Ino.11 ゆうれい島 - シマナガサレ
テスト島(小) その4

■ Ino.11 ゆうれい島

体験版用の小さな島です。 想定人数:5人以下

STATS

5人 / 人数

体験版 / 難易度

スモール / 広さ

■ チャットとメッセージ

ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。


Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-18 12:08:36

「ガリョ」

少年の名を呼び返す。

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-18 12:07:25

──耳につまった海水越しに、くぐもった呼び声が聞こえた。

海から上がり、身も乾かさぬまま声がするほうへ。
返事が怖くて開けることができなかった瓶を手に。

そうだ、彼と話をしなければ。
何を? それは今から考える。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-18 11:46:46

──少年は、『罪人』だった。
殺したのだ。自分を。自身の手で。

自殺だ。

命を粗末にした。本人にそのつもりはなかったけれど。
でも、それは天国へは至れないおもたい罪。



そんな存在がどうして島に漂着して普通に寝食を共にしていたのかはさておき。
時代も、もしかしたら存在する世界も違う者たちが集った、島の不可思議がなせる業なのだろう。

少年の秘密を暴露したら少女の心うちも知りたい。
ほんの少しでもいいから。

何も知らないまま消えてしまわれるのは嫌なんだ。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-18 11:44:20

返事はなかった。
その事に落胆はなかったけれど、少女の姿が見えないことが気掛りになった。
小さな島なはずなのに、すれ違えばとんと会えない不思議な島。

もしかしたらもうすぐ船が近くを通るかもしれない。
その時はみんな一緒にいないと。


──コ。……ミコーどこだー?」

声をあげながら辺りを探してみる。
どこだろう。どこにいるのかわからない。
ミコに話しておきたいことがあるんだよ。

オレの"秘密"を教えてやるんだ。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-18 02:07:11

今夜は晴れていたから深夜の散歩ついでに岩場まで足を運んでみた。

ついでに漁罠も確認してみたところ、瓶が網の中に残っていた。
新しい返事だろうかとほほを緩ませたけれど、違った。

月明かりに照らされた瓶の中には落ち葉が二枚見えた。

少女はまだ受け取ってはいないようだ。
また朝、起きてから確認してみよう。
そうしたらきっと──…

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-17 21:44:59

──網の中の瓶はいつまでもそのままにされている。

閉じたガラスの中に、少女からの返事はない。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-17 16:54:17

『ミコへ

 あやまんな。ミコはなんも悪くねえよ。

 でもさ、帰れないってことは世界の果てにいくと死んじまうってことだろ。
 それをミコは知ってたんだよな。
 ミコは死んでもいいのか?ミコは死にたいのか?

 オレはまだ死にたくねーから一緒には行けない。
 ミコにも死んでほしくないから世界の果てなんか行くんじゃねーぞ。いいな!

 でも誘ってくれてありがとう。嬉しかったぜ。

 ガリョウより』


一方的な願いをつきつけ、瓶の中に落ち葉を二枚入れて封をする。
次の手紙だとわかってもらえるように。
そして瓶はいつもの場所へと。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-17 16:50:32

「おっかねーとこじゃん」

少女が語る世界の果ては、少年が想像していたものとは違った。

そこにはとんでもなく大きな底の見えない滝のようなものでもあるのだろうか、なんて。
海はどんどん吸い込まれてどこに落ちているのかわからないほどの深い深い穴。

それを自分たちは船の上から遠目に見て、その情景を焼きつけ帰ってこれるものだと。

「あたらしい命に生まれ変わるってことは……むむぅ」

少年の眉間にしわがより、苦い顔に。
また疑問が……少女への疑念が強まる。

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-16 21:23:48

『ガリョウへ

 帰れないよ。

 すべてがなくなる場所で、体も魂もぜんぶ砂粒みたいになるの。
 それを集めて、またあたらしい命に生まれ変わる。
 罪をぜんぶ洗い落として、心の底からまっしろになったら、
 それでやっと人の世界に帰してもらえる。
 
 でも、ガリョウも帰りたい場所があるのね。
 誘ったりしてごめんなさい。

 巫女より』


言葉を記して、また封をする。
いつも通りにいつもの場所、網の中に戻す。
今度は何も入れなかった。

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-16 21:22:24

岩場にやってきて、そこにある漁罠を覗き込む。
それはもうだんだんと決まりごとじみてきている。

これは毎日のささやかな楽しみだ。
そしてそれは同時に、大きな不安だ。

返事がなかったらどうしよう。
次に会ったらなんて言ったらいいのかな。
瓶を拾い上げては、そんなよくない考えを巡らせるのだ。

──瓶を開けて、布を取り出す。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-16 14:03:24

世界の果て。終わるところ。ぷっつり途切れているのかな?
海はどこにいってるんだろう。

ロマンチックかどうかはまだ理解に及んでいないけれど、考え出すと気にはなってくる。
でもそこに行けるのは流刑になったものだけらしい。とくべつな存在。


『ミコと一緒に行っても、帰ってこれるか?

 ガリョウより』


見てはみたい。好奇心は刺激される。
でも少年は罪人ではないから世界の果てに捨てられに行くわけにはいかない。

一文を書き足して封をする。
あ、なにか一緒に詰めればよかったな。

瓶を置いておく場所は、また漁罠の網の中にでも。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-16 13:57:26

『ミコへ

 最果ての海があるところをオレはしらないけど、
 ミコはそこで生まれたんだな。そっか。

 悪いことしたやつは罪をつぐなわないといけないんだぞ。
 だから素敵な場所に捨てられるんじゃなくて、
 怖い場所に捨てられないと罰にならないだろ。
 それで、悪いことしてごめんなさいって反省しないといけないんだ。

 じゃないと、人間界の"りんね"から外されるんだってオレのじいちゃんが言ってた。』


一つ目の質問の返答を書き終え、一緒に入っていたウロコを指先でいじる。
青い。角度をかえるときらりと光る。でも生気のない鈍くなった青にも見える。

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-16 03:34:37

「ガリョは明日も起きるよね?」

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-15 20:15:22

『ガリョウへ

 私、最果ての海で生まれたの。
 それだけじゃ証拠にならないのかしら。
 でも、どうして素敵だとダメなの?

 ガリョウも一緒に行く?
 私とふたりで。

 巫女より』

質問返しだ。
布に書かれたメッセージと共に、
いちまいの青い魚のウロコも瓶の内側に収める。

そうして、瓶はふたたび漁罠の網の中に戻された。

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-15 20:09:02

雨もやんでしまった夜。
髪も服もびちゃびちゃのまま、網にひっかけた瓶を見に来た。
拾ってくれて、なくなってるかな?

覗き込む。瓶はなくなっていない。
キラキラの石とか、もっと目立つものを入れようか。
瓶を拾って、きつく詰まったコルクを開ける。

……中身の布の大きさがちょっと違う気がした。
取り出して広げれば、そこにあるのは新しいメッセージ。

「ガリョって……すごくまじめね!」

『まじめ』から『すごくまじめ』にランクアップした。
いそいそと布の裏に文字をしたためる。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-15 11:35:56

『ミコへ

 悪いやつが罰をうけて捨てられる場所なのに、素敵なのはダメだろ?
 本当にそうなのか?見て帰ってきたやつはいるのか?

 でも世界の果てってのは気になるかも、オレも。
 海をずっとずっと行ってもいつか陸地に着くだけだと思ってた。
 本当はあるのか?世界の終わりが。どうなってるんだろう。

 ガリョウより』

つい疑問符ばかりになってしまった。
"ミコ"は"巫女"と書くのだな、と思いながら瓶に封をして同じようにひっかけて置いた。
新しい手紙だとわかるかな。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-15 11:34:34

朝、漁罠を確認しに岩場へ行くと瓶がひっかけられている事に気づく。
きっと少女からの返事だろうとなぜか確信し、少しばかり高揚して急いで中身を取り出し布を広げる。

手紙を読み終え、少年は首を傾げた。
疑問が解消されるどころか、さらに不可解な疑問が増えてしまったから。

世界の果てとやらは罪人が送られる場所なのに、
"素敵な場所"であっていいのだろうか?

罪を犯した、それも人を殺すほどの罪深い存在が罰を受ける場所なのに……

「う~むむ……」

少年は唸り、新たな布にペンを走らせる。

Eno.190 ->Eno.275

ミコ

[Eno.190] 2022-08-15 04:08:49

何へのお供えなのかは定かではない。
少女は満足げな様子でスキップしながら去っていった。

Eno.190 ->Eno.275

ミコ

[Eno.190] 2022-08-15 04:07:45

また砂浜にやってきた。
そこらじゅうをふらふらと彷徨っていたが、
しばらくするとその場に座り込んで、水と葉っぱを置く。
それをお皿がわりに、焼いたお肉を置いた。

砂浜にでっかく文字を書く。

お そ な え

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-15 03:43:58

『ガリョウへ

 海のずっとずっと向こうにある
 世界の果てを見れるとくべつな存在だから!
 ほんとうにひと握りの人しか見れない、素敵な場所なの。
 ガリョウは世界の果て、見たくない?

 巫女より』

紙もペンも自分で持っているけれど、
ここはあえて瓶の中身を使うことにした。
布をひっくり返して、自分の言葉は少年の言葉の裏側に。

だって、そのほうがロマンチックだから!

岩場に仕掛けられた漁罠に瓶をひっかける。
彼がそのうち見つけてくれるといいな。

Eno.190 ->Eno.186

ミコ

[Eno.190] 2022-08-15 03:33:38

「…………」

瓶の中身を確かめる。
ありあわせのもので作られた手紙をじっくりと見つめた。

「そっか」
「ガリョも私を理解しようとしてくれてるのね」

ぼやく。

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-15 01:38:12

【すぐに返事を求めているわけではないようだ。
気が向いたときにでも返答があるといいな、くらいのお遊びに近いものだ。
どこかに瓶を置いておけば少年はきっと見つけるだろう。】

Eno.186 ->Eno.190

ガリョウ

[Eno.186] 2022-08-15 01:37:32

少年が少女の元に置いて行ったものは、コルクで封をされた瓶。
中には布切れとペンが入っているボトルメッセージだ。

あなたがその布を取り出してみれば、
あまり上手ではないけれど力強く勢いのある字でこう書かれている。

『ミコへ

 どうして"るけい"はロマンティックなんだ?

                  ガリョウより』

それだけの質問文。短い手紙。
直接訊ねてしまえばいいのに、なぜか面と向かっては聞きだせなかった。

Eno.190 ->Eno.275

ミコ

[Eno.190] 2022-08-12 22:33:20

何へのお供えなのかは定かではない。
少女は満足げな様子でスキップしながら去っていった。