Ino.8 大森林ツタツタ島
遠方たる孤島はそこにある。
STATS
7人 / 人数
ハードコア / 難易度
ミディアム / 広さ
OVERVIEW
小さな孤島。君は本当に生き残れるの?
FACILITY
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施設名
説明
場所
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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天界式一般知的生命体対応型簡易シェルター
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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カチカチの湯~ドラム缶仕立て~
(元施設:ドラム缶風呂)- ドラム缶に海水を入れて沸かしたもの。設置場所にてアクション『お風呂』が使用可能になる。
また、時間更新時の不調にかかる確率を少し下げる。(重複無効) 拠点
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天界式一般知的生命体文明対応型設置式高温度定温装置
(元施設:窯)- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
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沢山捕れます様に。
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
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けものキャッチャー
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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愚か者ホテル
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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サンキャッチャー
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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蜘蛛の糸
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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注文の多い料理店
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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羅生門
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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かさこじぞう
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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海(陸)のいのち
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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ごんぎつね
(元施設:狩猟罠)- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
-
狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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メダカの学校
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 拠点
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ウオウオキャッチャー
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 拠点
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ユニコーン君
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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トレルンジャーv1
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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トレルンジャーv2
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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トレルンジャーv3
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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トレルンジャーv4
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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トレルンジャーv5
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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アクアパーク地獄園
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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天界式一般自然対応型設置式水生生物捕獲器
(元施設:漁罠)- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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けもの小屋
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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拡張型倉庫-SOUKO-
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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増設倉庫
(元施設:倉庫)- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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天界式一般自然環境対応設置型流体専用容器
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
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増設貯水槽
(元施設:コンテナ)- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
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文明の力
(元施設:救命ボート)- 材料を集めて作ったお手製のボート。設置することで、小規模な島なら脱出の準備を整えることができる。
砂浜
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豪華客船セントネヌーアイランド号
(元施設:船)- 材料を集めて作った、お手製の船。設置することで、島からの脱出準備を整えることができる。
砂浜
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書き置き
- 誰でも書き残せられるように置かれた筆記用具。拠点に置くことで、拠点で書き置きを行うことができるようになる。
拠点
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天界式一般自然環境対応型設置式物質手動粉砕機
(元施設:石臼)- 大きな石に溝と穴を彫って擦り挽きできるようにしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
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オベリベリ温泉
(元施設:岩風呂)- 穴を掘り舗装をし、真水を入れて沸かしたもの。設置場所にてアクション『お風呂』が強化された状態で使用可能になる。
また、時間更新時の不調にかかる確率を下げる。(重複無効) 森林
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プイプイ避来矢
(元施設:壁材)- 拠点を補強するための壁材。拠点に置くことで拠点強度を+1し、拠点内にいる限り強い風雨による影響を無効化する。
拠点
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天望橋
(元施設:浮桟橋)- 浮きになる構造物を繋げて錨で固定した即席の橋。海を挟んだ離島へ行けるようになる。
この施設は設置時自動的に離島エリアに設置される。 離島
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あたたまりポイント
(元施設:キャンプファイア)- 土台に木々を組みあげて焚き火をより扱いやすくしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
また、アクション『あたたまる』が開放される。 拠点
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バチボコ台
(元施設:解体台)- きちんとした台と斧を用意することで、解体に専念できるようにしたもの。
設置した場所にて一部のレシピが開放される。 拠点
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天界式一般自然対応型設置式水分専用大型蒸留器
(元施設:大型蒸留器)- 大きな容器と安定した炎を用意することで、誰でも気軽に水の蒸留を行えるようにしたもの。
設置した場所で一部のレシピが開放される。 拠点
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氷河期アドベンチャーKOGOE
(元施設:氷室)- 断熱性をもち熱を奪うもので敷き詰めたつめた~い空間。
設置した場所で一部のレシピが開放され、さらにアクション『すずむ』が使用可能になる。 拠点
TEXT LIST
>Day1:AM-1(Eno.156) - 2023-07-09 04:00:09
>Day1:AM-2(Eno.156) - 2023-07-09 10:00:10
>Day1:AM-3(Eno.156) - 2023-07-09 16:00:03
>Day1:AM-4(Eno.156) - 2023-07-09 22:00:03
>Day1:PM-2(Eno.156) - 2023-07-10 16:00:04
>Day1:PM-3(Eno.156) - 2023-07-10 22:00:04
>Day2:AM-1(Eno.156) - 2023-07-11 04:00:03
>Day2:AM-1(Eno.156) - 2023-07-11 10:00:05
>Day2:AM-3(Eno.156) - 2023-07-11 16:00:04
>Day2:AM-4(Eno.156) - 2023-07-11 22:00:04
>Day2:PM-1(Eno.156) - 2023-07-12 04:00:05
>Day2:PM-2(Eno.156) - 2023-07-12 10:00:07
>Day2:PM-4(Eno.156) - 2023-07-12 22:00:05
>Day3:AM-1(Eno.156) - 2023-07-13 04:00:05
>Day3:AM-4(Eno.156) - 2023-07-13 22:00:06
>Day3:PM-1(Eno.156) - 2023-07-14 04:00:06
>Day3:PM-4(Eno.156) - 2023-07-14 22:00:05
>Day4:PM-3(Eno.156) - 2023-07-16 22:00:08
>Day5:AM-3(Eno.156) - 2023-07-17 22:00:08
>Day5:PM-2(Eno.156) - 2023-07-18 16:00:09
>Day5:PM-3(Eno.156) - 2023-07-18 22:00:08
>Day5:PM-4(Eno.156) - 2023-07-19 04:00:09
>Day6:AM-3(Eno.156) - 2023-07-19 22:00:09
>Day6:PM-3(Eno.156) - 2023-07-20 22:00:09
>Day7:AM-3(Eno.156) - 2023-07-21 22:00:10
>Day7:PM-4(Eno.156) - 2023-07-22 22:02:28
漂着者一覧
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「すいません、不謹慎な冗談を」
とはいえ、釘を刺す意図はあった。
船を見に行って気持ちが引きずられるということもあるかもしれないので。
「それでは、お気をつけて。
また船上で会いましょうね」
「やめてくれよ、冗談と言えども無い胃がキュッとすくむ思いだ。
折角だから。沈みゆく船を見に行くだけだよ。
……だからイザヤ、また後で」
「システムの話だとしても、生まれを否定するのは悲しいですね」
あまあまバスケットを受け取った。
「おや。おやつありがとうございます。
皆でいただきますね」
「ちゃんと時間までに船に乗ってくださいね。
もし出航時間になっても乗ってなかったら……私の分の脱出パックを捨ててしまいますよぉ」
そんな不謹慎な冗談とともに、イタズラっぽく笑った。
「……そうかい?ええと、じゃあ、やめとこうか。
中位天使運用システムからの逸脱の話だけど、
悲しくなると言われたら黙るよ。しないことだしね」
「そうだね、船に向かおう。僕は少しやることあるから。
出向する前には砂浜に行くよ。少し離島向こうの船に用事がある。
あ。これ皆で分け合って食べておいで。
多分人数分は出るはずだから」
「産まれない方が良いとか言わないでくださいよ。
悲しくなってしまいますよ」
穏やかな表情はそのままに、眉だけを悲しそうに下げた。
「ええ、是非考えてみてください。そして、良い結果になることを祈ってますよ」
「それではそろそろ船に向かうとしましょうか。
うっかり乗り遅れて誰かの呪いになるのはごめんですからね」
「そうだね、君との出会いが消えてしまうとはいえ――……一瞬考えたよ、罪の帳消し。
多分、それをすると現実において修正される範囲が広くなりすぎる。
その結果引き起こされる捩れがどこまで適応されるかが解らない。
僕と君と出会わなかったくらいならまだマシ、悪い方ならカイのぬいぐるみが紛失せず存在して、ラザルの手に渡る事だ。
いや、もっと悪いとオリジナルの研修が通ってない可能性は……低いか。まあ少なくとも、祈りを知らないままの天使から僕達が産まれたかどうかは謎。産まれない方がいいのはそう」
あっ!かなり理論的なお考えだ!怒られろ!
「そうだね。手が多い方がいい。選択肢は増やせば増やすと良い。
君が望む様な良い方法が見つけられるように、僕自身も思考を繰り返してみるよ」
「おや、罪の帳消しは願いませんか。
まあ……下手に改変してしまうと、ここで出会った事実も破壊されてしまいますものねぇ……」
そういうことはしないだろうからこそカイを託してみようと思ったので、心の中で安堵の息を漏らした。
桃と会えたことはやはり嬉しかったので、この思い出が消えてしまうと悲しいという気持ちはあるのだ。
「……まあ、ゆっくり使い方を考えて見てください。桃さんは私より長生きなんですから。
漫然と奇跡を待って放浪するより、きっと良い使い方を見つけることが出来ると思いますよ」
どうあっても気持ちが折れないのならば、せめてちょっとした手助けをしよう。望みがほぼない事に執着しすぎるのは悲しすぎるから。
「痛くならない頭が痛い話だねえ!
運命や概念の破壊からなる過去の改変、まるで上位天使の権能のよう。
ラザルが使用する危険性を憂いたけど、それ以上にルディに握らせればとんでもない事が容易に出来たろうね、相性が余りにも良すぎる」
「……ここがジーランティスである以上、そのアイテムも同様にほぼ無力化されているとは思うけど、それだってこの海域を出るまでだ。
使い方なんて問われてもね。せいぜい僕に出来る事なんて、探し人の発見率を上げるくらいだ、見つからないという可能性を虱潰しに破壊する、運命を引き寄せる権能の逆くらいしか……」
うーん。声を上げる。
「カイについては前にも説明してましたよね。
これは『貝』にして『壊』にして『改』の遺物。効果は使い手の性質によって異なると」
「普通に使うと物理的な破壊になりますが……実は使い手の内的イメージによっては形の無い物も破壊出来ます。
例えば『運命』とか『概念』とか。私にはどうイメージすればそんなことが出来るか見当もつきませんが……。もしかしたら、『過去の悲劇』なんかも破壊出来るかもしれませんね」
「破壊して改変する。それがこの遺物の本質です。
だが『改』の力を使いこなすことは難しい。
しかしですね、過去全てを覚えている桃さんであれば、もしかして……人間と違う使い方ができるのでは無いでしょうかねぇ……」
「そうだね。平行線だ。
お互い勝手にすればいい話だった」
きっと、どちらも何も言わないが正解だった。
「僕、薪は手持ちにあるけど……
まあ拠点にたらふく詰め込んでる、今少し失敬しても問題は薄いかな」
「うん、待ってるよ」
「虐めてるとは思ってませんよ。 ただこれは、どこまで行っても平行線だなあと……」
ため息。
「……ひとまず、森の風呂に入りに行きましょうか。
薪を切る体力が無いので、拠点のを借りてから向かいます。先に行って待っていてください」
ぬいぐるみのことは一旦触れずに。
「そんな言い方必要ないよ、僕程度に畏まる必要はない。……君達の方が『近い』のだから。それにまるで僕がネヌを虐めてるようじゃないかい、そんなつもりはなかったんだけど、そう見えたが答えだねえ……」
しみじみ。自己判断が当てにならねえ。
「ぬいぐるみ、捨てていなかったのかい?……まあ、僕はお願いしただけで、判断するのは君だ、そこについては何も言わない、とはいえ……それでも使われるのは、嫌だけれども」
「……どこで何をすればいいのかな。
人身御供とか以外ならだいたいやるよ」
この身体の使い道は決めているし変えるつもりもないので。
※浜辺のロールからの続きです。
「申し訳ありません、桃さん。
どうか私という人の子の願いを聞いていただけませんか」
「どうか今すぐ、私と一緒にこの場から立ち去ってください。
私は桃さんの善意については良く分かりますが……受け取る側に余裕がなければ相手を傷つけるだけでしょう。
ネヌさんはきっと、もう限界です。あとは露草さんに任せて、距離を置きましょう」
「もし聞いていただけないなら……私に考えがあります。
実はまだ私はカイのぬいぐるみを捨てていません。
一緒に来ていただけなければ、これを持って帰ります。
持って帰って使います。
確実に捨てて欲しいのでしたら、一緒に来て下さい」
お願いというか、もはや脅しだ。
でもこうすればあなたは確実に共に来てくれる事だろう。イザヤはそう信じている。
「そう、ニコニコ笑うように。
幸せだったのですね、ルディちゃんは」
「たとえ相手が誰であろうと、嬉しい時はありがとうと伝えたくなるものです。
カイには本当に頭を悩ませていましたからねぇ」
「では早速捨ててきましょうか。それでは桃さん、また後ほど」
「特にラザルが引退したあとはね。
楽しそうにニコニコ笑っていたものさ」
老いによる別れは仕方がない。
だからこそ会えてよかったとこの天使は口にしたのだ。
「気にしないでおくれ。
僕が我儘を言ったたけでイザヤが頭を下げるようなことでもないし、天使だから、人の為になるのは好きなんだ」
*返信ありがとうございます。では静かな時間を過ごしたということで切らせていただけたらと思います。
*相談に乗っていただきありがとうございました!
*お世話になっております!
昨日のレスにつきましては継続でも切っても大丈夫なタイプですので
その後の処置についてはお任せする形となります!
*お忙しいところ失礼いたします。イザヤのPLです。昨晩の拠点Bでのロールですが、昨日のネヌさんのレスで終わりという解釈であっていましたでしょうか?
*ふと不安になりまして、メッセージさせていただきました。突然申し訳ありません。
「桃さんの個性という事ですか。
ふむ、でも私が知ってるルディちゃんも劇的に?
会えないのが残念ですねぇ」
でもそのルディを見る事はおそらく叶わないのだろう。
自身の歳を考えれば、それよりは早く妻と同じところに行くのだろうし。
「ええ、そうですね。選びたくない選択肢はない方がいい。
気の迷いでうっかり取るかもしれないですものね」
「ありがとうございます、桃さん。
おかげで気持ちがスッキリしました」
頭を下げる。
「…………ルディの正当な後続機で漸くそこに至った。
そう考えれば皮肉なものではあるけどね。
出会ったころに比べれば劇的に、しかして僕程ではないよ、オリジナルは。
……いや、僕がこっちの方面に逸脱した個体なだけなんだけど……」
まあ、そんなこたあどうでもいいのだ。
笑う貴方に、む、とややへの字に口を曲げたのだ。
「そうだね。使わないなら、無い方が好い。
取りたくない選択肢なんか、存在しない方が好いんだ」
「あはは、桃さんは面白いですねぇ。
表情豊かで、人間らしくて。自分がしたいから、と料理もして。
ラザルくんに見せてあげたいですよ。彼はルディちゃんにそうなって欲しいみたいですから」
ころころと変わる天使の表情に、思わず笑い声が漏れた。
「では、捨てていきましょうか。桃さんの気持ちを尊重しましょう。
どうせ使わないなら捨ててしまっても同じ事ですものねぇ」
「気を悪くはしないよ。少しばかり情緒が落ち着かないだけで。それに本来、天使は人の為にあるものだ。ラザルに手をかしたのは、オリジナルの選択だし、本来は個の為じゃなく種の為に或るものだけれども……」
もにもにもにもに。
貴方の抱え直すぬいぐるみに、目を向ける。
「……使わない、使わないが本当に通るのかい?いや、通ってるんだけれども……」
むむむ。むむむ。精一杯の難しい顔。
ぐしゃぐしゃぐしゃーーっと自分の頭をかきむしる。
「あーーー!嫌だ!やらなかった、言わなかったで後悔したくないんだよ、僕は!
そりゃ正しいだろう、持ち帰るのが、使える道具なんだもの!でも、僕という天使の意見としては即刻海に叩き込んでほしい!」
「……勿論。選ぶのは、君自身であるべきだけどさ」
「お気を悪くされたならすいません。ただ……把握していれば判断材料になるかなと思ったまでで」
つられるように、大きなため息。
「そうでしたか、いっぱいいっぱいでしたか。
……ルディちゃんには大変な思いをさせてしまいましたね。
ありがとうございました。人を傷つけることを嫌う種族だと聞いていますのに、違う世界の私たちのために尽力していただいて」
「では……捨てずに持って帰りますか。持って帰って、使わない。そうしましょう。
どうせ今の隊に魔法使いは1人しかいないんです。私が使わないとゴネれば、なんとでもなるでしょう」
「本当に君は嫌なことを言うねえ!
そりゃ、把握していない、だってあの時はラザルを無事に守る事と、敵味方問わず出る死者や負傷者にいっぱいいっぱいになっていたからねえ!
ほんの少しの周りだけでも振り回されていたんだ、戦争の大局だなんて、結果だなんて、到底見えっこがない」
大きく、ため息。
「……捨てたほうがいいだなんて、無責任な事を僕の口からは言えない。
どんな手でも、それが手ならばあった方がいいとシュパーズも考えるだろう。
出来ることが一つでも多いことは、正しい。けれどそれと同じくらい、君や、誰かに人の営みを無差別に破壊するものを使ってほしくないと、思ってしまうんだ……」