Ino.23 ありがとうと言い続けた島
出場選手最大30名! テーマは自由で、無人島をまるごと使ってコース料理を作る!前菜、スープ、メインディッシュの3本勝負を戦い、総合得点の高かった選手が第一回ツャンポヨンとなる!
STATS
12人 / 人数
サバイバル / 難易度
ラージ / 広さ
OVERVIEW
主人公のキャリーは10代半ばの少女。ある日幼馴染のミキと散歩に出かけていたが、通り雨に遭い逃げ込むように謎の洋館へと迷い込む。彼女たちを待ち受けていたのは陽気で妖気なポルターガイストたちで……?
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・身内プラス島
・ロールもゲーム進行もゆるめでたのしみます
・付記事項と島説明は実際のプレイとは異なる場合があります
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「まず目的地についたらそういった伝承に詳しい人に話を聞いて、寝床を確保して、山を登って働き口も探して……やることが山ほどできそうだな。」
「言われてみれば、そうだね。どこかから移り住んで来たひとが、
山を切り拓いてできた街…って考えた方が自然ではあるし。
そのあたりは……どうだったかなあ。」
「ああ、確かに。
やっぱりこういうのはロマンだよねえ。」
「因果が逆な可能性もある。
災害が少ない何かがあったから出来た話ではなく、災害が元々少ないから出来た話という場合だ。この場合余所での災害頻度を知っている場合があり、ともすればそこに住まう人々は古くはどこか別の地方から渡ってきた民族の末裔ということにも……。」
「つまるところ、せっかくならちゃんと元を知った上で
ひとの解釈も楽しみたいってことね。」
「うーん、私?大本がひとであったかはともかくとして、
やっぱりそうなるだけの何かはあるんじゃないかなあと思うよ。
停滞…が何を指すのかはわからないけれど、
実際に土砂災害が他と比べて妙に少ないのは事実みたいだし。」
「さて、ニイの解釈は?
話を聞く限りは、何かしら特殊な力場が発生しているように解釈できるな。停滞というのがなにを比喩したものなのか……。」
「誇張されているものが大本として伝えられている可能性もあるか。
まあそんなことは歴史上よくあることだ。それが大本だというなら時をさかのぼることでもできない限りはそれを基幹として扱うしかないが。
ああ、一次資料至上主義者のように捉えられるかもしれないが俺は他者の解釈を聞くのも嫌いではない。なぜそのような解釈に至ったのか、それはその人でしか到達できないからな。それを知る、というのはとても楽しい。」
「まあ、街興しも兼ねていくらか誇張されてるところはあるかも。
実はその杖は敬虔なひとが変じたものだった……とかね」
「けっこう歴史や言い伝えはある山だから、
着いたらそれらのルーツを探ってみるのも楽しいかもね。」
「要約すれば物語を解釈するのは自由だがまずはこういう事があった、という前提を深く知らねば誰かの解釈こそが元祖と思い込んでしまうようなことが起こりうる。それは避けたいという事だ。」
「順番次第。。
まずは無味乾燥な客観的叙述に基づいた語りを知るところから始まり、そこからようやく語り手の解釈に基づいた恣意性をもつ物語を聞くべきだろう。
さもなければ伝承が連綿と受け継がれてきた話の本質はいずれ変容し、後世において荒唐無稽な戯言として扱われる。そうした物語の末路は誰にも知られることなく歴史の影に失われていきその話が伝えたかった教訓は」
「とはいえ、こういった類の話っていうのは。
そうだったら面白いな、って私は考えるようにしているんだ。」
「君はどう思う?」
「なるほどなあ。うん、もちろんあるよ。
なにせ山といえばひとの手の介在しがたい秘境…ある種の異界であり
その上でそこに住むひとも居る。神話や伝承の聖地だよ」
「たとえばずっと昔からこの山が変わらない姿でいるのは、曰く
言い伝えにある停滞させる力を持った杖がそこにあった影響だとか…
まあ、あくまで言い伝えだけどね。」
「海にはあまり興味がな……。
基本的に知性体が介在しないからか、いまいち食指が伸びない。
遺跡やあるいは伝統的に語り継がれてきた伝承なんかが好みだな。
そういったものは故郷にあるか?」
「まあ、ものが無いから仕方ないとも…この船、調査船らしいし
この海に関する文献とか、頼んだら読ませてもらえないかな?
詳細な研究資料については流石に無理だろうけど…」
「うん……いままでは町や村にたどり着くまでひたすら歩くか、たどり着いたなら一時の働き場所を見つけて路銀を稼ぐなり周辺を観光なりで時間を潰せていたからな。
こうした何もしないでいい時間の過ごし方をたしかに知らないな。」
Eno.81:チカザワ=プレモフィアはボロボロの書き置きを読んだ。
"またパンとスープか……まあ食えるだけマシなんだろうけどな。はあ…"
……ふとした拍子に書き置きはバラバラに散ってしまった。