Ino.23 未来への憧れ島
R18つけるレベルではないけれど、少し不穏な島
STATS
12人 / 人数
カジュアル / 難易度
ラージ / 広さ
OVERVIEW
そんな方の為のシマ!
不穏設定は必須ではないです。
「しても良いよ」というだけ!
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「……君達の行く末に、幸運と勇気のあらん事を」
風と共に虚空に消えた、二人の姿。
その言葉は、果たして彼女達に届いたのだろうか。
――そうして、船に強い風が吹いたと思えば。
いつの間にか、二人の姿は。
風に攫われたかのように忽然と消えるだろう。
誰かの、優しい笑い声を残して。
「あぁ、行こう」
君と手を繋ぐ。
もう、誰かに触れることを、
昔みたいに恐れない。
僕を大切にしなかった民なんて見捨ててしまえ。
親の呪縛なんて解き放ってしまえ。
君と一緒なら、どんな困難も。
己の中に眠る“もうひとり”が、
小さく小さく手を振っていた。
きっと姉さんとも、上手く生きていけるよね?
未来への憧れを信じてた。
赤いアルストロメリアの幸福を信じてた。
「……元気でね」
さよならなんて言わないからさ。
どうかどうか、みんな、元気で。
「……それじゃあ、いこっか、シィリヤ」
そう、声を掛ければ。
手を共に繋ぎ、ふわりと妖精に囲まれつつ
空にへと共に行く友を浮かべば。
「――それじゃあ、またね!!」
そう、笑って。
手を振ってお別れの挨拶とするだろうか。
「…………うん。
元気でね、みんな」
仮面じゃない、
ホンモノの表情で。
「……皆に運命の女神の加護のあらんことを。
僕らは僕らで幸せに生きるから……
皆もどうか、元気で」
「──ありがとう」
めいっぱいの想いを乗せて、
感謝を告げたのです。
「……ああ、セツカ殿。シィス。
そして……
空と海が続くのなら、また会おう」
皆に配った蒼い海の石。
その自らの分を手に持ち、掲げながら。
「ふふ、それじゃあ一緒に挨拶しよっか」
そう、にこりと微笑めば。
それじゃあ、と笑って。
「バイバイ、皆!
凄く、すっごく!!
楽しかった!皆と一緒にいられて嬉しかった!」
「……また、海が、空が続くように。
皆の道が続く事を願ってるね!!」
そう、言葉を綴れば。ふわりと空に浮かび始めて、
友達の言葉を待ってるだろうか。
セツカの会話を、聞いていた。
「浮くのは多分……平気、だけど」
「そっか……僕らもお別れ、しなくちゃね」
あぁ、あぁ、終わってしまう。
大好きなみんなと、サヨナラの時が。
「…………ふぅ。」
声がして少しした後、一つの気配が霧散した
人間の割に、色が混ざり合い、不安定に見えた彼
今となっては、その理由を知る由もない
少女はハンモックに揺られながら、彼の平穏無事を願うのみだ
「……あ、妖精がいっぱい。
……境界から抜け出してきたの?
心配してくれたの?……うん、大丈夫。
……あ、契約を交わした子?
あそこ、あの緑の眼の子。
……混ざってる?心配ないから大丈夫。
運ぶのと……、冬至の子を早めに呼んでくれる?……うん、あの子」
いつのまにか、見えない誰かと話すように。
船の上で、一見空中に話しかけるように
見えるだろう。
妖精か、妖精に近しい者か。
もしくは、妖精と契約を交わした者ならば。
光を放つ沢山の蝶の姿をした妖精が見える事だろう。
「シィリヤ、浮くの、大丈夫?
お迎えが来たからこの子達の力を借りて
私の世界へそろそろ帰れるみたい。
……お別れの挨拶しなきゃね」
「お別れ……か……」
呟く少女。少し寂しそうだった。
皆と過ごした僅かなひととき。
刹那であってもそれは、忘れられない思い出だ。
楽しかったのだろう、僕は、確かに。
目が覚めたら、勇者の影を見つけたんだ。
何となく、今ここで言わなきゃならない気がして。
「…………ありがとう。
元気でね、エルディス」
言葉は、小さく。
ふらり、じわじわと強くなった嫌な気配と共に姿を消す少年を見送る。何となく、もう会えないことを悟りながら。
「………おやすみなさい。」
皆へ
無言で先に帰還した事、申し訳なく思う。
読み通り、俺は俺の世界に引っ張られる(吸い寄せられると言うのが正確か?)ようだ。
この書き置きは、移転が起こるまでに急いで書いたものなので読みづらいのは許して欲しい。
どうか、幸福で平穏に、ついでに多少は正しく過ごしていてくれ。
そして、記憶の片隅に〈勇者〉エルディス・エアリアルを覚えておいてくれ!
島での日々、案外楽しかったぞ!
Eldis・Aerial



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