Ino.29 カニとキノコがおいしい島
大規模作戦が終わり、各々の日常へ戻っていったある日——気が付いたらそこは見知らぬ島で? けれどこれまで共に過ごしてきた仲間と一緒ならきっと乗り越えられる! かくして、7日間の漂流生活が始まった—— 【パスワードのヒント】 主催キャラ、影宮流壺の誕生日(4桁の数字)
STATS
12人 / 人数
カジュアル / 難易度
ミディアム / 広さ
OVERVIEW
暗夜迷宮、如月学園2Bのメンバーがナガサレた!
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「あ、菊月君に霧山君間に合って良かった…わぁ」
澪がメインに、英志も少し手伝って動物を大量に連れてきたのを見て感嘆の声が出る。
まあ謎の花とか復元された石碑とか不思議な石とか持ち込んでる自分も大概なのであまりうるさくは言わなかった。
「よーっす!この船をノアの方舟にしてやるぞ!!」
預かったイノシシ3頭を乗っけた。
急に10人くらい増えても余裕あるっぽいし行けるでしょ多分。
「やっった。一旦置いといてたけど実は気になってたそれ。
ぜひ聞かせてくれ」
隣に並んで一緒に船の方へ向かっていった。
けど足場も地形も悪いのでそれなりの頻度で一列になってた。
「っつか消火しねーの!?あんな森たくさんあんのに……。
そのうち大火事で大変なことになりそうでこえーなそれ」
何年か前の大火事のニュースは全然覚えていなかった。
「いや~遅なった遅なった。
ほな英志に預けた分も合わせて……40匹ジャストか? もうちょいおる? ごあんなーい」
荷車の中にはたくさんの動物!
「……やっぱ話分かるやつやな、英志は」
だから。
自分の持ち帰りたいものを捨てるよりも。
あなたか、あきらが来ることを待っていられたのだろう。
「気になるんやったらどうするか、船の上で話したるわ。
っちゅうわけやから手伝ってな」
そうして、船の方へ歩き出した。
「分かっとるよ。
知っとる? オーストラリアやと自然に火が付いた場合、自然の摂理やって消化活動せぇへんのやって。
英志の言うとんのもよう分かるし、しゃーないことやと思う。せやから、全部は助けられんし無理も無謀も甚だしいけど」
「自分の捕まえた動物を、自分の好きにはしてええやろ」
「……けど、だからって助けるアテがあんのにほっとけっていうほど冷たい人間でもねーつもりだ。
澪のそういうとこ、すげー良いと思うしさ」
「っつーわけでおっけ。わかった。
あの船をノアの方舟にしてやろうじゃねーか」
「なんだ、てっきり大丈夫な種類だから連れ帰るって話かと。」
違った。けどアテがあるなら問題ないか。
彼は親友のそういうところについて、かなり信頼していた。
「……ま、そういう考え方もあるな。事実こいつらは船に乗らなきゃみんな死ぬ。鳥だって渡り鳥じゃねーっぽいし」
「俺はむしろこんな状況でも助かれるのが人間って動物の強みだし、逆に他の動物が逃げられないのはしゃーないことだとは思う」
「それやったら生態系歪むやろ。
あんま詳しないけど、別の地域の野生動物を野山に放つんはご法度やぞ」
実家の山に放つのも、勿論しない。
「勿論、無責任に持ち帰るっちゅうわけでもない。
いや無責任には持ち帰るんやけど。
どないかできるアテがあって連れて帰る」
「……人間には船が来て助けがあんのに。
こいつらにはないの、理不尽やん」
「連れてってどうする……ってわかりきった話だよな。
見た感じ日本にいる奴らとあんま変わらん気もするし。
それに最悪院の人に『生きてる異世界の生物です』って言えばどうにでもなるか」
実家の山に住まわせるのだろうと判断した。
「もうほぼ水没して使いもんにならん罠ばっかやけどな。
いくつ仕掛けたんやろ。5超えた辺りからもう覚えとらん」
10個仕掛けたたよ。
「おう、そのつもりや。
帰るまでなんとか持つやろ。この大自然生き抜いてったくらいにタフなんやし」
「ヒェッ
いや捌かねーけども。そもそも技術も道具もねーし。
ってか罠にかかったって、そりゃ動物と話せるでもなきゃこんな自然には集まんねーとは思うが……
……こいつら全部連れてくつもりか?」