Ino.16 華の咲く島 - シマナガサレ
サバイバルミディアムパスワード付
ちょっと不穏? な島

Ino.16 華の咲く島

R18つける程じゃないけれど、ちょっと人を選ぶロールをやりたい! そんな雰囲気の、真面目めのシマです。詳細は@Fellen_teikiまで

STATS

8人 / 人数

サバイバル / 難易度

ミディアム / 広さ

OVERVIEW

ちょっと人を選ぶロールをやりたい! でもR18つける程じゃない!

チャットとメッセージ

ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。


「そうかもしれないねぇ。
まぁ、ムー達に被害が無いならこっちも手を出す事はしないけどさ」


手を出せば最後、容赦はしないつもりだ。
人間が精霊達に勝てるとも思えない。
少なくとも己の世界では、だが。

受け取ってくれた花を目を細めて眺め。

「うん、いいよ。
恋愛のお話でもその他のお話でも、何か話したい事があればそれに向かってお話して。
ムーは君の友達なんだから」


大事な話。他愛ない話。
それを会話だけでも共有出来れば、寂しさも少しは紛れよう。

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「…概ね、利害が一致しているとかじゃないかな。
 その辺りの、表沙汰に出来ない力を欲しがる為政者も、少なくないからね」


弱体化はするものの、社会からそうそう消えるものでも無いのだ。

「…ありがとう」

差し出された牡丹の花、それを受け取る。

「多分、困難な道程になると思う。
 何度か、君にも話をするかも知れない。
 それでも、もし彼女に上手く伝えられたら……
 ムー、君にいの一番に報告するよ」

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「国ごと…は、少なくともムーの周りでは聞いた事無いかな…?
せいぜい街ごととかそういうのかな」


淘汰されない理由は、色々察せられる所はあるが。

牡丹は君達の幸福、安寧を願うよ。
お話出来るなら少しは寂しさも紛れるだろうしね。
ん、なら…」


片手を開く。
そこに一輪、見事な牡丹の花が咲いた。
甘く華やかな香りを放つそれを、彼へと差し出す。

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「…どの世界、どの国にも…
 裏の商いを行う者は居るものさ。
 大体は、表向きの稼業を隠れ蓑にしているからね。
 まあ、国を牛耳れる程の規模は、そうそうないとは思うけど」


そこまで来れば、国自体が癒着しているレベルだ。

「…無論、それは承知の上さ。
 徒花と化す想いだってあるものだよ。
 …でも、話を聞いてくれるのは…僕としても有難い」


話が出来る提案があれば、それには乗るつもりだ。
やはり、寂しいものは寂しいらしい。

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「そういうのはどこにでも居るんだねぇ」

己の世界でも、裏社会の存在は居るらしい。
聞いた話でしかないが。

「だから自分の想いは秘めておく、と。
そういう考えなんだ。
……ムーは部外者だからあれそれ言うつもりもないけど…
多分ああいう依存体質は時間をかける程互いの事しか見えなくなるよ。
それは、頭の片隅に置いておいてね」


彼の想いも尊重はするし、応援もしよう。
必要なら、牡丹の花連絡手段も授けるつもり。

「話ならいつでも聞ける手段はあるよ。
君が望むなら、それをあげる」


せめて貴方の安寧になれれば。

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「…ああ。
 謂わば、マフィアってやつさ」


分かるなら話は早い。

「…有体に言えば、ね。
 とは言え…だよ。
 彼女は今、人として当たり前に理解出来る筈のものが欠落していて、愛を正常に理解出来ない状態だ。
 そんな中で態々しゃしゃり出て、彼女にそれを言ったところでどうなる?

 …彼女への余計な負担になるような事は、正直したくない」

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「ムー、君達人間よりは永く生きてるからね。
察しはつくよ」
「…三つ目の理由が大多数を占めてそうだね。
君は…黒社会ヘイシャーホェイで生きてたんだっけ?
ファミリーとかそういう話してたしさ」

「自分では彼女に愛を教えられない。
だからもどかしい…っていう感情?」


その事実をまざまざと見せつけられて、それでも尚
口にも行動にも出さない彼は余程大人なのかもしれない。

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「……はぁ……やっぱり、分かっちゃうんだなぁ」

観念したかのようにつぶやく。

「…確かに、それは25%正解だよ。
 僕としては、あと3つあってね。
 『ミオが生きててくれて良かった』
 『ミオも、この島で成長したんだ』
 あと1つは……
 『僕では、彼女に愛を教える事が出来ないんだ』……さ。

 正直、今の彼女は愛を知らず、且つ愛に飢えている。
 その意味を教えられる適任者は、リシアンサスを置いて他に居ない。
 …これは、認めざるを得ない…事実なんだ

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「……」

普段は冷静な彼の瞳に確かな揺らぎが見えた。
という事は…。

「島でミオが打ち上げた花火の時に、何となくね。
それにミオを眺めている目が…寂しそうに見えたんだ。
『どうして僕じゃないんだろう』…みたいな?」


なまじ、人よりは永く生きているのでそういうのにも多少は敏感なのだ。
特に『視線』に関しては。
妹から、周囲から。期待や憎悪交じりのものを常日頃受けている。
だからこそ。

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「………!!」

明らかに、今までの彼らしからぬ動揺が見て取れる。

「…どうして、そう、思うんだい…?」

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「…ムーの気のせいだったらごめんね?
あの、クライルってさ…」
「ミオの事好きなの…?」


言いたくない、或いははぐらかすのであればそれで話は終いにしよう。
ただの思違いだという事にしておく。
だから、無理に言う必要はない。

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「……何かな?」

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>>169736
クライルの視線が、二人に向けられている。
ただ、その感情が。己が二人に向けている感情とはまた別のものに思えて。

「…ねぇねぇ、クライル。ちょっとお話良い?」

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「素直じゃない奴だな」
と一つ長い溜息を。

「いや、それは僕にも言えるが」
彼に言えたことではないかと言いながら
彼が渡してくれたナイフのデザイン良さに
若干不満を持ちながら自身のハンカチで優しく包んだ。

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1440 Eno.48 -> Eno.177
 

いつの間にか、貴方のポッケだか羽毛の間かに、革製の鞘に入った黒い刀身のナイフが入ってるだろうか。

革鞘の隅に、飛ぶ鴉と三日月を重ねたようなマークが縫われている。

……鞘に紙が巻かれている。

『包帯と茶の礼』

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「僕は今は、
ちょっと花を咲かせるしか出来ないけど……
これからもっと色々覚えて、
やれること増やすね」

自分の為にも、頑張りたいのだ。

「……未来が楽しみ。
そんな訳で、よろしくね、リシアンサス!」

軽く報告して、会話を切り上げた──

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「そっか
それならよかったよ」
色んな世界を見に行く者が増えた
これはきっと喜ばしいこと

「世界から逃げたらもう縛られる事はないし
自由に見に行けるだろうさ…私も付いていくしね」
護衛にもなるから安心だ

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「……リシアンサス」

クライルと少し話してから戻ってきた。

「えっとね、クライルの意思も聞けたよ。
『僕も共に連れて行ってくれるのなら、
これ以上のことはないよ』って」

「……僕もクライルも、帰る場所がなかった。
元の世界から逃げて、自由に生きたかった。
……これから、3人で色々な世界を見に行くんだ!」

楽しげに語る、“これから”のこと。

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「一緒に行って良いって!
僕もクライルも、帰る場所がないから。
リシアンサスのところに行って、
そこで新しく色々な世界を、見よう」

嬉しそうに、ミオは笑う。
僕を助けてくれた君が、
これから幸せに生きられるのなら!

「じゃあ、リシアンサスに伝えてくるね。
……未来が楽しみだね、クライル」

少女は、優しいかみさまの方へ駆けて行くのだ。

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「リシアンサスの世界か…うん。

 僕も共に連れて行ってくれるなら、これ以上の事は無いよ」

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「…………クライル!」

さっきの話の続き。
優しいかみさまと少し話してきたミオは、
君の方へ戻ってきた。

「……リシアンサスと話してきた。
……クライルさえ良ければ、
僕とクライルで一緒に、
リシアンサスの世界に……来ない?」

その許可はもう、貰っている。

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「…………ありがとう。
じゃあ、3人で、一緒だね」

僕を愛してくれるあなたと、
僕の素敵な友達のクライルと。
助けられたから、助けたかった。
受けた恩を、返したかった。

勿忘草は、誰かの為に咲く。


「……じゃあ、クライルに言ってくる。
ありがとう……リシアンサス!」

にこ、と笑って、
友の方へ向かっていくのだ……。

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「なるほどねぇ
そう言うことなら良いよ?」
神は快く了承してくれるだろう
貴女が信じ助けたいと思える存在なら神は寛大だ

「それに話は聞いていたしね?
流石に必要物資とかの準備は必要になってくるけど
まあ、其処はどうとでもなるから伝えに行って良いよ?」

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1433 Eno.16 -> Eno.53
ミオ

「……その、あの。
ダメなら、仕方ないって、諦める、けど」

前置きをした。
断られる可能性も考えている。
ダメ元でも、頼んでみたいことが。

「……クライルの話を聞いたんだ。
クライル、今の場所を捨てて、
幸せになりたいって、自由に生きたいって。
僕を助けてくれた彼が、言うんだよ」

だから、と。
あなたの宇宙の瞳を、見て。

「…………クライルもさ、
僕らと一緒に……リシアンサスの世界に連れてけないかな。
…………ダメ、かな。
僕はクライルを、助けたくて」

あなたとニライとクライル。
この3人が、今のミオの大きな恩人だ。
その恩人の、力になりたかったんだ。

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