■ Ino.42 どきどき!わくわく!ぷかぷか島
フリーにスモールハードコアで大暴れ〜!
STATS
3人 / 人数
ハードコア / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「…………」
くう。お腹が鳴っていた。
限界ギリギリまで活動を行っていたため、お腹がペコペコだ!
拠点の壁に、だらしなくもたれかかっている。
「なんかさ……これまで船を作りたくて頑張ってきたから、ちょっとした喪失感があるな……」
「この先どうしようか? ……料理、作る?」
でもそれはそれとしてキノコを捨てるのではなく荷物の中にしまい込んでいた。
「キノコは駄目な食べ物なんですか?ええと……毒性が強い食べ物なんですね、下手に食べない……」
くどくどと説教をされているがふんふんと真面目に聞いている。貴方の言葉を反芻するように時折繰り返しているだろう。
「いやはや、"アンタ"を作った造り手は
一体どんなヤツだったんだろうな……」
出て行ったシュパーズの背中を見送った。
「わがままとは思わなかったんだけどな。むしろ料理がしたいってわがままを言ったのは僕の方なのに……」
「ルディ、そういえば注意するのを忘れてた。
キノコはダメだ。キノコは。
それは危険な食材で、下手に食べるとひどいことになる。毒性があるものが多くて——」
とキノコの危険性についてクドクド説教を始めた。
なんとなく、しょん、としながらキノコを手のなかにもて余していた。
「あっ……、シュパーズ、外出ですか?お気をつけて……」
「そー言ってもらえるンなら良かったわ。
ただ、……あー んゃいいや。
ソイツぁラザルにでもやってくれ」
よっこら、座っていた所から立つと拠点から出ていった。
「シュパーズ、でも、いいえ。大船を目指しているのは私も『楽しい』でした」
「そう、ですね。気持ちを切り替えましょう。何か食べますか?私はこれを持っています」
キノコ出してきたよこの天使。
「な〜に2人揃って落ち込んでンだよ!
まあワンチャンに賭けるって手も無いこたねーけど、分が悪すぎるし」
「だぁら謝るなって、寧ろ我儘言ったのは俺様だろ?」
「そうか、間に合わないのか……悔しいな。
僕もシュパーズの船を見たかったしさ、多少の無理と怪我ぐらいはどうってことないつもりだったんだけど……
そうか、間に合わないのか……」
もしかして、嵐の二日前ぐらいにミスを連発してなかったら可能性もあったのだろうか?
申し訳ない気持ちで、顔を伏せた。
「う……」
リソースカツカツ天使である。
あと舟奥に叩きつけられた。
あとドロップもゴミカスだった。
「……お力になれず、申し訳ありません。足を沢山引っ張ってしまいました」
ぺこり、と頭を下げる。
「っつーかアンタら大概無理と怪我してっからこれ以上俺様のエゴ押し付けんのも……悪いだろ、流石に」
「いやどう試算しても間に合わねえしな。
よしんば材料が集まっても組み立てが間に合わねえ、建造仕切る前にこの島が沈んちまう。
だったら、残った時間でホラ……出来るかも分かんねえことより、
例えば料理とか楽しいことした方が余っ程良いだろ?
ラザルも麺作りてえつってたしリディにも色々食わせてえってなーんもできてねえしさ?
だもんで俺様の身の丈は"ここまで"にしてアンタらの為に時間使うべきだとな。
さんざ今まで色々やってもらったし」
「……本当にいいのか?
シュパーズは地下出身だろ?
これが一生に一度のチャンスなのかもしれないのに……」
「シュパーズ……」
「……かまわないのですか?」
「船作るのやめっか!」
「…」
昼間っから先程まで考えていた男。
(もくもくと倉庫に木材を積み上げている)
「……金属材、全然回収できませんでした」
しょんもり。
「…………っ!」
底が抜け、船の奥へと落下し、背中を強かに強打するか。
「損傷、軽微です。……シュパーズが金属材を求めていたのなら、私はそれにこたえたい……!」
「……金属を探さなくては。ええと......ここでなら……」
何故か沈没船を出たり入ったりを何度も繰り返していた。
伐採の途中で木の根に蹴躓いて転んだ。
「……っ……! 駄目だな、焦り過ぎてる……。
怪我したら目標が遠のくだけだっていうのに……」
「……見たいな、シュパーズの船……」