Ino.1 『すくい』→『いきる』→『るてん』島 - シマナガサレ
テスト島(大) その1

■ Ino.1 『すくい』→『いきる』→『るてん』島

体験版用の大きな島です。 想定人数:25人前後

STATS

28人 / 人数

体験版 / 難易度

ラージ / 広さ

■ チャットとメッセージ

ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。


Eno.379 ->Eno.216

シスター

[Eno.379] 2022-08-20 19:17:19

「あ、ホームラ……ピッチャー返しっ!?
ああ、ムカデが、ムカデが、服に、服にっ!?
ひえっ……背中っ、おひりっ!?」

名状しがたい悍ましい悲鳴を上げるシスター。
遂に天罰が下されたのかもしれない。
その間にバッターの方にも惨劇が訪れ、
砂浜の方に消えていく、水蜜桃

「る、瑠璃子さまぁ、お待ちを~~~~っ!?
お待ちを~~~っ、まずいですっ!!
その格好まず……
――



某島森林部。本日のお天気は、快晴です。

(引いて止まり、エンディング曲が流れ始める)

Eno.216 ->Eno.379

瑠璃子

[Eno.216] 2022-08-20 18:53:05

「…………ム、ムカデ…ッ!」

宙を舞うムカデに、意味もなく棒切れを振り回す瑠璃子。

「……………!!!!」

むき出しの水蜜桃に蝶がピタリと止まって、
声にならない悲鳴をあげると、
シスターを連れて砂浜のほうへ走っていくのだった。

その恰好で―

Eno.379 ->Eno.216

シスター

[Eno.379] 2022-08-19 20:46:39

「そう……ですね。気のせいですよね。
このひしひしと迫る寒気や悍ましい気配も気のせい。
何かが肌を撫でる……幽玄たる魔の手の――

あ、これムカデです!?
ひゃんっ!? もぞもぞしてますぅ?!?!


木の上から、袖に落ちた虫を宙に放り捨てるシスター。

Eno.216 ->Eno.379

瑠璃子

[Eno.216] 2022-08-18 21:11:00

「……焚火の黒煙。
 そう…そうに決まっております。
 
 幽霊などと…きっと気のせい…。
 かすかに聞こえてくる子供の泣き声も。
 肌に触れる冷たい空気も…すべて気のせいでございますよね……」

Eno.379 ->Eno.216

シスター

[Eno.379] 2022-08-18 20:21:57

「うーん、調理の木材を燃やした黒煙が漂ってきちゃっていますね。
風向きまでは、考えていなかったです」

写真を覗き込んで、顎に手をあてて考えるシスター。
――はて、そんな煙見えていたか?

Eno.216 ->Eno.379

瑠璃子

[Eno.216] 2022-08-18 20:20:24

「……シ、シ…シスター様。
 こ……これは、いったい……」

写真の該当部分を
おわかりいただけただろうか
ばりに指さしている。

Eno.216 ->Eno.379

瑠璃子

[Eno.216] 2022-08-18 20:18:34

***ぴえん***

Eno.379 ->Eno.216

シスター

[Eno.379] 2022-08-18 20:13:28

「それでは、次はわたくしも――」

次の一枚のシャッターを切る。

「こうして見ると、南国でバカンスをしているようです。
風光明媚で日差しもあたたかで……
リゾート島に見えてきます」

儚げに微笑んでいる写真の中のシスター。
よく見れば、その周囲に少年少女らしき黒い影がダースで全身に纏わり付いている。
ほんのりと手足を掴んで、地面の下に誘うように。

Eno.216 ->Eno.379

瑠璃子

[Eno.216] 2022-08-18 20:03:06

「……そ、それでは…わたくしから。
 
 ……こ、ここを押せば…よろしいのでしょうか?」

慣れない手つきでシャッターをカシャリ。
ジーと音が鳴ると、写真が排出された。

シスターと瑠璃子。その後ろには無人島の風景が広がっている。
探せば、なにか別のものも映り込んでいるかもしれない。

Eno.379 ->Eno.216

シスター

[Eno.379] 2022-08-18 19:36:15

「はい、喜んでお供させて頂きます。
瑠璃子様とご一緒は光栄でございます」

すまし顔を作り、記念写真に備えるシスター。

「四つあれば、どれか動きましょう。
畏まらず、シャッターをどうぞ」

Eno.216 ->Eno.379

瑠璃子

[Eno.216] 2022-08-18 17:58:27

「……記念撮影?
 わたくしと一緒でも、よろしいのですか?

 で、でしたら、喜んで…
 わたくしからも、お願いいたします。

 壊れていなければ…よいのですが……」

カメラをカチャカチャ

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 13:37:09

「ええ……あなたの協力のおかげで本当に助かりました。
ありがとうございます。

オルーナジュさんも、どうかお達者で」

Eno.48 ->Eno.194

オルーナジュ

[Eno.48] 2022-08-18 13:35:11

「そう。……その心構えだけは覚えて帰るよ。

 ほんの一時とはいえ、君とユウリさんは僕が仕えた人。
 帰った先でもどうか無事で。伝えといてね」

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 13:24:27

「……あなたの行く先がどのような苛烈な場所なのか、
私には見当がつきませんが……

強く生きる事と、
思い出を大事にする事は両立できると思いますよ。

少なくとも私は、そうするつもりです」

Eno.48 ->Eno.194

オルーナジュ

[Eno.48] 2022-08-18 13:21:59

「それが双方にとって一番いいと思ってね。
 命を助け合ったとはいえ、たかだか数日の出来事でしょ?
 ……そんな思い出に左右されてちゃ、霊都では……

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 13:10:09

「そうですか……」

この先の運命がどちらだとしても、別れは避けられない。

「寂しくなりますが、しょうがないですよね。
皆さんには言わずに去られるおつもりで?」

Eno.48 ->Eno.194

オルーナジュ

[Eno.48] 2022-08-18 13:03:24

「特別な感情はないよ。僕が還ることは、
 "そんなことで止められるべきことじゃない"らしいし。

 残念ではあるけどね、ほんの……ちょっぴり」

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 12:53:36

「……人々は、私が思っているより
真実に興味がないですからね。

あなたは、どういう感情で海に還るんですか?
少なくとも嬉しそうには見えません」

Eno.48 ->Eno.194

オルーナジュ

[Eno.48] 2022-08-18 12:49:51

「そういうこと。……そもそも僕の記録とか、
 持ち帰ってもフェイク扱いになるんでしょ?
 船が来た時が、この与太の終わりだよ」

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 12:44:49

「深海……ですか」

素潜りでも届かない領域。

「では……
私達が脱出できる船がもし来た時、
オルさんとはお別れになる、と」

Eno.48 ->Eno.194

オルーナジュ

[Eno.48] 2022-08-18 12:42:00

「泳げないよ、でも沈んでいくことはできる。
 普通に水の中で息できるしね。
 そうして沈んでいった先が、僕の還るべきところだよ」

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 12:35:37

「確かにその希望には期待してますが……
え!乗らないって……

でもあなた泳げないって言ってましたよね?
この島、沈んじゃうかもなんですよ!」

Eno.48 ->Eno.194

オルーナジュ

[Eno.48] 2022-08-18 12:33:22

「いや――別にそうでもないよ。
 まあ言うだけタダか」

「ボトルメッセージ、あったよね。
 あれを信じるなら、もうすぐ船が通りかかる頃だ。
 ……僕はその船には乗らずに帰る」

Eno.194 ->Eno.48

ルガD

[Eno.194] 2022-08-18 12:29:30

「何故ですか?
それは、我々には相談できないことですか?」