が怖いが、これも同文。
基本的にゃ伐採に注力してもらえれば問題ない」
「ラザル、気を付けて」
活動していたらしく見送るか。
「……次の時間も肉を焼いた方がいいのでしょうか?材料の在庫が潤沢に存在しています」
「おはよう。
……肉が焼いてある。ありがたくいただいていこう」
焼き鳥をひとつもらって、森へと向かった。
🐤
はちり。目を覚ます。
「拠点内の食料、不足を確認します。作成フェイズに移ります……」
肉をひたすら焼いてはどかどか倉庫に入れる。
「シュパーズとラザルはこれを何時でも食する事ができます」
ぶつぶつといいながらじうじう言わせていた。
「……相変わらず寝るのはええな。
ラザルもお休み」
まあ良いことだけれども。
次いでに自分もその辺のドラム缶に背を預ける。
「木材に布、プラ、金属。
タイヤも釣らなきゃだし飯と水も……
いやはやよく付き合ってくれるモンだぜ、」
感謝を言うべきは此方の方だと言うに。
一先ずは自身も体力回復に努めるべきなのだろう、
老朽化した船は危険だがそれにしても怪我が嵩んでいるのだし。
「おやすみ、ルディ」
「じゃ、僕も寝るよ。
パンも焼かせてもらえたしな、明日からもっと頑張らないとな。……船も見たいし……」
とか言いながら床へと転がって、目を閉じた。
「シュパーズ……、お二人とも、ありがとうございます」
ぺこん、頭を下げた。
「では、私はそろそろ、活動時間限界ですので、この辺りで睡眠を取ります。お二人とも、良い夜をお過ごしください」
でも相変わらず拠点の隅っこに転がるのは変わらないらしい。
横になったかと思いきやまたすぴすぴと寝息を立て始めるか。
「こっから先はマジで趣味の領域だしな」
確実性は要る。
「別に迷惑なんか被ってねえよ、ンなの気にしてねえっての。
まだ遠くとも着実に歩は進めてるだろ?
ならそれで良いじゃねえか」
「感情は複雑……。ラザルが言うならそうなのでしょう」
「少し落ち着いている今、状況を分解しながら思考するなら、衝動が前に出てしまい、制御が効かない状態になる事が多く思われます。今後はこの部分のよりよいコントロール法を模索する事になるでしょう」
課題はいっぱいだ。
「つまり『保険をかけた」ってことか。ありがとうシュパーズ。
これで絶対に帰れるな」
「知ると、より分からなくなるって、あるよな。僕も感情って複雑すぎてわからないよ。だからきっと、それでいいんだ……と思うよ」
シュパーズと、それを開設するラザル。
二人の話を聞いて、なんとか頑張って飲み込んで、ふんふんと首を縦に振って自分の中の解釈を進めていた。
「つまり、私の中の不具合の一部が解消されつつあることに、喜びを得た、という形になりますね。確かにシュパーズ、いえ、お二人には随分ご迷惑をおかけしたと思います。私も飛躍的な理解を体感しています。体感していますが、時折自分がよく解らなくなるという別の問題が発生しています」
「人間の理解は、まだまだ遠いですね……。ラザル、脱出キット?ありがとうございます」
Eno.218:シュパーズは保存食を食べた!凝縮された肉の旨味と塩味が口の中に広がる!
「応、ありがとな。
ホラ船造るつってもそっちにカマかけて脱出準備の
一つも出来てませんじゃあ不味いからさ。
これでどうあっても、何とかなる。
最悪救命ボートに乗って出て行っちまってもいいしな。
だもんで態々引き留めちまった」
「よし、出来た。みんなに配るよ」
「あー……たぶんシュパーズはルディが心配とか悲しいとか分かって来てるっぽいから、嬉しくて笑ってるんじゃないかな?」
勝手に解説した。
「いや流石にそこまで鬼じゃねえよ」
言い口からしてアレだが。
「強いて言うならアンタらしいって感じ?
人間らしいっつーかさ。
ちゃんと感じるモン感じてんだなーってのがようやっと
表に出てきたと思って」
「……?私が悲しいと、シュパーズは楽しいと感じますか?」
こてん、よく分かっていないようで首を傾げた。
「らしい表情というのは、いったい……?」
わからないまま、顔を掌で触っていたりする。
それでも、貴方が医療セットを扱っているなら、少しだけほっとしているようにみえた、かもしれない。
「そうそう、1人一つぶん。
いくら何でもコレが無けりゃ始まらねえからさ」
拠点に仕舞われた塩やら何やらで医療キットを作り、
雑な治療をしつつ。
「はは、それもそうかもな? どうだか。
いやあ。
やあっとリディも"らしい"表情になってきたなア、と」