Ino.16 華の咲く島 - シマナガサレ
サバイバルミディアムパスワード付
ちょっと不穏? な島

Ino.16 華の咲く島

R18つける程じゃないけれど、ちょっと人を選ぶロールをやりたい! そんな雰囲気の、真面目めのシマです。詳細は@Fellen_teikiまで

STATS

8人 / 人数

サバイバル / 難易度

ミディアム / 広さ

OVERVIEW

ちょっと人を選ぶロールをやりたい! でもR18つける程じゃない!

チャットとメッセージ

ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。


「んー?ミオ、どうしたの?」
処刑人が起きたので代わりに休んでた神は貴方の声を聞いて振り向いた
何か用かなと首を傾げている

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「…………リシアンサス、いる?」

少女は探す、僕のかみさまを。

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「……じゃ、話はいったん、
これでおしまい!」

「僕はみんなのいる方へ行くね。
未来が楽しみだから、
これからも、無理せず程々に頑張るよ」

いつもみたいに明るい顔して、
少女は話を切り上げたのだろう──

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「…………」

にこ、と少女は笑った。
昔から欲しくてたまらなかったものを、
それをくれることを、
あなたは「当たり前」と言ってくれる。

これまで愛を貰えなかった分、
少女が向けるのは重い感情になるかも知れないけれど。
あなただから、全部、受け止めてくれるのだろう。

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「当たり前だろう?私は最後まで
ミオ、君を愛す気で居るんだから」
貴方の予想通り
神は貴方の願いを、思いを拒絶しなかった
今までも此からも
最初から最後まで
この神は貴方に愛を向けているし、向け続ける
そういう意味を込めて貴方の問いにそう返したのだ

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「…………うん」

用事は、それだけ。
あなたに、新しい名前の、おくりもの。
それだけのはずなのに、ふと過ぎった想いがひとつ。

あなたになら、拒絶されないと思って。
あなただから、きっと、きっと。
あの日、あの時、“彼女”に受け取って貰えなかった言葉を、投げたのだ。


「──リシアンサスは、
僕のこと、愛してくれるよね?」


言葉だけでも良かった。
欲しかったものを、くれるでしょうか。

孤独に咲く青い花は、
ただ、愛が欲しかっただけなのだ。

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「うん、改めて宜しくね
ミオ」
悲劇のバッドエンドとして下ろされる幕は引き裂かれた
ならば今後はハッピーエンドに向けて歩くだけだ
閉幕はその後でも良いだろう

「私は何時だって貴方と共に」
自らの道を改めて模索しながら歩き出す貴方に寄り添い、愛しましょう
此が私なりの『愛』だ

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ミオ

「……うん、改めてよろしくね、
リシアンサス」

あなたの思いなんて知らず、
少女はただ、純粋な感謝と親愛を込めた瞳で、
あなたを見ていた。

あなたと一緒に、色々なところへ行こう。
終わったはずの人生は、
これから、また、動き出す。

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「ふふふ、感謝だなんて
照れるな?」
貴方をついぞ愛すことも憂いも悲しみもしなかった何処までも薄情な家族や国の犠牲なんて馬鹿げているという理由からの略奪だったのだが
まあ、徹底的に貴方を不要と断じた国だ、自分が奪って愛しても文句は言わないだろう…"言わせる気もないが"

「リシアンサス、良いじゃないか?
じゃあ今日から正式に私の名前はリシアンサスだね」
自らの首に掛けてある何の時も彫られてはいないドッグタグを手にすると其処に"Lisianthus"と言う名が浮かび上がる
どうやら正式にこの黒いナニカの名前になったようだ

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「……あなたのお陰で、
僕は死なずに生きていける。
未来への希望を持てた、感謝してる」

だから、考えた名前それは、リシアンサス。

「どうかな……。
嫌じゃなければ、これからは、そう呼ばせて」

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「…………うん」
「あのね」「考えてた名前は」
「ネムレスの、別の名前は」


リシアンサス、と少女は呟いた。

「……ある花の名前。
綺麗な花びらが、幾重にも重なってる花。
感謝とか、希望とか、そんな意味を持ってる花」

花魔法の家に生まれた自分では、
花に関する名前しか付けられないけれど。


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「?ミオがちゃんとした名前を考えてくれるの…?」

「そうなら私は嬉しいな」
その場しのぎの名ではなく
ちゃんと考えてくれる事に意義があると
名前を考えてくれる事に対して肯定的であった

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「…………。
仮じゃなくて、さ。
もひとつ、別の名前を僕が考えたら、
ネムレスは、嫌?」

昨日のあの時から、
考えていることがあった。
名無しの君に、優しい君に、
贈れるものは何だろう。

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「うん、そだよー?
多分ネームレス名無しって事なんだろうけど
名前がないのは不便だからって事でね」
謂わば仮の名前でしかないとの事

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「あ、えっとね、
そこまで大したことでもないんだけど……」

前置きをして。

「……『ネムレス』って。
名前がないから臨時で付けられた、
仮名みたいなものだよね?
クライルが最初にそう呼んでたよね」

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「はーい?どうしたの、ミオ」
何か用かな?と倉庫からひょっこり出てきた黒いナニカはそちらに向かうのだろう

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「そうだ。
ネムレス……ネムレス、いるー?」

少女は、
己に居場所をくれることとなった、
あのかみさまを探している。

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時は、少し前。
目覚めたら、贈り主の分からぬそれに気が付いた。

「……誰か知らないけれど、ありがとう」

微笑んで、少女はそれを
大事そうに仕舞ったのだろう……。

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「これは僕からの、君への再誕記念生きたいと願った日のお祝いだ」

貴方の側に、そっと柔らかな香りの贈り物を置くだろう。

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「…………」

安らかな微睡みの中にいる貴方に、そっと近づいて。

(→)

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